闊達そうな茶髪の彼女。 利発そうな黒髪の彼女。 対照的な性格ではあるが、その仲は良好だ。 この日も、二人並んで帰る途中・・・・ 気付いてみると、自由を奪われて、とても暑苦しい場所に居ると分かった。 目の前にはお互い親友と認める相手がいる。 だがその格好は、とても珍奇と言わざるを得ない。 白と黒の競泳水着とニーハイソックス。色もまた正反対。 通気性の悪さなどが相まって、汗がとめどなく噴き出てくる。 防水性なのか、身体に絡みつく拘束が剥がれる気配はない。 指が使えないせいで、相手のそれを解くこともままならない。 何故私たちはここに? その疑問が時折脳裏をちらつく。 しかし今彼女たちに出来ることは、猛烈な熱気の中、無駄な抵抗をすることだけであった。