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――異世界から来た剣士と名乗るその身元不明の男は、路上でガラの悪い奴に絡まれてる俺を助けてくれた恩もあって今は俺の家に居候している…
――自分を剣士だと思い込んでいることから危ない薬の常用疑い、飯の代金としてみたこともない金貨(後で調べたら重量時価5万円相当)を取り出してくるあたり、相当ヤバい仕事をしているようだった。
だが、特に暴れることもなく簡単な日常会話が成立している点、そして何より…俺にとってドストライクのそのルックスとガタイに俺の理性が押し負ける形での居候生活も今日で3日目になる…
そして今日は俺がジムに行く日だということをソイツに告げると、「ジムとは何だ?」と聞き返してくる、冗談だろ?と思いながらも俺は”身体を鍛える場所”だと教えてやった。
――こんなやり取りも慣れてきた気がする。
そしたらソイツのテンションが急に上がり「それならば俺も同行しよう!」とか言ってきた…
たしかに、1人家に残すのも後々面倒なことになる気がして、仕方がなく俺はソイツをジムに連れていってみることにした(出かける前にタンスに隠しておいた私物のデカい剣を持っていこうとしたのは全力で止めた)
その結果…
「――…何なんだコイツは…」ほぼインテリアとして飾られてた片側60㎏のダンベルを軽々と持ち上げてはまじまじと見つめ何か訳の分からないことに感嘆している…
周囲のジム会員の視線を一点に集めていることにも気づいていないようだった。
総合格闘技をやっているジムオーナーもコイツに熱い視線を送っている
だが当の本人はそんなことはお構いなしに依然としてダンベルをおもちゃのように扱っている、そんなソイツを見ながら俺は…
「コイツにケンカ売るのはやめとこう…」と心に誓った…。
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フナ
2021-03-13 07:35:38 +0000 UTC修
2021-03-08 13:09:56 +0000 UTCフナ
2021-03-08 10:54:23 +0000 UTCtesshy
2021-03-07 22:19:20 +0000 UTC