『ぐ・・・ぐっ!!』 部活終了後、独り体育倉庫を掃除していた彼女は、 突如何者かに襲われ、拘束された。 刺激臭のする布を顔に当てられ、そこから意識を失い・・・。 目覚めたときには、身体の自由は完全に奪われていた。 状況は分からないが、身体が自由に動かせないだけでなく、 呼吸も心なしか苦しい。 だだっ広く、埃っぽい倉庫内に、『すー、ふー』という音だけが響く。 『(一体・・・何が、どうなって・・・?)』 不自由な身体を動かし、仰向けになる。 脱出の糸口は、見当たらない。 下手に動けば埃が舞い、一層呼吸が苦しくなる。 彼女は深いため息をついた。 ―その恥ずかしい姿が、裏サイトでライブ中継されていることなど、知る由もないままに― 完