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(支援者限定)その後 ~キリ~

(1)エピローグ:キリ 「はッ、はぁッ♡ ングぅ…♡」 獣の唸りのような、運動後の肺呼吸のような。穏やかでない呼吸音が聞こえる。 「そ~そ~♥ 上手い上手い♪ そのまま維持して~、ん、いい感じ~♥」 続けて、煽るような女性の声も。 音の方を見ると、仰向けになったサキュバスに人間の男性が覆いかぶさる様に腰を打ち付けているのが見える。 腰の振り幅に応じて「はぁ♡ んあっ…♡」と呼応して嬌声を漏らすのはキリと言う少年だった。 キリは修道院で暮らす──、もとい暮らしていた子供の1人である。 修道院の子供の中では最年長で、背丈も比較的大きくどちらかと言えば「青年」というのが正しいだろうか。 今夜の修道院襲撃事件で最初に篭絡された子供だった。 キリはサキュバスに跨り、腰を前後動させる。 『ぱちっ♡ ぱち♡』と生肌同士が衝突し拍手をする様な音が鳴る。 ペニスがサキュバスの秘部に突き立てられる度、濡れた音が聞こえた。 キリの下で仰向けとなり、ペニスを受け入れているのはジナというサキュバスだ。 キリを淫らな誘惑で陥落させたサキュバスのシスターの1人で、キリの妻に立候補したうちの1人だ。 暗い赤毛のミドルヘアーをハーフアップに束ね、清潔で主張しない装いをしている。 数多いシスターの中でも一際落ち着いた大人の女性という印象を残す。 ジナは顔を朱に染め、口元には右手を添えている。 その姿は、喘ぎ声が漏れないように我慢しているようにも見えるがその大人びた唇の隙間からは、時折「ん」「あ」とした短い嬌声の欠片が漏れ出している。 ベッドの上でキリに組み伏せられ、性交の主導権を取られているように見えるがそれは正確な見方ではない。 何故なら、キリの腰を前後に動かしているのは、キリ自身ではなかったからだ──。 正確には。キリは後ろから別のサキュバスに密着され、そのサキュバスがキリをリードする形で、経験の浅い腰振りを主導しているのだ。 キリの後ろに貼り付き、彼の腰使いを操作しているのは、クセルというサキュバスだった。 クセルはキリの腰骨を掴み、前後に揺り動かす。彼女が腰を押し込むと、キリの腰も連動して押し込まれるのだ。 クセルが腰を引けば逆も然りだ。 「ジナ姉ちゃんも気持ちいいってさ~♥」 「べつに、気持ちよくっ…♡ないっ。て、ば」 「ホント~? じゃ、速くするけど♥」 クセルがキリの腰に密着した自らの腰部を激しく前後させる。 『ぱちゅ♥ぱちゅ♥ ぱちゅぱちゅん♥』 リズミカルに衝突する骨盤、 「ん、んっ!んふぅ…♡」 途端にジナが身を捩って喘ぐ。手の甲で口を押え、大きな目をギュッと瞑る。 「結構いいとこ当たるっしょ♥ ジナ姉シーツ握ってるし♥」 「う、うるさいっ...!」 間に挟まれたキリをよそに、2人で盛り上がるジナとクセル。 無論キリも他人事ではいられない。 ペニスが強制的にジナの内側に出たり入ったりする度、ジンと疼くような官能が下半身を浸していく。 膣肉に隙間なくペニスを握られると、熱くトロけたヒダの1枚1枚に竿が絡まり、キリの吐息も震える。 ──現在行われているのは結婚の儀式だ。 先程、サキュバスの誘惑にあっという間に陥落したキリは、1階の広間で神父補佐や同じ釜の飯を食べた仲間達の目の前で犯された。 キリの妻に立候補した3人のシスターの内1人、セーラという名のサキュバスに為すすべなく2回も膣内射精をさせられた。 魔族との婚姻には「膣内射精」が不可欠だ。 セーラとの結婚は先般広間にて既に済んでおり、残り2人のサキュバスとの結婚が現在進めてられている。 因みにセーラはと言うと、部屋の隅からにこやかに3人の情事を見守っている。 既に自分の番は終えているため、水を差すつもりはないようだ。 『パンっ ぱん…♡』 キリの意思とは無関係にリズミカルかつ深いピストンが繰り返される。 竿を捉えて離さない淫靡な肉壁に、ペニスの表面は滑らかにしっかりと擦られ続けた。 やがて、キリから射精を懇願する言葉が漏れ出した。 絶頂がすぐそこに迫っているのを、震えた声色で伝える。 「ん、まだ、ダめ♡ 妻を。満足っ、させるのも夫の役目ですっ。よ♡」 「うん、まだダメ♥ お尻締めてガマンして♥」 奥を突かれ喋りづらいジナと、淡々と腰を振らせるクセル。 その両方が射精を禁じた。 だが、それでもキリの射精欲は引かない。 腰をプルプルと震わせながら、直ぐにでもその内擁物をジナに放ちたかった。 「ん~、この早漏め♥ でもジナ姉ちゃんまだ欲しそうだしな」 一寸思案したクセルはキリの耳元で囁く。 「じゃあ、私の言う通りにしてみて…♥」 意味ありげに笑うクセルが指示したのは「ジナの下腹部を手で押す」という一見無意味に思える行為だった。 ココよ。 とクセルが背後からキリの手を掴み、ジナの女性器とヘソの中間の広い部分に導く。そのままキリの身体をぐぐと前傾させ、その部分に体重をかけていく。 「そう。ソコ抑えてて。腰振るね」 背後からのクセルの囁きが首筋に掛かる。 『こりゅ…♡こりゅう…♡』 弾力のある軟骨を弄ぶような音が鳴った。 「ちょ、ちょっと!クセル!!あっ♡あ゛!!」 瞬間的に全身を強張らせ、大振りにジナは悶えた。 「そ~そ♥ヘソの下、手で押しながら腰振るの♥ ジナ姉ちゃんこれめっちゃ好きだから」 「あ゛、やめ。くせルぅ!お゛。おこるっ!わよ!」 形だけのふやけた抗議に覇気はない。 背後からは骨盤をしっかりと掴まれ、前後に揺すられる。 下腹の奥に鎮座する子宮の入口が、下腹部への物理的な圧迫によって押し下がり、固いペニスの直撃を受ける。 「ポルチオ」の名を有する子宮口の入口への刺激は、声を枯らして絶叫する程に快感が強いという。 「ほら姉ちゃん…♥ イきたいよねぇ?」 「きゃ──あ゛っ、イック…、あ゛ぁ!」 伸び切るジナの脚、キュウと切なく女性器が引き締まる。 亀頭には降りて来た子宮口が当たり、コツンコツンと音が鳴る。 その骨が共鳴するような官能に喉から押し込められたような悲鳴を漏らし、射精感を吐露するキリ。 だがそれはジナも同じだ。 「ん、くっう♡うぅん♡」 悩ましい声を漏らし、下腹部には薄っすらと淫紋の光を宿す。 「お姉ちゃん感じてる…笑 ここ弱いもんね♥」 悦楽に歪む整った顔の微かな表情の動きを観察しながら、クセルはキリの腰を掴み、容赦なく前後に振らせる。 「あ゛っ♡ んやっ!、やめ…」 「下がってきた奥のコリコリを潰す様に動かしてあげるね♥」 「あ゛っ、あん゛! あ゛、あ゛っ! 」 強すぎる快楽に苦しそうに悶えるジナ、額には大粒の汗の雫が光り、キリの腰が撃ち付けられるままに呼吸は荒れる。 『こり…♡ コりゅぅ♡』 淫らな音が響き渡る。 ジナの女性器の質感は柔らかく、吸盤の様にペニスに吸い付いて来る。 ぷちぷちと弾けるような泡のような稠密な膣壁が、押し引きされる亀頭に舐める様に絡む。 「ん、もうキリ君も限界みたい♥ じゃ、2人ともイッていいよ♥」 クセルが大きく激しくキリの腰をグラインドさせ、ジナの奥深くに押し込む。 ぐい。ぐいっ。 一つに癒合するかのように男女の性器は融け合う。 ピアノ線のような硬く強い嬌声をあげてジナの肢体は伸び切る。 それとほぼ同時にキリの肢体が跳ね、射精が始まる。 『ビュグ…ビュグッ♡』と重たい水音が結合部から鳴っている。 弾力のあるの肉壺に受け止められる精液。 キリは多幸感に包まれた呆けた顔で、何度も射精の律動を堪能する。 ジナの膣壁は、ペニスをねぶる様に蠕動運動を繰り返し射精の介助──と言うよりも、一滴も逃すまい貪欲な動きでキリを搾った。 『ぎゅむ…ぎゅむ』と布を絞る様な縮動が亀頭から根本までに襲いかかり、その強い刺激にキリは思わず腰を引いてしまう。 ──が。 「ん、逃げんなよ…♥」クセルが低い声色で呟く。 魔族の膣壁がもたらす粘っこい刺激から、逃がれようとしたキリの腰の上にすかさずクセルの長身が覆い、伸し掛かる。 逃げるなどという甘えは許さない。 加重を受けたキリの肢体は仰向けのジナの上にドサリと落ち、キリの肢体は2人の女肉間で上下に挟まれる。 クセルはグリグリとキリの腰を上から圧迫し、甘美な白濁をジナの一番深いところへ注ぐように強制する。 ──だが、その被害を受けたのはキリだけではない。 「あ゛ぁっ!! ふ。あ、やばっ、いぃ!」 同じく2人分の体重を受けたジナも、突き立てられたペニスに最奥を穿たれるようなビリビリとした刺激を露わにする。 『とぷとぷ♡』と精嚢から吐き出された精液が零れる間、ジナの肢体も大振りに悶え、震えているのが伝わって来る。 悦びの涙痕を頬に伝わせ、ジナはキリの背中に両腕を回してしがみつき、絶頂の大波の満ち引きに合わせ力が込められる。 「わかる? ジナ姉も今イってんの♥ あ、だめだよ♥キリ君が全部注ぐまでこのままだよ姉ちゃん♥」 「そんっ…♡ なぁっ…♡」 クネクネと体をねじるジナは、歓喜とも抗議とも取れる声をあげる。 「(ジナ姉ちゃんはこう見えてちょっとMなんだ♥ だからこうすると喜ぶの♥)」 クセルの微かな囁きが、キリにだけ聞こえるようなボリュームで右耳に掛かった。 ジナとクセルに上下から挟まれたキリの肢体はサキュバスの大人の肉体に潰されながら、甘く精を放ち続ける。 射精後の亀頭は延々とジナの肉襞に覆われしゃぶられ続けていく。 『ジュルジュル♥』『ちゅうちゅう♥』とまるで亀頭を嚥下するかのように脈打つ膣肉。 その度にキリは精嚢・尿道に残存した精液を吐き出し、喉笛からは濁った嬌声を上げ続けた。 2人を手玉に取り弄ぶクセルは、心底楽しそうだ。 2人の骨盤が離れない様に腰部分に重さをかけ続け、グリグリと腰を捻じ込まさせて動かす。 結合部の真上に座り、2人の身体を糊付けするようにピッタリと抱き合わさせている。 クセルはしばらくの間、その下でピクピクと官能のさざ波に震える2人をサディスティックな瞳で眺め、エンドロールを堪能する。 それから数分後。 やっとのことでクセルがキリの臀部の上から場所を移し、腰奥への強制吐精から2人を解放した。 どうやら婚姻が済んだようだ。 その時の2人は、悦楽から来る互いの切なさと快楽の疼きを埋める様に舌を絡めていた。 ジナのベロ肉が『ぴちゃぴちゃ』とキリの口内に捻じ込まれ、キリに口を閉じさせない。 激しく襲われる様なディープキスにキリの口内はジナの味で満たされる。 ジナの長い脚が仰向けのままでキリの腰回りに巻き付き、ギュッと結合部を離さない。 ジナは自分から夫のペニスを求め、悦びの涙を目に貯めてうち震えていた。 その臍下には蛍光レッドの淫紋が鈍く光を放ち「結婚」の完遂を告げる。 「…いいね~ ラブラブじゃん…♥」 いつまでも抱擁し合い、深い口づけを交わす2人は、絶頂の余韻が抜けるまで愛し合っていた。 ──。 ─。 ジナとキリの事後の抱擁が一頻り終わった後、ジナは普段の落ち着きを取り戻し、キリの肢体を優しくベッドに横たえた。 キリは未だ弾ませた呼吸を整えるので必死だったが、彼にはまだ仕事が残っている。 仰向けのキリの視界にサキュバスが映る──。 ほかでもない、クセルだ。 「じゃ、最後は私──♥ 2人の見てたら嫉妬しちゃった…♥」 くたりと弛緩したキリの細腰の上空に、クセルがガニ股で陣取り待機する。 クセルも一連のプレイで既に昂っていたものと見える。 彼女の女性器はたっぷり豊富な愛液の雫に濡れ、振り下ろされる瞬間を今か今かと待っている。 「最年少はお預け食らって損よね…♥ だから。残りの精子全部貰わなきゃさ…割に合わないんだ♥」 サディスティックなオレンジの瞳がキリを強制的に昂らせ、ペニスには否応なしに血流が戻る。 先程ジナの体勢に今度はキリがいる。 仰向けになったキリの上に、クセルの長身の肢体が被さってくる。 シットリと湿った肌の密着を愉しむ間もなく、女性器の入口には硬くなったペニスの先端が触れた。 そして──。クセルは抱いたままのキリの耳元で囁く。 「朝まで犯すから…♥ 生きててね♥」 鼓膜に直接吹きかけられたレイプじみた予告。 拒むことも抵抗することも出来ないし、そのつもりもない。 3人のサキュバスの妻を娶る以上、自分に安息の夜は訪れないことはわかっていた──。それはもしかしたら、今後一生に渡って──。 今。クセルが腰を振り下ろし、『じゅぷ…♥』と水音が跳ねた。 ──。 ─。 (エピローグ:キリ 終)

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