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(先行)メイド・イン・ポイズン〜悪いセクサロイドに絡め取られ、崩壊する名家の話〜 第4パート

【第4パート】


俺は決起した。

シュンの体をないがしろにする苛烈な性教育の実態を、他の皆にも知らせなくてはならない。


その元凶──アリスとブレア。

突如として屋敷に現れた2人の特別なアンドロイド。あいつらがシュンの下に来てから全てがおかしくなった。

いくらシロヤマから派遣された最新型の性教育用セクサロイドだからと言って、あいつらが実践するカリキュラムが正しいとは到底思えなかった。

その証拠の1つに、シュンの学校での成績は性教育の開始以後急速に下降していた。

ほぼ毎日休みなく行われるようになっていた性教育はシュンの体力を容赦なく奪い取り、学業に集中する気力も時間も激減していたからだ。


肉体的そして精神的に目に見えてやつれていくシュンを俺はこれ以上見ていられなかった。


他の皆とは違う、唯一のチューターであるからこそ、俺は決起した。

これまでに撮り溜めた膨大な視聴覚データをメイド長に提出し、性教育を今すぐ中止すべきだと進言したのだ。


「これは……」


俺がメイド長に見せた映像にはベッドの上でのたうち回り、小さな喉を全開にしては激しく絶頂を繰り返すシュンの様子が映っていた。

無論この映像は俺がクローゼットに隠れながら記録したものだ。


竿を手のひらで転がされ、白濁をいやらしい女舌に吸い取られる一部始終。焦らされ遊ばれ、トドメを刺される。


「ふぐっ゜、ふんグッ♡♡゛」


最後、射精を我慢して歯を食いしばるシュンの必死な顔が画面いっぱいに映し出された時、マコトの拳が固く握られるのを感じた。


マコトは怒っていた。

自らの主が汚され、乱暴に弄ばれる一部始終が記録された映像は、マコトの倫理回路のハードル値を軽く超えていたようだ。


「天音、ありがとう。メイドの長としてこれを見逃すわけにはいきません」

マコトは力強く言った。先ほどまでの強い怒りの感情は落ち着いて、冷静ないつもの表情に戻っていた。


──そしてその夜、俺はマコトと一緒にシュンの部屋に乗り込んだ。


バタンとドアを勢いよく開けた時、まさに性教育のカリキュラムが開始されようとしているタイミングだった。


ベッドの上には全裸となったシュンの体が横たわっている。その横に置かれたステンレスの入れ物の中に、本日使う複数の器具が生々しく並べられていた。


突然のことにシュンはまず驚き、そして次の瞬間には恥ずかしさから顔は真っ赤に染まった。

全裸の姿を俺ならずマコトに見られたことでシュンは酷く動転し、取り乱していた。


ただ、ベッドサイドに立つアリスとブレアは不気味なほど表情を変えずに、人形美そのものを体現した顔を向けたに過ぎなかった。


「あらあら……♥これはこれは。メイド長にチューターの天音様ではありませんか」


動じず柔らかな笑みを浮かべたブレアが出迎えた。180センチはあろうかというブレアの肉感ある長身に見下ろされてマコトと俺は束の間気圧される。


「性教育の時間は何人もシュン様の部屋へは訪問しない、というルールはご存じですよね?」


アリスは目に露骨に不快感を宿していた。

点検のために一つ一つ検めていた搾精器具をバットに置いて溜息をついた。


「アリス、ブレア。今すぐ性教育を中止しなさい。あなた達がシュン様にしているソレは性教育と呼べるような代物ではありません」


マコトはきっぱりと命令形で言い切った。

フレームレスの眼鏡の越しに強い意思を宿した瞳が見える。


「まぁまぁ、そんな恐ろしいことを仰いますのね……♡」


「それはシロヤマ、ひいてはお屋敷の命令に背く──と勿論おわかりですわよね?」


マコトはひるまない。

「あなた達が毎夜行っているカリキュラムについて、実際の映像記録を見させていただきました」


その言葉を聞いて、セクサロイドの2人は少し驚いた風に見えた。

だがすぐに事情を察して、俺の方に視線を移した。


「──あぁどおりで。最近別の匂いがどこかから漂ってくると思っておりました……♡あれは天音様でしたか」


「天音様がいくらシュン様のチューターとはいえ、コソコソ盗撮だなんてイタズラがすぎていますね」


平静を崩さずに、2人は言う。

証拠を握られている事実にもう少しくらい動揺するかと思ったが、予想に反して2人は余裕の表情を崩さなかった。


「でも困りました♥ あくまで我々は城山家の方針に従って、下々の女達からシュン様を守ろうとしているだけなのです」


「はい。全てはシュン様のためなのです。その点どうかご理解いただけないでしょうか♡」


「──あの罰のようなカリキュラムが本当にシュン様のためだと思っているのですか!」


マコトが声を張り上げた。室内に音が反響してキンと余韻を残した。こんな興奮したメイド長は初めて見る。


これには2人も少し驚いた様子だった。

声を荒らげたマコトを見て、怯むどころかその逆であった。

アリスとブレアはこれまでに見せたことの無い程の艶美な表情を浮かべていた。

萎縮するでも反論するでもないその様子に俺は不気味なものを感じて背筋が震えた。


「ふふ♡ シュン様は本当に素晴らしいメイドに囲まれておいでですね」


「私たちもシュン様をお守りしたい気持ちは同じですので、本日はこういたしましょう」


マコトを簡単には言いくるめられないと知って彼女達も態度を変えた。あくまで不敵な笑みは残したまま、ある提案を持ち掛ける。


「これが何かお判りですか?」


ブレアはベッド横の金属製バットから、柔らかな筒状のものを取り上げてこちらに見せる。


「データとしての知識はあっても、実際に目にするのは初めてでしょうか」


一様なクリアピンクに着色された手のひらサイズの道具──それが性具であることは一目でわかった。


ブレアが手にした桜色の円柱は持ち上げられてからずっと弾力を誇示するようにぷるぷると震えている。


「これは、成人男性向けの性処理具であるオナホールというものです」


ブレアは底面の切り込みをこちら側に向けて筒の側面に握力を籠める。

『ぬぢ』と音を立て、糸のように細い縦長のスリットが縦に開く。女性器をかたどったシリコン製の裂け目の全貌が見える。

ローションによって濡れた挿入口が卑猥にぱっくりと口をあけていた。

粘糸を引く傷口のようなみずみずしい赤肉をこちらに見せつけたまま、2人は話し始める。


「シュン様のこれまで努力によって、性教育のカリキュラムは極めて順調に進行しております」


「手・口・胸のカリキュラムが完了し、そして今日からはついに偽物の女性器と。女体の誘惑に打ち勝てるよう、着実に成長されておいでです」


「ですが本番はここから。シュン様の遺伝子を狙う襲撃者は、まず何よりも自らの膣でシュン様の子種を直接搾りに来ることが想定されます」


「この偽の女性器を使用した行程では、一層ハイレベルな忍耐力が要求され、それはそれは長い時間が必要になりますわ」


「理想を言えば、女性の怖さが魂に刻まれるまで──」


シュンの腰を撫でさすりながらアリスとブレアは続けた。ここまでの話に論理の矛盾はない。


「失礼ながらシュン様は小柄でございますから、騎乗位の要領で上に跨られてしまえば『ぬぷり♡』と挿入されて──」


「──たんっ♥ たんっ♥と、押さえつけられながら腰を振られてしまえば、今のシュン様では、あっという間にゲームオーバー……♥」


「シュン様にも城山家にも不幸で忌むべき最後が待っています」


アリスが両手を力なく広げて肩をすくめた。


「──そのような未来をメイド長様も望んではいないでしょう。ですが一方でシュン様のお身体を案じる気持ちもよくよくわかりますわ……♥」


「ですので、本日はこういたしましょう」


話は本題に入った。


「もしもシュン様が性教育の成果を十分に身につけていると証明できたのなら、今すぐに性教育は完了といたしましょう」


マコトの表情に色がさした。

そんな大事な提案を向こうから持ちかけてくるとは予想外だ。


「それってつまり──」


「性教育は終わり、元の生活に戻れますわ♪ 私達はお払い箱となって屋敷から去ることになります」


「でも、もしも偽物のおマンコに勝てずに膣内射精などしてしまえば……♥ 当然カリキュラムは継続といたしますが、いかがいたしましょうか?」


まさか勝負の類を持ちかけられるとは考えていなかったため、しばらく逡巡していたマコトだったが、覚悟を決めた表情でセクサロイド達に向き直る。


「いいです。その勝負乗りましょう。──シュン様、射精を我慢しさえすれば性教育もすぐに終えられるようです。私も隣で応援致しますので、一緒に頑張りましょう」


マコトはベッドの足下に跪くと、シュンの両手を握る。その姿はまるで献身的な恋人のようでもあり、自信に満ち溢れてもいた。


「そういうことなら話は早いですわね♪」


ブレアは手にしたオナホールをシュンの竿にゆっくりと近づける。ぬらついた挿入部は柔らかく崩れてペニスを迎えに行く。


「では、5分間で良いので耐えてみてくださいね……♥」


『ちゅぷっ♥♥♥』


シリコンの口と亀頭がぶつかって水音を立てる。挿入部に力が加わり、閉じたスリットがむっちりと押し広げられた。


「んむっ……」


「さぁ来ますわよ。シュン様を付け狙う悪女のおマンコが……♡」


アリスはシュンの耳元で、夜半秘密を話すように静かに顰めく。


「狡猾で下品で、それでいて極上の名器がシュン様の子種を絞り取りに現れたのです」


「──きますよ、ほ~ら♡」


『ずっぷん♥』

シュンの竿がブレアの操る勢いよくオナホールの亀裂の中に飲み込まれた。


「はい……♥ 挿入完了」


「ふぅっ……♡ んんっむぅ……♡」


シュンの吐息が思わず漏れ出した。

最新型のセクサロイドが使用するものだ。

素材も質感も、通常のオナホールとはまるで違うようだ。


「この偽膣は、最も射精に適したタイプの名器を襲撃者が備えているケースを想定して作られたものです……♡」


シュンの身体がベッドの上で震える。

腰上に鎮座するクリアピンクの円柱体は微動だにしていない。それにも関わらずシュンは露骨に嫌がって肢体を翻している。


「どうされましたか?まだ始まってもいませんが……♥」


「シュン様。一緒に頑張りましょう。所詮はシリコンの偽物、しっかりと腰に力を込めて頑張ればきっと耐えきれますわ」


シュンの様子を不安に感じたのか、マコトは祈るようにシュンに言葉をかける。


「では、始めさせていただきますね♪」


ねっとりと嫋やかな曲線を描くように、ブレアが手首を捻ってピストンを開始する。


にゅるりん♥ にゅるっ♥


くっちゅん♥ くちゅぷっ……♥


捻りを加えたストロークで肉筒が2回、3回と腰にゆったり落下する。


「んぅふぅっ!んぅっ♡//」


「しっかり空気を抜いたオナホールですから。おちんちんに隙間なくぴったりと吸い付いて来るでしょう……♡」


ニュッぽ♥//ニュッコ♥にゅっ♥

ニュルり♥ にゅぷっ♥ ニュルる♥


「亀頭の出っ張りがイボイボ膣壁に最初に引っかかって、ゆっくりとディナーを愉しむように亀頭の性感帯を咀嚼します♡」


「──さぁ、想像してみてください。シュン様の上に跨って、得意げに腰を振っている女を」


倍音がかったアリスの澄んだ声は水音のあがる枕元でもクリアに鼓膜を揺らす。


「女の悲願は子を孕むこと。シュン様は今まさに悪女の子宮に子種を注いでしまうかどうかの瀬戸際にいるのです」


寝物語のように優しく静かに語られるアリスの言葉は、多量の湿気と淫靡な毒を含んでいる。


「女が持つ、柔らかく不条理な女性器。そう、シュン様を搾る為に──シュン様を犯す為だけに、練り上げられた悪〜いおマンコが」


「挿入の瞬間──、おちんちんの上下をゼリーのような膣肉でパックリと挟み込まれ、固定されてしまった時、こう思ったのではありませんか?『勝てないかも』と」


ぐちゅり♥ くちゅぷ♥ グチュ。


「口の中で転がされる飴玉のように亀頭は入念に玩味され──」


ぐちゅっ♥ くちゅぅぅぅ♥ぐちゅ♥


「抵抗の為にねじって逃がしていた腰は、いつしかピストンの落下を待ちわび、おちんちんが最も気持ちよくシゴいてもらえる場所へと追い込まれてしまいます♡」


「だめっ、こんな姦言なんかに耳を傾けてはいけません……!」


マコトが必死な表情で訴える。ぎゅっと祈るようにシュンの手を握り、だがそれ以上できることは何もない。


ずにゅるっ♥ずりゅるっ♥ずっちゅ♥


腰の動きを模すように、ブレアは巧みにオナホールを操る。

角度のついた腰が前後にスライドして、押し倒したペニスの裏面を抱くような蠱惑の動きでシュンを追い込んでいく。


「絶世の美女である女は、シュン様を篭絡するため、膣内の最も甘い部分を惜しげなく披露します」


にゅるん♥にゅくりゅ♥にゅっぶ──♥


「ふぁぁッ……♡んぅ……♡」


シュンの喉が甘悲しい調べを奏でる。口角が開いて、天井を見上げるように顎が上がっていく。


「身体の震えがよくよくわかりますわ♪ いえ、恥ずかしいことではございません。おマンコがおちんちんを舐る度に切なそうなお顔をして、そんなカワイイ子は悪い大人に食べられてしまいますのよ……♥」


ブレアは楽器を演奏するようにして、シュンの下半身にシリコン製の快楽を滞留させている。


ずりゅり♥ずりゅり♥ずりゅりっ♥


「邪悪な膣ヒダがガマン汁を舐め上げながら、亀さんの構造を味わっています……♡」


ぐりゅぅ♥ぐりゅんっ──♥ぐりゅん♥


「ぐりぐりと練るような大人げのない腰づかい……♥ シュン様を肉欲で破滅させようと企んでいますわ♥」


交互に吹き込まれる「物語」は、シュンの抵抗心を削ぐ。


「聞いてはいけません。誘惑にまけてはいけませんっ──」


ぐりゅん♥ぐりゅん♥ぐりゅっ♥


「気を抜くことなど一瞬も許されない、極上の膣肉♥──また、腰のピストンが切り替わりましたよ」


ぐりゅっ♥ぐりゅぷっ──♥ぐりゅっ♥


こすり付けるような前後のスライドは、上下のピストンに戻る。

天井のツブ突起が亀頭の周りを重点的に往復し、プツプツと微炭酸のように刺激する。


「どの性感帯を、どんなピストンで責め立てればシュン様を善がらせることができるのか、分析しているのです……♥」


ずっちゅん♥ ずちゅんっ♥どちゅんっ♥


シリコンの筒が上下、立て続けに落下する。真っ直ぐ落ちたり、捻りを加えて竿に揺さぶりをかける。


ずっぷずっぷ♥ ずっちゅずっちゅ♥


「んん!♡♡んああ、ぅ!♡♡」


シュンの声帯が調べを奏で始める。

斜め後方に仰け反った首に青スジが浮いて、ひくひくと苦しそうに喘ぐ。


「やん♪♡ ダメですよシュン様 おちんちんの根元にタマタマを持ち上げて、射精の準備をなされては」


「女は、射精の兆候を感じ取ってより射精向きな短く単調なストロークでとどめを刺しに来ます」


たんっ♥ たんっ♥たむっ♥!


「だめですッ、我慢してっ!」

ヒステリックに変わったマコトの声。シュンの手を握り必死に声を絞り出す。


「女はよく知っていますわ。亀頭を甘く潰されるような膣圧をピストンに混ぜてあげれば、すぐにおちんちんが音を上げること……♥」


「子宮口が下りてきて、尿道にぶちゅとキスをしています。子種を一滴も残さず吸い上げる算段です♡──あそこに注いでしまえばオワリ、ですのよ♡」


ずちゅッ゛゛!ずちゅ〜♥


偽膣はペニスを奥深くまで呑み、押し込むようなショートストロークがグリュ♥グリュ♥♥と内部の凹凸を押し付ける。


ぐにゅッ♥ ブニュルッ♥♥


「ん゛♡♡♡んぅふ!んぅぐ──♡゛♡」


「あ〜ん♥♥ タマタマすごい張ってきてますよ……♥ 」


「イっちゃだめ!イっちゃだめです!ああっ──」


マコトの悲痛な声が上がり、それに呼応するようにシュンの肢体がブリッジする。

かかとから腰上あたりまで、弓を引くようにしなった体はオナホールの刺激を自ら求める。


「ふふ♡ ピストンをたっぷりぶつけて欲しくなって、おちんちんが犯されやすいように、高く差し出しちゃいましたね♡」


「もうピュッピュのことしか考えられないですね♥ せめて最後は奥の奥で、骨の髄まで響く絶頂を味わってくださいね♥」


ずりゅんっ♥ ぶりゅん♥ ぐ♥りゅんっ!


空気を抜かれた偽膣の圧力が、固く張り詰めたペニスを思いっきりシゴきあげた。

イボヒダの凹凸構造は吸盤のようにペニスに吸い付いて、卑猥な肉音を聞かせる。

ぐりゅりと落ちたピストンは持ち上がる瞬間に『ぐぽっ』と粘音を響かせて竿との隙間を埋めるローションごと吸い上げるように咀嚼する。


「んぁ……♡ん//ふぅあ……ぁ゛♡♡」


腰を始点とするカクカクとした快感の波が足先にまで到達している。

オナホールを打ち付けるブレアは、その疼痛にも似た多幸感を見逃さない。


ぶりゅ♥

ぶりゅんっ♥

ぶりゅっ、ぶりゅっ──♥゛♥


透明なボディの内側。まるで得体の知れない生物が哀れな小動物を丸呑みにするように、肌色の肉竿は奥に奥に閉じ込められている。

シュンの綺麗な球形の亀頭がひしゃげるように透明のヒダに圧されて、射精の不帰点を越えてしまったシュンの耳を優しく犯す。


「イケ♡ イケ♡ イケ♡──」

「ほら、びゅーびゅー、しましょうね♥」


教師と生徒という関係性は喪われている。

篭絡する悪女と耐え忍ぶ少年の攻防をまざまざと見せつけられている最中、アリスとブレアが横目でマコトの方をちらりと見た──「ほら無駄だったでしょう」とでも言いたげな視線で。


「ほら、ザーメンを捧げて……♡ びゅー。びゅー。びゅ~~♡♡。……あむ♡」


アリスが伸び切ったシュンの顎をクイと持ち上げ『つぷ。』と口づけを交わした。

口をすっぽりと覆い、舌を絡ませ合う。まるでシュンの嬌声を1ノート残らず吸い取るように。


「んっ……♡ンン……っ」


目を見張り驚いたシュンはとっさに顔を反らし、逃げるように動こうとしたが唇全体をマウントするようなアリスの唇が逃げ道を与えなかった。


愛しさからなのか、それとも射精に追い込む目的か。いずれにせよそのキスはシュンに徹底的な敗北を与える方向に作用した。

そのチャンスをついて、オナホールはシュンの腰上でいっそう激しく踊りくねる。


ずぷっ♥ずぷっ♥ずぷぷっ──♥゛

にゅるぐっ゛にゅぶぶ……♥


ペニスは透明素材の肉筒の中で、血流を増して膨らみきっている。蹂躙して欲しい性感帯を自らパッツりと主張させるように漲らせていた。


ずちゅっ♥ ずちゅ♥ ずちゅ♥

ずちゅ♥ぶちゅちゅ♥ ずにゅっにゅ♥


「んっ……♡!! んんっ!!く♡♡」


節ばった亀頭は一層固く張りつめる。

血液が巡って肉茎の凹凸が際立って主張する性感帯の部分に、トドメ。

押し付けられた卑猥なシリコンヒダが『ぶにゅり♥』──と引き剥かれるその瞬間にシュンは仰け反って腰を天に突き上げる。


ぶにゅり──♥♥

ぶにゅっ♥ ぶにゅるっ──♥♥


「んあっ♡♡ん゛♡♡♡ん゛゛♡ア♡♡」


そしてシュンは敗北する。


オナホールの内腔が瞬間的にフラッシュした──。かと思えば次の瞬間には本物の濃白色が出現した。追って吐精の水音があがる。


びゅるるっ♡゛♡ぶびゅっ!♡♡

びゅーーっ!びゅるるッ!♡♡


「んぅぐッ♡♡ んむぐ♡♡ んフッ♡♡ ぐむン゛!♡♡♡」


「あーあ、イっちゃいました……♥ オナホールの中で狂ったように暴れて、激烈な絶頂を堪能していらっしゃいます♥」


ずりゅゅ♥♥ ずっちゅん♥♥ ずちゅ♥♥


オナホールは歓喜に躍り、射精中の竿を濃厚なピストンで咀嚼する。

首を絞るよう何枚も等間隔に配されたドーナツ状のヒダが、亀頭を剥きおろしながらカリ首を刺激する。


にゅっこ♥゛ニュるコ♥♥゛にゅ゛こっ♥♥゛゛


びゅるくっ♡゛ びゅーっ♡゛ びゅびゅっ!!♡


「んんぐぅ゛♡んぁむ゛♡!!んぅ!!//ァ゛♡」


枕の方向にのけ反った喉が苦しそうに嗚咽する。

ソプラノで自由に善がりたいはずの声帯は、アリスの重いキスによって塞がれて、つかえたような音にしかならない。


「射精中の亀頭に小刻みなピストンをプレゼントされて、肉膜にカリ首をグニグニと剥かれるのはさぞ耐え難い快楽かと思います……♥ ほら、たまたまの裏に力を込めて……♥少しでも膣内に注ぐザーメンを少なく留めてください」


にゅっこ♥゛ にゅこぷ♥゛ぬゅりゅん♥


規定に従い。絶え間なくオーガズムを繰り返すペニスにブレアは何度も偽膣の筒を打ち下ろしていく。

空気の抜かれたオナホールは内部に貯めた陰圧によって、尿道から精液を吸い出すような機序を有する。


ずにゅっ──っ♥ ずちゅるっ──♥ずぬりゅンっ♥♥


「む゛//ッ♡♡ングッ//ぁハッ♡♡゛」


常にバキュームに曝されている状態のペニスは自ら精液を捧げるよりも早く白濁が抜き取られていくというトラウマ的な体験をする。


びゅぐっ──♡゛♡びゅるる──♡゛びゅっ♡♡゛


「ぷふぅ~。偽物マンコに我慢できなくて、思いっきりお漏らししちゃいましたね……♡」


シュンに口づけをしていたアリスが顔を離すと、シュンの顔がよく見えるようになる。

力なく半開きになった口端からは散々吸われた舌がだらしなく糸を引かせていた。


「イく時の震えや疼きがキスにまで乗って私にもシュン様の快楽や幸福が存分に伝わりました♡」


唇の周りをペロリと舐めて、アリスが幸福そうにうっとりとした表情で嗤った。


「ふふ……♥ どうです?シュン様が悪女にちょっと腰を振られただけで子種を漏らしてしまう、未熟なおちんちんだとよくお分かりになったでしょう?」


メイド長は目撃した行為の動揺を隠しきれていない。淫靡な水音で彩られた主人の敗北は刺激が強すぎたようだ──それゆえに冷静さを欠いた彼女は墓穴を掘る。


「あなた達。なんてひどい……シュン様も一方的に犯されて、こんなに怯えて……」


「シュン様の将来を考えてのこと、でございます♡」


「それでも、こんな後先を考えないこんな無責任な搾精なんてするべきではないです!」


「それは言いがかりです。私たちの施術はシュン様の身体に最大限配慮したものとなっていますので」


「そんな嘘つかないで! 手加減なんて微塵もなかったじゃない!」


『ふふ、では見てみます?』


一瞬のことだった。


──「今日はこれで終わりにしようかと思ったけど、そんな事を言うなら、次は手加減なしで楽しもうかしら♡」

──「ふふっ、それはとてもいい余興ね♥♥ 五月蝿いことを言われるくらいなら、ね♥」


2人を包む雰囲気がガラリと変わったのを俺もメイド長も感じる。


「ふふ、でもメイド長様がそこまで言うのであれば……♡」


「次は実際に私たちが手加減せずにシュン様を追い込むとどうなるのか、ご覧に入れましょう♥」


「はい、そういうことですのでシュン様、失礼いたしますね……♡」


2体のアンドロイドは不気味な笑みを湛えたまま、仰向けでふやけているシュンに跨る。大きな臀部がシュンの体の上に体重を乗せた。


アリスはシュンの胸の上に座り、脚の方を向く。肺に体重が乗らないように重さを調節する。

ブレアはシュンのまっすぐ伸ばされた太ももの上に座り、腹の方を向く。

2体のアンドロイドの見つめる中心にはシュンのペニスが搾精後そのままの状態で横たわっている。


「シュン様にはかわいそうですが、少し地獄を見てもらいますね……♡」


「これを見れば、メイド長さまも皆様にもこれまでの性教育がいかに加減されたものだったかわかると思いますので♥」


アンドロイドは各々の腕に手袋を装着する。


アリスはピンクのゴム手袋をぎゅむと鳴らして肘辺りにまで引き上げる。

ブレアは絹製のオペラグローブを着ける。二の腕までを覆う黒の長手袋は、色味を除けば花嫁が纏うようなものだ。


「これはオシオキ用の手袋なんです。普段遊び半分でしているものとは違う、本当のオシオキのね♪」


ゴム手袋のアリスは合掌する。


2枚の花弁を重ねるように手のひらを合わせると、表面の肉突起が内側に籠り、しっかり握り合わされる。


「さぁ、本気の搾精逆レイプを今日は私達のお手手て再現いたしましょう……♡ お覚悟をお願いします」


アリスの手の監獄がピッチリとその隙間を閉じたまま、ゆっくりシュンの竿めがけて降りてくる。

そして。


ずりゅ♡ グリュ♡


「んぅっ!゛」


疲労の蓄積した重たい体を引き攣らせ、シュンの全身の腱は縮んで、飛び跳ねる。


ぐちゅり──♡♡。にゅぶり──♡♡。


一房の蕾のような凶器はシュンの竿を中に閉じ込めて飴玉を転がすように弄ぶ。

ゾクゾクッ───と全身に瞬間立ち上がる鳥肌がシュンの表面を駆け上がって。喉が開かれる。


「ん゛!!んっ♡♡゛!!!」


ずちゅり♡ずりゅッ♪ずるっ♪♡


細かなイボがびっしり生え揃った挿入口が尿道からカリ首までを「ざらり」と舐める。


「ん!゛!♡ん゛ダメッ゛♡♡」


ずりゅんッ♡ずりゅッ♪ぐちゅりッ♡


「カラダがお辛いでしょうか?♡ 亀頭を揉むようにカリ首とイボイボをディープキスさせてるんですから当然でございますね」


コリュ♡ コリっ♡コリっ♡♡


「あ゛!〜゛〜♡♡!゛♡♡だめ゛」


ピッチリと祈るように組まれた指の間から亀頭がヒョコヒョコと顔を覗かせる。

溺れた者が水面で喘ぐように、真っ赤になった亀頭が出たり入ったりを繰り返す。


ニュグっ♡にゅぐっ♡にゅっぐ♡


「あっ//♡!あっッ!!゛♡♡──」


「グローブを覆うシリコンのイボ達を亀頭に集中させて……グリュ♡グリュ♡と撫で回してあげれば、堪らず腰が跳ねてしまうでしょう♡」


ぐりゅり♡ グリュ♡ ぐりりゅん♪


まるで火を起こすように、アリスが掌の中央に密集した大ぶりのシリコン球を擦り揉みすると、仰け反った首筋からシュンの悲鳴があがった。


ぐりりゅ♡ グリュん♡ ぐりんっ♡


桃色の樹脂突起が亀頭とのあいだをローションで繋いでディープキスさながらの抱擁を続ける。


「あ゛!!だめっ゛!! ア゛イクッ!!゛♡♡」


次の瞬間、シュンの精液が飛び出した。


「ああんっ♡♡ ザーメンが飛び出してしまいました♪♡」


びゅっ♡びゅくっ!びゅる!♡


「ひとたまりもありませんでしたねぇ♥」


「強く搾りますから足ピンしたままザーメン存分に吐き出してくださいね♪」


ぐっちゅんっ!♡

ぐちゅっ!♡

ぐちゅんっ♡!


アリスは両手をがっちりと組み直し、一段と狭くなった搾精孔をシュンの骨盤にコツコツ叩きつけている。


「あっ゛!゛♡♡イってる!あっ゛やめてッ!゛♡♡」


強い射精の快楽によがり続けるシュンはのたうつように腰をよじって暴れる。


びゅる!♡♡びゅくん!♡♡びゅる!♡


シュンの体幹の中央には2人のセクサロイドが=のバンドで封するように座り、逃がさないように体重をかけているため逃げることはおろか、体を捻ることもできない。


にゅるぐっ゛♡♡ にゅるぐっ゛にゅぽぽっ゛♡♡


ゴム手袋のイボが裏スジを這回って、極上の射精快楽をシュンの身体に教え込む。


「ぁ゛♡♡あぅぐっ♡゛んぁぐ♡」


射精の律動が収まらないなか、ブレアが食い気味にペニスを奪い取った。

黒いグローブと真っ赤な竿のコントラストが絵画のようだった。


「ふふ、このまま次は私でございます……♥」


ペニスは人工的なシリコングローブから瀟洒なレース生地に身柄を渡され、引き継がれる。


「ピュッピュしてしまったおちんちんには罰を与えなくてはいけません……♥」


ブレアが装着する絹のオペラグローブの上にローションが伸びて蠱惑の光を帯びる。

左右の掌によくよく粘潤液を行き渡らせていく。指の先や指の間まで入念に。


「では、これからシュン様をまた一つ大人にして差し上げましょう♥ 射精の『その先』にお連れいたします……♥」


ブレアはニッコリと妖艶にほほ笑むと、左右の手を広げて開いて見せた。

両手の間にはローションの糸橋が広がりかかって、ぬちゅ。といやらしい音をたてる。

そのまま両手はペニスに近づいていく。


「ほ〜ら♥ シュン様の体験したことのない刺激が来ちゃいますよ……♥♥ 亀さんに狙いを定めて……♥」


ビクついたペニスに蛇のように這い寄る指先がゆっくり鎌首をもたげ。

──ずっっりゅんッッ♥♥♥


ブレアの掌が勢いをつけて、亀頭から根元まで撫で上げた。

──ずりゅ♥ すりゅん♥くちゅう……♥


卵の表面を撫でるように優しく、ブレアは手を動かす。


「んああ゛♡ なにこれ!♡あアん゛!!」


シュンは本気で逃げ出そうと暴れ、腰を持ち上げ、左右に逸らそうとあらゆる努力を払っている。


「ふふ、大暴れしています♡ 亀頭をシルクの手袋で執拗になぞられるのがそんなに気に入りましたか?」


「射精直後のおちんちんへの刺激は、それはもう火炙りにも近い程の苦しみだとか……♥」


ぐりゅぅぅ♥ グリュっ♥ ぐりゅん♥


倒れないように左手で押さえつけた竿を右手が引き回す。


円弧を書くような動きや、左右に往復する動き、指先でカリ首を搾るような動きまで。

自分の体重の下でのたうち、喉を枯らしているシュンの意向など一切介さずにブレアは残酷に亀頭をいじめる。


「あ゜!なんかクル!!変なのきちゃぅ!!」


大音量の嬌声の合間にシュンが何かを訴えている。引き絞るように肢体は緊張し、肌には大粒の汗の玉が浮いている。


ズリ♥ずりゅり♥ ずりゅ♥ぐり♥


「ああんっ♡ お潮飛び出しちゃいます♡♡」


「潮吹きしやすいよう、ドーム状に丸めたお手手で最後までグリグリとイジメて差し上げます♥」


「ひぐ、あっ!ぁ゛!!んああ゛!!」


シュンの視界からは自分の腹の上に座るセクサロイドの背中が見えるだけで、自分の竿がどのように扱われているかは見て取れない。


だが今まで感じたことの無いであろう刺激に小さな体は激流の中の小舟のように揺れていた。


「メイド長様も天音様もよく見ていてくださいね♥ シュン様から搾り取る初めてのものになりますので……♥」


すぼまったブレアの手が亀頭を360度包み込んでグリグリと摩擦する。


ぐりゅん♥ ぐりりゅんっ♥ ぐりゅっぷ♥


蹂躙を楽しむように、レース生地のザラザラと切なく辛い部分を亀頭の上半分で円回転させる。


「あ゛!出ちゃう!出ちゃう!!゛」


次の瞬間、ブレアの手元から噴水のように水が吹き上がった。透明で粘り気の少ない飛沫が勢いよく飛び出し、竿を囲むセクサロイドのボディにかかる。


ぶしゅっ──♡゛♡ぶしゅぅぅっ!♡♡


「はい……♥ 後潮です。初めてなのに勢いよく潮吹きが出来ていますね……♥」


ぶしゅっ♡ プシュっ♡ぶしゃああ゛♡♡


「ッ!!ん//゛♡♡ぁッ゛」


声にならない声をあげてシュンは善がり、捻れていた。潮をふく最中、両手両足を吊られたように全身を硬直させて、今にも泣き出しそうな表情は苦痛と悦楽の間でクシャクシャになっている。


「さぁ、このまま射精の方に戻して切り替えていきます♡ シュン様の大好きなイボイボのお手手マンコを使って、サクッと射精させますね」


ブレアの手が蹂躙したその後を、アリスのイボ手袋が引き取る。

焦らすようなそぶりは一切なく、ペニスをひたすらに蹂躙し、強刺激を叩き込むことに特化したピストンがシュンの腰に打ち落とされ始める。


ぐちゅん♡ ぐちゅんっ!ぐちゅん!♡


スナップの効いた指筒が何度も竿を扱く。

キュウ♡ときつく締め上げた指のスキマに、サイズぴったりにフィットする亀頭が何度も出入りさせられてキュッキュッと肉同士のこすれる音があがる。


「ぁっ゛ぁ゛ぁイク゛ぁ!!♡♡」


「はい、いつでも好きなタイミングでおイキください……♡ 」


びゅるるっ──♡゛♡ぷびゅっ──♡゛♡


シュンはあっという間に絶頂した。

量は少なくなったとはいえ、強い圧をかけられた尿道からはまだ匂い立つような精液の塊が迸った。


「本気のイボピストンはいかがでしょうか♡ とてもガマンなど許されるすっかりおちんちんがバカになってしまいましたね……♡」


「ほらメイド長さま、もっと近くで……♥ 潮と精液を撒き散らして、溺れそうなほど犯されているシュン様を見あげてください♥」


マコトは口に手を当てて、目を見開いている。

茶色の瞳孔がショッキングな光景を全面に記録した。眼鏡のフレームの奥で丸い瞳孔が力を込められて広がり、自らが引き起こしてしまった主の苦しみを直視できない様子だ。


「メイド長様が『こうせよ』と仰りますので、お辛いですが続けさせていただきますね……♥」


「ちが……ちがう、私はただ……」


「あ゛♡♡やだっ!!や゛ダッ♡♡!!」


熱湯をかけられた様に激しく手足を振り乱して、シュンはブレアの順番を嫌がった。


「いや゛ッ゛♡♡ごめんなさい゛!やめて゛!!゛」


「やめてと言われましても……、メイド長からのご命令ですので……♥」


人差し指と中指の間に亀頭を挟み込んで『ずりりゅぅ♥』と摩擦する。指の鋏でカリ首から上を縊られる時に走る鋭い官能の炎がシュンの体を強いモーメントで動かす。


「あ゛゛先っぽ、先っぽダメ──゛!♡♡」


「はい、かしこまりました♥ 先っぽを特にイジメて欲しいのですね♥」


その体をいつまでもベッドに張り付けているのはアリスとブレアの体重そのものだった。


爪を立てるようにアリスの腰にしがみつくもアリスの亀頭嫐りは一向に止まらない。

感度が鈍って来ると


マコトはそれでも2人による暴力的なオシオキを止めなかった。止められなかった。

苦しみと同じくらい、シュン自身が快楽を希求しているのが解るからだった。


そのあとの事は克明に記録されている。

だが、後からメモリーを読み直してもほとんど同じ光景がループ再生する動画のように続くだけだ。


射精し、潮を吹く。

その2つが同じ時間ずつ、まるで振り子のように行ったり来たりするだけだ。


激烈だったシュンの反応もいつしか弱々しくなって、最後はゼーハーと荒い呼吸をするだけになっていた。


プツリと、スイッチが落ちるようにして意識を放り投げたシュンを見て、本日のカリキュラムは終わりとなった。


「では、後片付けは私達が行いますので」


アリスはもはや煽ったり、慰めることなく淡々と、言葉少なに告げた。それ最後に、シュンの部屋の扉がパタンと閉まった。


自室に帰る途中、俺とマコトは一言も話さずに、打ちひしがれた茫漠な状態のままで、失われたもののことを考えていた。


マコトは特に重篤で、まるで悪夢を見たと言わんばかりに顔面を蒼白にして。今にも倒れてしまいそうだった。


「おい……大丈夫か?」

声をかけるものの反応は乏しい。


フラフラとよろけるマコトの体を何とか真っ直ぐ歩かせ、抱えるようにして俺は彼女を部屋にまで送り届けた。


ドアに吸い込まれる前、マコトが最後に小さく「ごめんなさい」と呟いた気がした────。


──。


その数日後。

マコトは数人のメイド達と一緒に、まるで幽霊のように忽然と屋敷から消えてしまったのだった。


【第4パート終】

(先行)メイド・イン・ポイズン〜悪いセクサロイドに絡め取られ、崩壊する名家の話〜 第4パート

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