こちらはDJDのノンケ浩二と菜ノ花を交えた3Pルートになります。
場面としては最初の浩二と菜ノ花のSEXを目撃した主人公が翌日浩二と会話を交わし、その経過で3Pのフラグが立った後に雨の日のバス停に現れるのが浩二ではなく菜ノ花(なのか)だった状況として分岐します。
※男女性交渉のシーンがあるため、苦手な方はご注意ください。
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雨の日のバス停
そこに立っていたのは傘をさした菜ノ花(なのか)だった。
僕「…あ…」
思わず声が漏れる。気まずさと、心臓を直接掴まれたような動揺が、肺の奥を重くする。
菜ノ花は僕の視線に気づくと、いつもと変わらない、けれど、どこか浮世離れした穏やかな笑みを浮かべた。
菜ノ花「…ナツトも今帰りだったんだね」
菜ノ花はそう言うと僕の隣に腰を下ろした。
彼女はそう言うと、僕のすぐ隣に腰を下ろした。 狭いベンチ。
触れ合いそうな距離から、雨の湿気と混じって、彼女の体温がかすかに伝わってくる。
トタンを叩く無機質な雨音は、僕たちの間に流れる沈黙を埋めるどころか、むしろ僕の焦燥を煽るように激しく響いていた。
何の話題を切り出せばいいのか、僕が思考を巡らせているうちに、菜ノ花が口を開いた
菜ノ花「…あのさ、ナツト」
反射的に僕は顔を上げた
菜ノ花「ナツト最近元気無いんじゃない?」
菜ノ花が切り出した話題に僕は身構える
僕『そ、そんなことないよ…』
菜ノ花「もしかして…私と浩二のエッチ覗いてたこと…気にしてる?」
突然の、菜ノ花の言葉に僕の頭の中が真っ白になった。
そこで僕は初めて顔を上げて、菜ノ花の顔を見た。
菜ノ花は満足気な笑顔を浮かべて微笑んでいた。
何で菜ノ花の口からそんな言葉が出てくるのか、理解が追いつかない。
菜ノ花「…え?気づいてないと思ってたの?」
僕は返す言葉を見つけられず、口をパクパクと動かすことしかできなかった。
そんな僕に対し、菜ノ花は明るい笑顔で言葉を続けた。
菜ノ花「大丈夫だよ…!私、協力するから」
僕「協…力…?」
震える声でようやく絞り出した言葉は、雨音にかき消されそうなほど弱々しかった。
そんな僕を尻目に菜ノ花は明るく続ける
菜ノ花「だって、ナツトは浩二のことが好きなんでしょ?だから、ナツトが浩二とエッチ出来るように協力するよ!」
僕「え…何…言って…」
菜ノ花が僕の顔を覗き込んだ。
菜ノ花「だって私はずっっっと昔からナツトのことが好きだったんだよ?」
彼女の言葉には、狂気にも似た真実味が宿っていた。
言葉を失い、呆然と彼女を見つめることしかできない。
一分ほど続いた沈黙。トタンを叩く雨音だけが、やけに鮮明に聞こえる。 菜ノ花は、噛みしめるように再び口を開いた。
菜ノ花「私もさ…最初はショックだったんだよ…?ナツトが浩二のこと好きなのに気づいて…"あぁ…私の気持ちは叶わないんだ"って、絶望?みたいな気持ちになっちゃってさ…でも諦めきれない気持ちも強くて…私のことを少しでも見てくれるように…どうしたらナツトを喜ばせられるか一生懸命考えて…それで…」
菜ノ花の表情が、一瞬だけ、ゾッとするほど真剣なものに変わった。
菜ノ花「私のために浩二にナツトとセックスして貰おうと思ったの」
その菜ノ花の言葉には真意が込められているような迫力があった。
その言葉に含まれた重圧に、僕は呼吸を忘れた。 彼女の論理は破綻している。なのに、その瞳に宿る熱量だけが、僕の内心を、隠していた劣情を、無慈悲に暴き出していく。
菜ノ花は笑顔を浮かべながらも真剣な目を僕に向けて問いかけてくる。
菜ノ花「…それで、ナツトは…浩二とセックスしたい?」
菜ノ花の真意は分からないまま、その僕を打ち抜くような視線に僕の内心を見すかされているような気分になる。
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A セックスしたい
B セックスしたい訳ではない
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A セックスしたい
僕はしばらく言葉を探し――やがて、静かにうなずいた。
菜ノ花「……よかった! それじゃまた連絡するね! 次の休みとかにしようと思ってるから! 予定、空けておいてね!」
菜ノ花は満面の笑みを浮かべると、くるりと踵を返し、雨の降りしきる中、坂を下っていった。
僕(――……何だったんだ今のは…?)
菜ノ花の言葉が頭の中で何度も反芻される。
いくら反芻しても理解が追いつかない。
僕(菜ノ花が僕のことを好きだった……?それじゃ、あの浩二との行為は……?2人は付き合ってるんじゃないのか……!?)
想定外すぎる展開に、現実感がまるでなかった。
告白のようでいて、まるで他人事のような声色。
善意のようで、どこか冷たく突き放すような笑顔――。
想定外の告白と提案に、思考がぐちゃぐちゃにかき乱され、答えの出ないまま時間だけが過ぎていった。
――その時。
浩二「よぉ、ナツト。どうしたんだ?」
突然声をかけられ、僕はびくりと肩を跳ねさせた。
浩二「おっ、おいおい、なんだよその反応は(笑)」
顔を上げると、そこにはびしょ濡れの浩二が立っていた。
髪からは雫が垂れ、Tシャツは肌に張り付いている。傘も持っていないようだった。
浩二「しかし雨、すごいな……。びしょ濡れになっちまったよ」
浩二はいつもの人懐っこい笑顔で笑いながら、濡れた髪をかき上げる。
まるで、さっきまでの出来事を何も知らないかのように。
僕「あ……う、うん……」
動揺を隠しきれないまま返事をする僕の隣に、浩二は当然のように腰を下ろした。
浩二「その様子だと……前よりは元気になったみたいだな?」
僕「そ、そうかもね……」
菜ノ花の真意に頭を支配されていた僕は、ただ上の空の返事をすることしかできなかった。
浩二「――あ、そういえばさ。菜ノ花が…」
その名を耳にした瞬間、体がびくりと震えた。
浩二「…なんかさっき急に、“今度の休み、3人で遊ばないか”って連絡してきてさ。お前、都合空いてるか?」
本来なら――気を利かせて断るべき誘い。
だけど、さっきの菜ノ花の言葉が頭を離れない。
僕「う、うん……大丈夫だよ……」
浩二「おう! そうか! それじゃ菜ノ花に返信しとくな~」
浩二は嬉しそうにスマホを取り出し、画面をタップする。 その無邪気な横顔を見つめながら、僕は胸の奥を刺すような罪悪感に苛まれていた。
浩二は、まだ何も知らない。 菜ノ花の歪んだ愛も、僕がさっき、その歪みを受け入れてしまったことも。 降り続く雨は、僕たち三人の境界線を、ドロドロに溶かし始めていた…。
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続きは以下記事になります。

フナ
2026-01-17 17:18:44 +0000 UTCTaiga
2026-01-05 16:10:33 +0000 UTC