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ショート・ストーリーとアンケート2!!】-The struggling boss-

『俺達は依頼を受けただけに過ぎない。あんたから、あんたの部署の主要なデータがある場所と、そのアクセスに必要な情報を聴き出せ、とな。』


覆面を被った男が、厳重に拘束された麻紀に問いかける。その顔を、麻紀は思い切り睨みつけた。夥しい量のテープで口を塞がれているため、普段なら吐くありったけの暴言は出せない。


・・・状況は絶望的だった。二人ほど殴り倒したとき、首筋に何かが当てられ、意識が飛んだ。


そして気付けば、麻紀は古びた倉庫に監禁されていた。身体が折り曲げられ、ビクともしない。身体を揺すると、ギシギシという何かが軋む音と、金属が鳴る音がする。全力で力を込めたが、何も起こらなかった。


携帯電話を探そうとするが、ポケットの中には何も入っている感覚がない。恐らく既に処分されたのだろう。


そうこうしている内に、麻紀を囲んだ連中の一人が倉庫内に入ってきて、彼女にドスの利いた声で問いかけた。


『ー自分の状況はわかっただろう?大人しく白状した方が身のためだと思うがね』


・・・状況は絶望的だ。そうはわかっていても、訳のわからない輩においそれと降参はできない。ありったけの力を眉間に込めて、男を睨む。それが麻紀の返答だった。


『ーそうくると思ったよ。流石"魔鬼"って呼ばれるお人だ。』そういうと、男はダクトテープを麻紀の眼前に突き付けた。


『まずは20秒。最初はその後、30秒休ませてあげよう。だが2回目以降は、1秒ずつ時間を伸ばして、休憩を削る。意識が飛んでも、何回でも起こすからね。』


男は少しだけ声のトーンを上げてそう語ると、ダクトテープを10㎝程の長さに千切り、何枚も自分の腕に貼っていく。


その行動の真意を、麻紀は計りかねていた。一体それで、何を・・?


ー男はその内の一枚を手に取ると、素早く麻紀の顔に貼り付けた。そして、その上からもう一枚、もう一枚と、何回も同じ行動を重ねていく。


『(・・・・・・!!)』麻紀は焦った。息ができない。顔を振っても無駄であった。そんな様子を見ながら、男は麻紀に語りかける。


『根競べってことさ。得意でしょ?だが、こっちには時間があるのでね。あんたが降参するまで、いくらでも待たせてもらうさ』


麻紀は男を睨みつけた。その顔は紅潮し、額には汗が滲んでいる。


その様子を見た男は、覆面の下で満足げな笑みを浮かべるのであった。


※次回作の展開も、アンケートにしております!もちろん、短文回答頂いたものからでも、色々と参考にしたいと思います!


4月11日(日)終日までで、よろしくお願いします!!

https://docs.google.com/forms/d/1BPyCFhZjRtWncpoSVhJbZD-qsKINzNMwae6LAyNvtls/edit

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