この地下闘技場には基本的に反則がない。
ただ、選手は全てオーナーの「所有物」であるが故に「度を超えて傷つけること」は暗黙のルールで禁止されている。過去には試合がエスカレートして対戦相手を殺害した選手が「死よりも重い罰」を受けたことや、殺さなければ良いと調子に乗って相手を再起不能にした選手が同じように罰されたことが公表されており、選手たちによる自主規制の中で試合が成立している現状だ。
その隙間をかいくぐるものであればいかなる道具を持ち込むことも咎められることはない。
今日のリュウガの対戦相手は、そうしたルールの下で猛威をふるう「道具を使うタイプ」の選手だった。
床まで付くほどの長い袖の内側に複数の得物を隠し持ち、そしてそれが何であるかを悟らせぬまま袖の中で次々と武器を持ち替える戦法。
試合開始と同時に明かなリーチ外から袖が伸び、長い棍のようなもので鳩尾を一突きされ、リュウガは目を白黒させた。
咄嗟に長物使いであると判断したリュウガは、刹那のうちに肉薄し相手のレバーを狙った一撃を放つ。
それを長い袖のまま腕がガードをする。
「甘いんだよッ!」リュウガの一撃は、並大抵の格闘家であればそのガードの上からでも直撃が大きなダメージとなるものだ。だが、相手の腕を殴った感触は
「なんだっ…!? 鉄板…?」
ひらひらと緩やかな袖の下に筋肉とは違う分厚い感触。
だがそれでも相手を腕ごとはね飛ばす程度の威力があった。
「そんなもん仕込んでようが、盾ごと叩きのめしてやるよ」
「図に乗るなよネズミが!!」
安い挑発だったが、激昂した様子で再度袖を伸ばす。
初撃は不意を突かれたが、完全に軌道が分かっている突きなど恐るるに足りない。突きの軌道から横に躱し、距離をつめる。だが、突きだったはずの袖がしなるとリュウガの脇腹を抉った。
「ぐっぁ」
(なんだ…鉄球??棒以外にも持ってやがるのか)
兎に角距離を取られるとまずい。
得体のしれない攻撃を受けながらも体は動かしたまま距離を詰めるリュウガ。
だが、相手はリュウガの打撃を金属の板のようなもので防ぎつつ、その威力を利用して距離を取ってくる。
距離をとったあとには袖が伸びてくるが、棍による突きであったり、分銅による軌道の違う打撃であったり、はたまた伸びてきた袖が腕に巻きつき電撃のような痺れが体を襲うこともあった。
相手にも防御越しに打撃が入っているとはいえ、相手のペースで試合が進み、格闘戦であるにも関わらずリュウガは優位を取れないことに焦り始めていた。
焦りは視野を狭める。
相手の上半身の動きを注視していたリュウガは、足元に潜んでいた細いロープに気付かず、接近の際に足を見事に取られうつ伏せに倒れてしまう。
「くくくく…」
「くっそ、どこまでも姑息なマネしやがっ…て」
倒れたそこは、マットの感覚ではなかった。
粘り気…体がマットに貼り付けられている。
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(*・ω・) おーひーさしーぶりです!!!
難産でした!!!!
もー描きたいものを出力する能力がなさすぎて「あーーーーインプットが足りてない!!」となりつつ、ぐるぐる目で描きましたですよ(*@ω@)大混乱
地下闘技場っぽく、普通じゃ絶対ない反則をリングの上で…!ということで、ゴ●ホイホイならぬリュウガホイホイみたいなことをしてみました。
えっちな液体マシマシで、脱力の状態異常もできて大満足です( ˘ω˘ )
股間が見えるアングルにならなかったのが残念ポインツ…(一応ねばねばの間からつま先で蹴られてるのが見えるようにはなってるんですが、わ か ら な い が過ぎる)
17日に更新するつもりがもう週末で…><
次も日曜更新目指してさっそく作業します!遅刻はしてもペースは落としたくないので週1更新ペースは維持したいきもち(*・ω・)
そして色塗りは実験中なのです。どういう塗りがいいかなあー
というわけで、今週もありがとうございました!
また週明けごろにお届けできれば!
Latrans
2020-05-26 00:15:40 +0000 UTCとーる
2020-05-23 04:02:07 +0000 UTC