『くちゅ…♥』『ぐちゃ…♡』 重たいゼリーを掌で潰すような奇妙な音が響く。 「んうぅ…」「あはぁ…♡」 次いで聞こえて来るのは嬌声。 『ぐちゅ…♡』と水分をたっぷりと含んだ音色に応じ、甘美で切ないあえぎが室内に満ちていく。 新月の夜に相応しい淫靡で蠱惑的な質感を有した水音は、部屋の一隅から発せられている。 「ねぇねぇ…♡ 負けちゃいますよ♡ このままだと♡」 「負けたら、どうなっちゃうんでしたっけ♥ ね?先生♥」 「ん、んぅ…」 歯を噛み縛ったような、しかし官能を抑えきれない嬌声を上げているのは、この修道院の神父補佐であるクラムという青年である。 クラムは板張りの床に仰向けのまま、左右から2人の魔族の女性に、添い寝をされる様な体勢で貼り付かれていた。 ハの字に伸びた脚は肉厚の魔族の太腿で左右から挟まれ、閉じられない様に抑えられてしまっている。 「ん♡、、あはぁ…♡」 クラムに切ない声を上げさせているのは、彼女達の手と指だった。 仰向けになったクラムのペニスは、天を衝くように真っ直ぐと伸びている。 そのペニスに向かって左右の魔族の掌・指先がいやらしい触手の様に絡みついているのだ。 添い寝手コキの要領でクラムの身体を押さえつけながら、魔族の女性はクラムの半身にそれぞれ伸し掛かり、耳元で蠱惑的な言葉を囁き続けている。 『くちゅくちゅ…♡』 『ぐりゅぐりゅ…♥』 左右から2対の掌、計10本の指先がクラムの隅々にまで、快楽を練り込んでいた。 卵を握る様に軽く丸めた手指の筒、その小指側下部の入口を亀頭に添え──『ぶちゅん♡』とさげ下ろす。 自由落下のスピードで一息になだれ落ちたヌルヌルの指筒は、竿の根元にまで到達すると、ヒクヒクと悶えるペニスを名残惜しそうに手放す。 だが、手放されたペニスに安寧は与えられない。 直ぐに次の指筒が同じように亀頭に添えられ、コキ落ちて来る。 ゆっくり、ゆっくりと──。 指筒内側の気持ち良さをしっかりとペニスに教え込むように『ぬりゅうぅ…♥』と歩みを進める。 濡れた掌の柔らかさ、指の段差が亀頭に1段1段引っ掛かかる際のクチュとした官能がクラムに襲い掛かる。 何段にも設えられた悦楽を生み出すための手指の構造がクラムを弄んだ。 ペニスは小刻みに戦慄き、零れ落ちる先走りの露さえもが指で掬い上げられ塗り込まれる。 「ねぇ先生…♥ さっきからず~っと私の指の中でピクピクしてるよ~?」 「おちんちん舐められる様なゆっくりとした刺激が気に入りました? フフ♡」 「う…♡んぅ! あっ…あぁ…♡」 やがてクラムの嬌声は、はっきり大きく聞こえるようになる。 「せんせい~? 子供達見てるんですから♡そんなだらしない声出しちゃダメですよ?」 「精神防御の魔法がたりないんじゃないですかぁ…♥」 魔族と対峙する場合、精神防御の魔法は必須となる。 絶えず全身から垂れ流される催淫の魔力は、体に回った毒の様にゆっくりと神経を蝕み、やがて崩壊させる。 その邪な魔力から人間を守るのが精神防御の魔法になる。 クラムも一応の心得はあったが、本流の魔族達が用いるそれと比べるとままごとの様なものだ。 洪水の様に五感から侵入する性衝動は、もはや止めようがない。 悶えるクラムを視界の端に、クラムを犯す2対の指筒は『くちゅ…♡』『ぐちゅう…♥』と粘音を上げながら落ち続ける。 種類の異なるストロークが容赦なく亀頭を甘潰し、竿をなぞり、男根は文字通り手玉に取られる。 今にも泣き出しそうに顔を歪め、クラムの脳内は滾りを吐き出すことしか考えられなくなる。 「いっちゃうぅ、ムリ、むりぃ」 「あ~、イっちゃうんだ~♡」 「え~、ここまで頑張ったのに~♥」 『それは、残念ね♡♥──』 サキュバスは歪んだ微笑を浮かべ、カケラにも思っていないことを呟いた。 ───。 ──。 ─。 その数十分程前──。 修道院の子供達の中で最も年長者であるキリが、甘美な誘惑の前に容易く陥落した時、クラムはそれを傍から見ている事しかできなかった。 言葉を発しようにも、奇怪な魔法の前に唇はピタリと貼り付き、モゴモゴとした呻きにしかならない。 持ち前の正義心でサキュバスの首領に先制の一撃を加えたキリは、聖教の内規により破門扱いとなってしまった。 だが、もっと悪かったのはその後だ。 アクリラと名乗るサキュバスがキリにある提案を持ち掛けたのだ。 キリがもし邪教への『勧誘』を堪え切れれば、魔族達は大人しく帰り、そして今日の事も水に流すというのだ。 その時、もしもクラムに声が出たのなら、絶対に止めていたはずだ。 だが、実際にクラムにできたのは呻くことだけ。 結局、挑発に乗ったキリは勝負を受け──そして負けた。 正に瞬殺だった。 碌に耐性の無い人間の子供は、一瞬のうちにトロけ落ち、魔族の嫁までを貰う事になってしまった。 だが、キリへの「勧誘」と言う名の誘惑が開始された時。キリが肉の誘惑に堕ちた時。 ──そしてキリの『書き換え』のための本番逆レイプが始まった時。 クラムはいつしか最後に残った、呻くというささやかな行為すらできなくなっていた。 目の前で繰り広げられる光景に釘付けになったのだ。 蠱惑的で邪悪な光景をまざまざと見せつけられたクラムは、キリが2階に連れ去られるまでの間ただその光景を眺めていた。 キリとそれを取り囲む3人のサキュバスが部屋を後にし、結婚という名の交尾を行うため消えた後、室内には暫しの間沈黙が流れた。 クラムを含めた修道院の全員が、どうしていいかわからなかったのだ。 「さて…♥」と沈黙を破ったのは、アクリラと名乗るサキュバスだった。 修道院に押し寄せた魔族達の中で最も位が高いと見える。 少女の様に可憐な体付きをしているが、その嗜虐性と強力な魔法は魔族の特徴そのものだ。 「キリ君も私達の仲間になっちゃったけど、どんな気分ですか?」 紫色に輝くアクリラの妖しい瞳には、クラムを嘲り笑うような色と次の悪だくみを考えるようなイタズラな風合いが宿る。 「せっかくの機会だし、他の子供達にも『勧誘』しちゃおっかな~♥」 こうなることは薄々わかっていた。 と言うよりも、それこそが魔族の本当の目的だった。 残された子供達をも色欲で篭絡し快楽の虜へ──、1人目のキリを見せしめにした後は2人目、3人目…と繰り返すだけだ。 「よせ…、やめろ…」 いつの間にか話せるようになっていたクラムの口からは、悲痛な本音が漏れる。 「え~?どうして~?だってホラ♥みんなすっごいオスの匂いさせてるよ~♥」 クスクスと室内の他のサキュバス達も笑う。 その視線はクラムを飛び越え、後ろの4人の子供達へと注がれている。 修道院に暮らす子供達、彼らもまた兄弟子であるキリの身に起きた一部始終を見ている。 多少なりとも魔法を使えるクラムと異なり、子供達はまだ魔法の初歩も知らない。 精神防御の耐性が無いに等しい彼らは、サキュバスの体表から絶えず垂れ流されるパッシブな催淫の魔力にさえ簡単に堕ちかねない程に軟弱だ。 「『勧誘』するまでもなく…もう堕ちちゃってるかもよ♥」 アクリラに指摘されるまでもなく、クラムも子供達の異変は理解していた。 全員がハァハァと息を弾ませ、胸が苦しそうだ。 赤く火照った表情は、燃えるような興奮を示し、盛った獣のように切ない吐息を秘めている。 「み~んな、すっかり発情してる♥クス♥ ちょっと押しただけで終わっちゃうわね…♥」 ギリギリと奥歯を噛み縛り、クラムは苦悩の表情を浮かべる。 悲しいが、アクリラの言葉は事実だった。 「でもな~♥、あんまりぬるい勝負だと張り合いがないよね~♥ もっとギリギリの勝負をしたいワケ♥」 含みを宿したアクリラの口の端が持ち上がり、それは邪悪な笑みとなった。 「何が言いたい…」 「クラム先生…♥先生が代わりに誘惑に耐えてみてよ…♥勝負しましょ♥」 アクリラが目を細めてにっこりと微笑み、視線の中央にクラムを射竦める。 「10分間ぴゅっぴゅを我慢出来ればクラム先生の勝ち、大人しく帰ってあげる♥」 「でも…もし負けちゃうと──」 「子供達、お婿さんとして貰っちゃうから♥」 「そ、そんなこと…! する必要が無い…」 「あっそう…♥じゃあ子供たち1人1人に順番に聞いていくだけなんだけど…『改宗しませんか♥』ってさ♪」 その選択肢がない事を知るアクリラは冷静にコトを運ぶ。 「簡単だよね…♥ちょっと射精を我慢すれば良いだけなんだもん♥ 精神防御の魔法も使えるし、聖教にどっぷり染まった先生なら簡単に誘惑を跳ねのけられますよねェ…♥」 「くそッ…」 もはやクラムに拒否権など存在しなかった。 座して修道院の崩壊を目の前で見届けるのか、それとも無謀な勝負に身を投じるか──。 残念ながら答は1つだ。 「…いいだろう、その勝負受けて立とう」 「おっけ~勝負成立♥ クラム先生が負ける度に1人ずつ、子供達貰っていっちゃうから♥」 こうしてクラムは単身でサキュバス達の肉体の前に対峙することになった。 アクリラは心底ウキウキしたように追加でルール説明をする。 まずアクリラが子供達1人ずつを順番に選び、その子と結婚したい魔族が進み出る。 クラムは子供達の代わりに彼女達から性技を受け、10分間それに耐える。 負ければ──即ち射精してしまえば、子供は彼女達の旦那として連れていかれる。 「じゃあ最初は、そうね~。セイルくんにしよっか♥」 市場で品物をすがめるように子供達を吟味し終え、アクリラが言い放った。 当然のように子供の名前は把握されている。 最初に選ばれたのは、セイルという身寄りのない子供だった。 幼くして両親を亡くし、修道院で引き取った子だ。 産みの親の記憶が覚束ない程の幼少期から孤児院で暮らしていることもあり、本当の親の様にクラムや神父の事を慕っていた。 大陸特有の金髪と青い目が印象的な整った顔をしている。 神事や家事にも真面目で聞き分けの良い子供だった。 セイルは他の子供と同じように顔を赤く上気させ、突如体内に発生した性の衝動に息を荒ませていた。 「セイル君と結婚したい人~♥」 ゲームでも仕切るかのように楽し気に話すアクリラに応じ、2名のシスターが集団の中から進み出る。 闇夜の様な黒紫色のロングヘアを靡かせた2人のシスター。 大きな垂れ目に優しく慈愛の色を含ませた、大人の女性特有の艶っぽい表情がセイルを見下ろす。 その外見は瓜二つだ。双子の様にも見える。 「あら、羨ましい…♥とっても優しいお姉ちゃん達ね♥」 サキュバスらしく長身を誇る彼女達はセイルの前にまで歩み出ると、しゃがんで目線の高さを合わせる。 「こんにちは~♥はじめまして オリガと申します」 「私はリリーナ♡ 勝負に勝ったらセイル君に結婚を申し込みますね…♡」 セイルは怯えながらも淫気に呆けた瞳を彼女達に向ける。 彼女達はセイルとの会話を終えると、クラムの前にゆっくりと進み出る。 「じゃあ、勝負ですね…♡先生…♡」 「セイル君を守りたければ必死に耐えてくださいね♥ 私達も必死に奪いますから♥」 魔力に満ち満ちた本域の魔瞳が妖しくクラムを見下ろした。 ───。 ──。 ─。 それから十数分後、クラムの身体は床の上に押し倒されていた。 クラムの上にはオリガとリリーナの2人の長身のサキュバスが半身ずつを分け合う形で覆い被さっている。 クラムの両の太腿を彼女達の長い脚でサンドする様に挟み、開かれた脚の間に鎮座するペニスを掌で扱き下ろている。 『ぐちゅぷ…ぐちゃぁ…♡』 『ちゅぷ…ちゅぷっ♥』 甘美な2重奏を奏でるように、サキュバスの指の間からは水音が絶えない。 亀頭をニュルと柔らかく潰す指は、ピストン1回ごとにクラムの精神防御を溶かし、敗北へのレッドカーペットの上を歩かされているような気分だ。 砂の楼閣が水を掛けられ崩れていくように、クラムの未熟な守備では魔族の指先の侵攻を止められない。 「くっ…う…」「くふ…くう…」 指がペニスの根元に落ちる度に、クラムは食い縛った歯の隙間から吐息を漏らす。 ペニスは次第に小刻みに震えるように官能を発露させ、それは即ち「敗北」の時が近付いている事を意味する。 クラムの射精が近いことを見抜いた2対の手指は、より強くペニスを刺激できるようなカタチを取った。 それまで独立して交互に蠢いていた左右2対の手指は、いま、ペニスを中心に閉じ込めたまま組み合わさっていく。 左右の10本の指が互い違いに折り重なり、恋人の様に奥まで握られた。 見方を変えれば、それは祈りを捧げる敬虔なシスターがするような合掌に見える。 硬く中心を閉じるように握られた両の掌。 その中心部にペニスを据えたまま、上下にピストンを始める。 『ぐちゅ…♡ぎゅちゅん…♥』 「んっ…ふぅ…フッ♡」 途端にクラムの吐息も多く漏れるようになる。 『ぐちゅん…♡ぐちゅん…♥』 『ぐちゃ♡ぐちゃ♥ぐちゃ♡ぐちゃ♥』 柔らかくふんわりとした指肉が、咎める様な強さと速さでペニスを滑り落ち、終点であるクラムの腰骨にコツコツとぶつかる。 降りきった掌はそのスピードのまま今度は上昇を始め、そして亀頭を再び覆い隠す様に呑み込む。 『ちゅう…♡ぐちゅん…♥』 「あっ…♡ ふっ♡ んうぅ♡」 『クチュ…♥ クチュくちゅ…♡』 「あっあぁっあっ…♡」 やがて睾丸は持ち上がりペニスを支えるかのように根元に貼り付く。 溢れ出しそうな官能を受けて、乳首は硬くなっていく。 「もう我慢できないみたいですね♡」 「先生のために、こうして祈りを捧げましょう♥」 『ぐちゅ…♡ぐちゅん…♥』 「泣きそうなお顔…♡ですが、気に病むことはありません♡」 「気持ち良いことは気持ち良いと、認めてしまえば苦しみからは解放されますよ♥」 「セイル君と、甘々で円満な家庭を作りますから安心してくださいね…♡」 「結婚式にも招待いたしますから是非お越しになってください…♥」 『ぐちゅう…♥ぐちゅ…♡』 「う、でるぅ…でちゃう」 「では…♡お時間です…♡ クラム先生に祈りを捧げましょう…♡」 「それから私達とセイル君のために…♥ 神の御心のままに…♥」 「イケ…♡ ん、イけ…♡」 「だして…♥ 出して下さい…♥」 そして── 『ビュビュウ!! びゅるりりゅ!』 クラムの先端から、官能の──そして敗北の白い穢れが放たれる。 掌で作られた囲いの中に、クラムの精液がドクドクと注がれていく。 『ビュククッ…びゅりゅう!ぷりゅりゅっ…』 「アっ…! クッ! はっ…♡はぁ…♡」 伸び切らせた体をぷるぷると震わせ、クラムは白濁の一粒一粒をポンプの様に押し出す。 「ふふ…♡勝っちゃいました♡」 「あっけないですね…♥」 『ヴちゅ…♡るちゅ…♥』 吐精中も祈りを捧げる様な手指は決して止まらない。 2人のシスターは不変のスピードのままに、組み合わせた手を上下に動かす。 罰を与えるかの様に亀頭を的確に捻りつぶす指が、クラムを悶えさせ暴れさせる。 「ッあ゛!でてるっ! でて、るから!!」 『ヌちゅ…♥グチュ…♡』 「止めませんわ…♡ 負けちゃったおちんちんは両手ピストンでキツくお仕置きします♡」 「最後の一滴まで、しっかりお手々の中に出してくださいね~♥」 ペニスが精を吐き出すタイミングに合わせて、グチュン、グチュンと掌は落下する。 ペニスは追加のピストンが降り注ぐに任せ、健気に精液を放っていく。 『ビュグッ…びゅくっ…』と中身を押し出すように、組まれた手筒の中に敗北が曝け出される。 オワリの一滴までを入念にひねり出すように掌のピストンは動き続ける。 最後はトドメとばかりに、しっかり握られた2枚の掌がペニスの根元からチューブの中身を濾し出す様にリフトアップしていく。 『ぎゅ〜〜♡♥』 と持ち上がる掌の絞り。 「あ゛っ」「く゛!」と強く喘ぐような喘息がその進行に応じてクラムから零れ落ち、ギャラリーを愉しませた。 合掌はそのまま終点の亀頭まで持ち上がると、『ぬちゃ』と別れを惜しむ音を立てペニスを手放した。 続けて『ボタッ…ぽた…』と下部の挿入口から漏れ出す敗北の証。 その光景は淫靡で、どうしようもないくらいの敗北を意味した。 およそ尿道や精管の中にまで残存していたであろう精液までを全て出し切ると、ようやく手筒も止まる。 『はい…♡ま~け♥』 未だ射精の律動に打ち震えるクラムに、シスターは見せつけるように『くパ…♡』と掌を開く。 クラムを蹂躙した女の手指は誇らしげに半透明な精液を纏い、青臭い香りが室内に立ち込める。 「──ッ…!」 悔悟の表情を浮かべるクラムは、その場に寝ころんだまま体を起こすことも出来ない。 クラムを見下ろすシスターの2対の眼は、やがて部屋の隅で呆然と事態を見守っていたセイルに注がれる。 勝負に勝ったのだ。これ以上敗者に構う意味もない。 「じゃあセイル君…お姉ちゃん達とお2階行きましょうか♡」 「た~くさんお射精して、結婚しましょうね~♥」 セイルは抵抗もせず、コクリと頷く。 そして、柔らかく微笑む2人の魔族に寄り添われ階段を上って行った。 ───。 ──。 ─。 「は~い お疲れ様~先生♥ どう?お手々気持ち良かった?」 仰向けのまま放心状態のクラムの顔をアクリラが覗き込む。 少女の瞳に宿る紫色の蛍光色がクラムを嘲る様に見下ろす。 「おねんねしてる所悪いけど、次のゲーム始めちゃうね♥」 クラムに休みなど与えられない。 自らのせいでセイルを失ったという事実は、キリを失った時の比ではない。 自分が舌を噛み切ってでも吐精の衝動を我慢できていれば。 精神防御の魔法の知識がもう少しでもあれば。と後悔は尽きない。 既に2階では、たった今失ったセイルの『書き換え』が終わっているかもしれない。 だが、それを嘆く時間すら目の前の邪教徒達は与えてくれないのである。 「次は、ジュン君にしよっか…♥」 アクリラは少しの間も開けず、次のゲームを開始する。 次のターゲットはジュンという子供だった。 ジュンは地元の子供だが、聖教に熱心なある両親の勧めで修道院へ預けられていた。 黒髪の短髪からもわかる通り活発な子供で、日中はよく修道院の庭を駆けまわっていた。 先刻と同様に、アクリラがジュンとの結婚を望む者達を呼びかける。 今度は3人のシスターたちが前に進み出て、ジュンの眼前に整列した。 明確に自分に眼差しを向ける魔族の女性達に囲まれたジュンは、内心恐怖と期待ではちきれそうだったが、クラムの手前、形だけでも抵抗する素振りを見せる。 だが、その身体に既に力は無く、目には既に催淫の魔力が浸透した形跡が見える。 「あら、3人のお姉さんに囲まれて♥ ジュン君人気ね…♥」 「じゃあクラム先生、ジュン君を守る為また耐えてくださいね♥」 アクリラに入れ替わり、クラムの周りに3人のシスターが跪く。 クラムの休憩を求める声など聞き入れられるはずもない。 3人のシスターはクラムの周囲に長い尻尾を漂わせ始める。 魔族の腰から伸びる尾は、細くて長い黒紐のような部分と、その先端にある肉厚な塊のような部分で構成されている。 どうやら今度は尻尾を使うらしい。これまでの彼女達の行いからクラムは察した。 尻尾の先端は、ハートマークを立体的に膨らませた様な形状をしており、よく見ると先端に亀裂がある。 そして、クラムの顔の前でその亀裂が裂け内部が『クパァ…♥』と開かれた。 花弁がほどけて開くように、3組の魔族の尾がその内部を明らかにしていく。 「!?」 腰を抜かしたように床にヘタっていたクラムも、これには驚愕したようだ。 開かれた尻尾の内部が、まさかグロテスクで蠱惑的な肉の筒となっているとは想像もしなかったからだ。 獲物を発見した蛇の様に、赤黒く濡れた淫肉がクラムを見詰めていた。 多量の粘液を纏う尻尾内部の粘膜の凹凸は、ランプの光を反射して揺らめくように輝く。 『ヒクヒク』としゃっくりするかのように蠢き、何かを呑み込むように『きゅるきゅる』と蠕動する尻尾の内部はまるで女性器を想起させた。 恐ろしく、おぞましい。冒涜的で、極めて反聖教的なモノ。 である筈なのに、クラムの目は釘付けとなり逸らすことが出来ない。 「どう、ビックリした? すっごいエッチだよね~、サキュバスの尻尾…♥」 いつの間にかクラムの耳元にしゃがんでいたアクリラが語り掛ける。 「サキュバスの尻尾の中はちょっと特別でさ…♥ こんな風に男の人を泣かせる構造になってるの…♥」 アクリラはガラス細工にでも触れるように、その内1つの肉筒に優しく手を添えると、よく見えるようにクラムの方向へ向けた。 「そんなエッチな肉穴が今日は3つもあるんだよ…♥ 内部のツクリも違うからよ~く堪能してね…♥」 サキュバスの肉筒がふよふよとクラムの下半身に集まり始める。 開かれたその肉口からは『トロぉ♡』と唾液が垂れるかのように多量の粘液が分泌されている。 「捕食」という言葉が咄嗟にクラムの脳裏に浮かんだ。 同時にクラムを待ち受ける酷い結末も──。 『くぱ』と唾液を垂らすかのように開かれた3つの肉の筒は、そのどれもがスンスンと匂いを嗅ぐ蛇の様にクラムのペニスに纏わりつく。 「うあぁ…!や、やめろ…」 身の危険を感じたクラムは慌てて身を起こそうとするも、サキュバスの方が一枚上手だった。 3本の尻尾が逃げようとするクラムの身体にシュルシュルと巻き付く。 分厚い肉筒に接続するヒモのように細長い部分が逃げようとするクラムの胴体、それから腰回りを縛る。 絹糸で雁字搦めの様にされてしまったクラムは再び床に倒されてしまう。 「逃げられないですよ…♡ 私達の尻尾 たっぷり堪能して貰うんですから♡」 「すっごい刺激強いから、まぁ無理だと思うけど、いい声で鳴いてよね♡」 「最初は私からですね…♥ おちんちん死ぬほどチュウチュウしてあげますぅ…♥」 目を前髪で隠した控えめな外見のサキュバスの尾がクラムのペニスに迫る。 肉穴は既に淫気にあてられ石のように硬くなったクラムのペニスにゆっくりと近づく。 「先生…♥ もしかしたら少しでも耐えられるかと思ってるかもしれないですけど…」 「ぜ~ったい、無理です♪」 『ぐちゅん♥!♥!』 ──前髪の隙間から、獲物をいたぶる残酷な三日月形の笑みを垣間見せながら、サキュバスはその肉筒をクラムのペニスに振り落とした。 『ぐちゅぐちゅくちゅ!♥!♥』 尻尾の内側の凹凸と濡れた肉壁がペニスの表面をねぶりながら下がり、終点に『くちゅ』と静かに着地した。 狭く用意された入口が亀頭を捉え、その勢いのまま真っ直ぐヒダが下がりきる。 トロトロにふやけた肉の甘い疼きがペニスを愛するように包み込む。 「!?──。え、──。」 肉の筒が接地した骨盤の終点から、クラムの全身へと駆け抜けるもの。 それは震えだった。 静かに──、ひたすらに静かな1ストロークが、クラムのペニスに落ちた。 それだけ、なのに。なぜ、こんなにも体は。 「まって──。、まっ──」 微振動から始まった腰の震えは、雨粒が次第に大河に合流する様に脊髄を通り大脳へと駆け上っていく。 その勢いに恐怖を感じた肢体は縋りつくものを求め、中空を彷徨う。 「すっごいでしょ~♡ 」 ここまで約十数秒。 そのわずかな時間にクラムの身体は射精の準備を簡単に終えてしまった。 「来るね~♥ 来ちゃうね~♥ 『負け射精♥♥』」 落ち切ってなお内部を蠢かせる肉壁は、射精が確定したペニスを労わる様に優しい咀嚼を続ける。 「尻尾で可愛がってあげると、全員一瞬で果てちゃうので自分を責めないでくださいね~♡」 『じゃ、イコっか…♡♥♡』 3人同時に発せられたその言葉を最後にクラムの身体は弓なりにのけ反り、射精に達する。 『どっびゅん!♡!♡』 大音量の吐精音が鳴り、室内の空気を震わせる。 「はい負け♡ ね?無理でしょう…♡」 「足ピンして可愛いです♥ 全力で気持ち良くなろうとしてくれてるんですね♥」 『ビュグッ!! どっぴゅ♡ どぴゅうう♡』 「あっ!!あグっ!!いひっ!っぐぅ!」 断末の叫びのような喘ぎ声がクラムの内側から漏れ出す。 併せて、細い管から粘性の高いゼリーを押し出したような重たい射精音と相俟った2重奏は魔族にとって極上の調べとなる。 『ぶちゅ…♥ ぶちゅ…♥』 射精を確認すると、尻尾の肉筒は再びピストンを始める。 「ン゛グ! ア゛ハァ!! ん゛ごかしちゃだめェ!!」 射精中にも関わらず蠢く内壁に、クラムの腰は左右へ捩られ性感に善がり狂う。 小刻みに一定のリズムで刻まれる抽送は、1度目の射精を補助するというよりも2回目の射精を狙うかのような苛烈なものだ。 射精中で膨らみ、エラばった亀頭は格好の餌食となる。 ヒダを、凹凸を、圧力を、真正面からぶつけられたペニスはキュッと引き絞られ、追加の精液を──と言うよりも2度目の絶頂を迎える。 「あ゛!あ゛ぁ゛ぁ!! いく!またイ゛っちゃう゛!」 「そうですよ~♥ またイっちゃうんですよ~♥」 『びゅびゅっ!びゅぐびゅぐ!!びゅるる!!』 しばらくして、肉筒内部から聞こえる水音が激しくなった。2度目の射精が始まったのだ。 『ビュグン!! ぶりりゅ!! びぐぅ』 「ん~♪連続イキ…♥ 射精中も何度も濃厚ピストンぶつけられて我慢できないですよね~♥クスクス」 クラムは目をひん剥き、全身の毛を逆立てている。 口からは喘ぎと叫びの中間のような吐息が絶えず漏れ出し、全身の筋肉にありったけの力が込められている。 『ぶちゅん…♥どちゅ、どちゅん…♥』 水を含んだ雑巾にこれでもかと力を込めて搾り続けるように、サキュバスの尾は上下のピストンを続ける。 『ぶちゅ…♥ぶちゅ…♥』と精液を潤滑剤とする様な内部粘膜がサディスティックに、執拗に、病的なまでにクラムを追い込む。 『どっぴゅ!どびゅぶるる!』 そして射精。 どういう訳か尽きることない精液が体の奥深くからペニスに送られる。 「しぬっ!じぬっ!しぬうう!」 クラムの乱れっぷりは見ていられない。 床板に爪を食い込ませてまで、必死に官能の爆発を逃がそうとしている。そうでもしないと、どうにかなってしまいそうだった。 ひたすら嵐が過ぎ去るのを待つかの如く、孤独な肢体は床の上でピチピチと震えた。 やがて『とぷ…♥とっぷ…♥』と2度目の射精の律動が終盤に達した頃、尻尾をグリグリ擦る様に動かしていたサキュバスもその追撃を止めた。 「2連射お疲れ様でした♥♥じゃあ尻尾交代しますよ…♥ 見ててください~♥」 『じゅりゅっ…♥』と引き抜かれた肉筒からクラムのペニスが露わになる。 自らの白濁を纏い、ヒクヒクと震える男根。 その敗者に──『じゅぽん…♡』と別のサキュバスの尻尾が嚙みついた。 「──ァ!♡」 思わず高い嬌声が漏れる。 1人目の尻尾がペニスを咀嚼している間、その周りを漂っていた2振り目の尻尾が入れ替わる様にしてその役目を交代したのだ。 「ふふ~ん♡ 次は私♡ 根こそぎヌいてあげるからね~♡」 朗らかに笑う金髪ショートヘアーのサキュバスだ。 『じゅぷっ…♡じゅぷっ…♡』 ペニスを挿入するや否や、2人目のピストンが始まる。 『こぷ…♡ごり…♡』 「ん゛ぅ…♡ア゛はぁ…♡ ああ!」 コリコリとゴムのような弾力を有する彼女の尻尾は、精子を搾り取ることに特化していた。 内部の肉壁はカリ首、裏スジなどの性感の強い部分に的確にぶつかる。 射精直後の敏感な亀頭を『じょり』『じゅり』と削るようにズリ上げ──ズリ下げる。 「あ…ぐ… んく! ん゛!」 『じゅぷ…♡じゅぽ…♡じゅぽ…♡』 と単調なピストンの振り下ろしでさえ、クラムは一瞬の内に導かれる。 『ごりゅう…♡コリュ、こりゅん♡』 「あ゛はぅ、うく…♡ い、イ゛っちゃう!…」 「え~♡ もうですか~♡ しょうがないなぁ…♡」 コリコリと生々しい肉壁の凹凸がクラムのカリ首にハマり込み──『ごぷりゅん』と剥き落ちる。 「あぁ! やぁ♡いくぅ♡」 『ごりゅん…♡ごりゅ…♡』 「はい終わり♡ イけ♡」 カリ溝を覆い尽くす肉筒の反発に、是非もなくオーガズムの深みに落ちる。 『びゅぐびゅぐ!!』と3度目の絶頂が放たれた。 「ほら♡ また瞬殺じゃないですか~♡ 少しは我慢してくださいよ♡フフ♡」 サキュバスの蔑むような言葉にも反応すらできず、ただ「ハッ…♡ハッ…♡ハッ…♡」と犬の様に呼気を繰り返すクラム。 短い時間での連続絶頂に、クラムの瞼の裏には飽和した快楽神経の描くサイケデリックな模様が次々浮かぶ。 クラムの射精中にも、勿論その肉壁は蠕動運動を止めない。 射精も終盤にさしかかろうかという頃になっても、肉筒はペニスを呑み込んだまま一向に放そうとしない。 ──嫌な予感がする。 その予感は的中し、「じゃ。もっかいですね~♡」と宣うサキュバスの宣言通りに、ペニスは延々とコキ下ろされていく。 『じゅぷ…♡じゅっぽじゅっぽ♡』 「あギ…! うんグぅ!!」 『じゅりゅりゅ…♡じゅぞぞぞ…♡』 「とめて! とえぇて!!」 「止めないよ~、もう1回イったら離してあげますけど♡」 例によってまだ前の射精が終わる前から、次の射精を目指して肉筒ピストンが再開される。 クラムを包んだ肉の筒が、亀頭のあらゆる弱点に襲い掛かる。 カリ首にはコリコリとした肉壁の山脈をぶつけ、尿道付近にはイボめいた突起がつんつんとちょっかいをかける。 金髪のシスターはピストンの度にその内部の肉質の固さまで自由自在に微調整した。 とろけるようなゼリー状に柔らいだかと思えば、硬質のゴムの様に際立った肉壁が亀頭をコリコリと甘く潰す。 『ごぷ…♡ぐりゅ…♡』 「あ、じ゛ぬっ!ホント゛にしんじゃう゛!!」 「へーきへーき♡ 死なない様に絶えず回復魔法をかけてますから」 「ウフフ♥ そろそろお手手が寂しい頃ですね…♥」 床板や机の脚と言った無機物に藁をも縋るように必死にしがみついていたクラムは、強すぎる電撃のような刺激にやがてそれでは満足できなくなってしまう。 よりしっかりと揺るぎない拠り所を求め、虚空を哀しく彷徨っている。 「んしょ♥ じゃお姉ちゃんにしがみついててください…♥」 この状況に特に驚く様子もなく、他のサキュバスはクラムの上半身に寄り添いその女性的な肢体をクラムに抱かせる。 彼女は先程までクラムを蹂躙していた前髪で目元を隠した魔族だった。 クラムの両手はすぐさま彼女の背中に回り、爪を立ててしがみついた。 力いっぱいサキュバスに回された手がヒクヒクと鼓動する様に揺れ動く。 「うんうん…♡気持ち良すぎてギュ~ってしたくなっちゃったんだね~♡」 「いっぱい私にギュ~ってしがみついていいですよ…♥ ピュッピュが怖くなくなるようにね♥」 「まぁ、その間も搾精ピストンは止めないけどね~♡」 『じょり…♡ぐっぽぐっぽ♡ぐっぷ』 「いく!でちゅ!でちゃぅ!!」 そして継続される濃厚なピストンに、いとも簡単にクラムは果てていく。 『ぶびゅっ!びゅりゅっ!ぐぷ…♡』 「はい、2発目~♡ イってる間も動かすよ~♡、ナカぷりっぷりにしててあげる♡」 その宣言通りに肉筒内の凹凸が一際その稜線を主張し隆盛すると、クラムの喉笛からはガラスを切るような高音の嬌声が発せられる。 『ぶびゅ…♡ぶりゅっ♡…ぶりゅ…』 『ぶびゅ…びゅぶう』 吐精の間ずっとクラムは敵である魔族を抱きしめ、その禁忌的な性感をぶつけていた。 やがてクラムの4度目の吐精にも力が無くなってくると、ピストンもゆっくりと止まる。 これで2人目の搾精も終了したようだ。 「ん、いっぱい出たねぇ♡ じゃあ交代するよ~♡」 『ちゅぽん♡』と引き抜かれたクラムのペニスは、先程よりも更に白濁の精液にまみれ汚れていた。 精液を注がれパンパンになった尾の挿入口からはトロりと余剰の精液が零れる。 「おっけ~、3人目は私ね♡」 ここでクラムは3人目に交代する前に、「もう負けでいいから」と命乞いをする。 最初の約束では1度の射精で勝負が決するはずだった。 なのに射精後も死体蹴りの様な折檻を受けるクラムは、既に4回も射精させられている。 「そっか、クラム先生はもう負けで良いんですね…♡」 「ううん、でもねぇ…」 ニヤっと眼前でほころぶ3人目のサキュバスがクラムの頬を掴み眼を至近で合わせ、──そして。 「そんなのしらな~い♡」 ニコと微笑んだまま、クラムのヒクついたペニスに尾の肉筒を降り落とす。 『じゅっぷん!!』 「ア゛ァッ゛!」 勢いのついたファーストストロークに悲鳴が上がった。 『ぐちゅ!ぐちゅん!』と落下のエネルギー量そのままに、ストロークを始める。 「そうそう♡負け負け♡キミの負けなんだけど、3人いるから一応ね♡私だけモグモグ出来ないのも、ホラおかしいじゃない♡」 どうやらこの催しは彼女達の趣味により続けられていたものだという。 だがクラムはその事に怒りなど感じる間もなく、3振り目の尻尾肉の官能に悶えていた。 グニグニと押し返すような内部は、筋肉の様に収縮の力が強く、瀕死のペニスにたっぷりと圧力をかけ、ズリ下げていく。 クラムの包皮を剥ききるように、肉の筒の上下蠕動は亀頭の細胞一つ一つにベットリ接着する。 「あゃ! きゃああ、ング、あ」 もはや叫びにすらならないクラムの音の粒が、強すぎる官能を示している。 既にクラムの意識は失われているようなものだ。 与えられる快楽に対して、意味をなさない、悦楽の音色を出力する楽器のような成れの果て。 『ぐちゅん! ぐちゅう!』 「たっぷり出るように中ギュウギュウにしといたかんね~♡」 『ぐちゅ♡ぐちゅう!』 「え~♡もうイっちゃうの~?ざっこw」 『くぷ…♡グップン!』 「子供も守れない、瞬殺おちんちんはたっぷり犯してあげないとね~」 『ジュプっジュプ♡ジュルプ♡』 「ん?イク?はいいーよ~♡イケ♡」 『びゅびゅ! びゅぐびゅぐっ!』 「うんうん、いい声出るね〜♡まだまだ聞かせて?」 『ぬぷ!にゅぷ…♡ にゅりゅう…♡』 「ダメダメ♡、イッても動かすのやめないってばw、学習しないよね~」 『ヌプン…♡ぬぽう…♡』 「辛そうだけどまだ終わんないよ~、メンツ固定でこのまま2周目、3周目って続くからね~♡ ん、出る? はいどーぞ~♡」 ───。 ──。 ─。 サキュバスの宣言通りに、クラムはその後も延々と犯され続けた。 『じゅぶうる♡ じゅぴゅる♡』 「は゛イク゛ いぐ゛ いくううっ゛!」 「あれ、もうイっちゃいますね…♥では、尻尾回しながらピストンしてあげます…♥」 『じゅぽじゅぽ…じゅっぽ…』 「もうダメ!!もうだめ!!やめ゛テぇ゛」 「辛いときは目の前のお姉ちゃんにギュ~ってしがみついててね♡ その方が犯し甲斐あるからさ」 『じゅぷ!ぐっぷん!じゅっぷ』 「い…いく、いっ、く、ほんと…しぬぅ」 「ん~、イキそう~? ほらイケ♡」 何度も何度も、サキュバスの尾の内側に放たれる精嚢の中身。 3振りの肉筒が、代わる代わるクラム股間に入れ替わり、不浄のものを搾り取っていく。 神経が灼き切れてしまう程の快楽に、終盤にはそれぞれの内部構造の違いも感じ取れなくなっていく。 『ぶりゅ…♡びゅぐ♡』 『ぶぽっ…♡ぶりゅりゅう…♡』 『ぴゅ、ぴゅ♡ ぶゅ♡』 サキュバスに尾であしらわれ、クラムは要求のままに白濁をひねり出していく。 その姿は、もはや単に「負け」と呼べるような次元ではなかった。 ──。 ─。 「ほら、ジュン君見える?」 傍らで眺めたアクリラは、ある時そう言いながらジュンをクラムの近くに寄せた。 ジュンの顔の先には正に現在、犯され続けているペニスがある。 結合部の幅を伸び縮みさせながら、サキュバスの暴力的な肉壺が容赦なくペニスを咥えている。 「イク゛ッ!!イ゛ッ、イ゛グぅッ゛!!」 迸る絶叫。 『びゅるり』とした吐精の水音は、それを聞くジュンの精神さえ蝕む。 『ヌプ…♥ぐプ♥』と濡れた表面をしゃくり上げるような音を鳴らし、自らが先生と慕うクラムがマワされている光景。 ジュンの脳裏には当然怒りや悲しみと言った感情が浮かぶ。 しかしそれよりも強く、はっきりと浮かんでくるのは「憧れ」「劣情」といった酷く非論理的な思考だ。 ジュンは師とそれを取り巻く肉筒の様子を隅々まで観察し、生唾を呑んだ。 「サキュバスの尻尾オナホ♥オカシクなる位気持ちいいんだって…♥」 アクリラがジュンの耳横で、ブレた幼い精神に追い打ちをかけていく。 「この子達がジュン君のお嫁さんになったら毎日大変だね~♥抱っこされたまま尻尾でおちんちん食べられて…♥クラム先生みたいにのたうちまわっちゃうの♥」 動揺するジュンの目の前で、クラムのペニスが『ちゅぽん♡』と尻尾から引き抜かれた。 そして、数秒のインターバルも与えられずに次の尻尾に呑まれ、ペニスは見えなくなる。 繰り返し。延々と。 精液の咀嚼─嚥下までを繰り返し、次の肉筒へとパスされる尻尾のリレー。 クラムはサキュバスの一人に抱き着いたまま目をギュッと瞑り、泣いていた。 悔しさか、苦痛か、それとも悦楽の涙か。 石臼で引かれる様な荒い呼気と一緒に、大粒の涙が目の端からあふれ出している。 同時にヨシヨシと労わるような掌がクラムの頭を柔らかく撫で、下半身の目を覆いたくなるような光景と少しでもバランスを取るかのようだ。 ゆっくりと夜が更けるのに従って、クラムが解放されたのは数十分後だった。 「ふふ、大丈夫かな…♥うん♥生きてますね」 「お疲れ先生♡ じゃあジュン君貰っていきますね」 「3人で大切にするからさ~、時々会いに来てよ♡」 ぐったりと動けないクラムに投げかけられた言葉。返事はない。 3人のシスターたちはそんなクラムから視線を外すとジュンに近付き手を握る。 顔をのぼせさせ、シスターたちに熱っぽい視線を送るジュン。 呼気は荒く、身を屈めるような姿勢を取っている。 「ジュン君も興奮しちゃったみたい…♡」 「苦しそうです…♥ 早速2階でたっぷり遊びましょうね…♥」 「ジュン君、お姉ちゃん達と何して遊ぶ~♡」 「え~♡ さっきのが良いんだ~♡ クラム先生が羨ましかったのね〜♡」 「じゃあ、いっぱい尻尾で可愛がってあげないとだね♡」 「尻尾でしばらく遊んでから、そのあと結婚しましょうか…♥」 全く抵抗する素振りを見せないジュンと、それを取り巻く3人のシスターは足音を響かせ2階へ消えていった──。 ─── ──。 ─。 『ひゅーひゅー』と今にも消えてしまいそうに、クラムはか細い呼気を吐きながら逆レイプ後の戦慄きに体をピクピクと揺すっている。 「おーいクラム先生~♥ あはは♥轢き殺されちゃったみたい♥」 アクリラが邪悪に笑う。 アクリラがクラムに向かって指を弾くと、緑色の光がクラムの全身を包み込む。 強い回復の魔法だ。嫐られ切った肢体に、ハリツヤが戻っていく。 そのまましばらくすると、クラムの意識が戻った。 「やっほーごめんごめん、本気出し過ぎたかも…♥ 次はもっとゆったりあやしてあげるからさ♥」 怯えるクラムの表情は、恐怖に引き攣っている。 あんな思いをするくらいなら今すぐここから逃げ出してしまいたい。 そんな考えがクラムを蝕む。 そんな彼を踏みとどまらせているのは、無論残された子供達のため。 そしてクラムが心から帰依する神の為だ。 クラムは尚も信じる。自らの神を。 信じるものだけを救うという聖教の神は、全てをご覧になっており、邪な者達を今にも打ち砕くのだ。 疑念や悔悟の念を振り切り、心の中でいつものフレーズを呟く。 神よ、どうかお助け下さいと──。 (後編②へ続く)