Projectorの使い方
Added 2023-09-01 07:03:12 +0000 UTCv1.09時点でのProjectorの使い方です。
この投稿の内容は古いです。下記を参照してください。
https://www.patreon.com/posts/subcapture-ifang-89386332
1. 背景を分かりやすい色にしておく
後の工程で透過させる色です。キャラクターや背景に含まれておらず、かつSDが出力しやすい色なら何でも構いません。私はマゼンダにしています。

2. シーンを作成しカメラ位置を保存する
キャプチャしたときのカメラ位置が後で必要になるので必ず保存しましょう。

3. SDで個別に描画したいものにSubCaptureを設定する
このシーンでは女の子に2つ、背景に1つ、計3つのSubCaptureを使います。
またことのとき、SubCaptureの[Other Option]で、キャラクターのSubCaptureには[Character Only]を、背景のSubCaptureには[Background Only]のチェックを入れてください。

4. [Take screenshot]をクリックし、キャプチャを行う。
私はColor+Canny+Normal+HandNormalをキャプチャしています。
背景が変ですね。海のエフェクトをキャプチャできていないようです。まあ、あとで個別に取り直しましょう。気にせず続けます。画面が変になったら再起動で治ります。

5. 個別の画像に対しSDで画像生成を行う。
i2iで画像毎に生成を行います。キャラクターの生成では((simple background)) というキーワードを入れると高確率で単色の背景を出力してくれます。

このとき下記のようなグラデーションが入った背景は避けてください。後の工程で透明にするのが難しいです。

ガチャを30回程繰り返し、下記の3枚を得ました。

6. 画像をKKSへ取り込む(1)
この辺りはPhotoshopやGIMPを使える人ならそっちでやるのもありかもしれません。私はそれらを使えないのでKKSでやります。
Projectorの[Add]をSubCaptureの個数分クリックします。この時点では真っ黒ですが正常です。

7.画像をKKSへ取り込む(2)
最初にProjectorをクリックし、次にキーボードのCtrlを押しながら、投影したいSubCaptureをクリックします。
するとProjectorの[Link]ボタンが押せるようになるのでクリックします。

LinkがUnlinkに変わったらOKです。
8. 画像をKKSへ取り込む(3)
[Load Texture]をクリックしでSDで生成した画像を選択します。次にカメラをキャプチャ時に戻した状態で、[Capture Depth&Mask]をクリックします。こんな画面になればOKです。画像はまだ他の画像に隠れて見えません。

9. 画像をKKSへ取り込む(4)
他のSubCaptureでも同様にLinkとLoadとCaptureを行います。こんな画面になります。

10. 画像をKKSへ取り込む(5)
透過色を設定します。Projectorウィンドウの[Start picking]をクリックします。

透過させたい場所をクリックすると、そこの色が透過対象に登録されます。若干色がズレているのはKKSの描画の仕様です。スルーしてください。

色の右にあるバーを調整すると、類似の色を透過色にできます。

終了したら[Finish]をクリックします。

良い感じになりました。

もう一人でも同様の処理を行います。
クリックしても色が追加されない場合、同じ色が既に登録されています。
また、もしクリックしても透過されない場所があった場合は[Or Mask Erosion]を大きくしてみてください。

アウトラインにジャギがある場合は[Depth Blur]を増やしてみてください。

はい、SDが出力した画像の合成が得られました。

色味が異なる場合は[Effect Off]をクリックしてください。KKSのフィルターを外します。

11. ColorとCannyを再出力する
ColorとCannyのPreviewボタンを右クリックし、合成した画像でのキャプチャを生成します。

生成されたキャプチャ


12. i2iで再加工
新しく生成した画像は、いかにも合成しました感があるのでi2iで再度加工していきます。
生成したカラー画像とCannyと、最初に生成したdepth/normalなど使って、再度i2iを行います。CannyのWeightは多少高め(0.6~)でもいいかもしれません。
このとき[Denoising strength]は0.4~0.5程度の低めの数値にしましょう。
また、画像の個別の個所に影響を与えるようなプロンプトは入れないほうがうまくいきます。下記の例では"masterpiece, best quality, "以外はいれていません。


13. 完成
何度かガチャって良い感じの画像が生成できました。あとはこの画像を更にi2iするのも良し、lineartの素材にするのも良し、好きなようにしましょう。
