XaiJu
真砂
真砂

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美味しい料理に抗えなくなっちゃった娘(+台詞なし)

美味しい美味しいと食べているうちに後戻りできなくなっちゃうの良いよね…という考えで描いたものですね… 大学2年の秋、私に初めての彼氏が出来た。ここまでずっと陸上部一筋だったから私には無縁だと思っていたけど、自分の事を好きだと言ってくれた事がこんなに嬉しい事だとは知らなかった。 2人でいる時間は楽しく、何より心が落ち着く感じがした。流れるまま同棲を始めた私達だが、そこでもう一つの驚きを知った。彼の手料理が美味し過ぎる…元々料理が趣味とは聞いていたし料理研究会なるものに所属しているとは聞いていたが、ここまでの腕だとは思わなかった。 彼が試作品だといい作ってくれるお菓子やご飯を一緒に食べる。今まであまり食事には強い思い入れはなかったが彼の腕によるものか一緒に食べる食事はとても美味しく感じた。 ある時、スポーツウェアに着替えようとした時身体の変化に気付いた…太っている。理由は明白彼の料理なのだろうが、それを無碍にするのはとても嫌に感じて…… 朝、彼の声で目が覚める。どうやら朝食の時間の様だ。 はだけきったシャツを片手でグイグイ直しながらノソノソと食卓に向かう。テーブルにズラッと並べられてる食事の数々を見て思わずヨダレが出てきてしまう。だって仕方ない、こんなに美味しそうなんだもの…… 2人で食事をする、こんな幸せな時間はない。私が美味しい美味しいと言いながら食べるのを彼は嬉しそうに聞いている。私は彼のそんな様子を見て更に嬉しくなって、食べる手が益々止まらなくなる。もしかしたら、彼の喜ぶ顔が見たくて私は食べいるんじゃないかと思うくらい… そして、用意された食事をほとんど1人で食べきって食休みと言いつつ横になっているとふと自分がお腹を撫でている事に気づく。 脂肪でふわふわとした感触の下に大量の食事のせいでパンパンに膨れている、いつからか食後この様に過ごすのが習慣にっていた… …以前とは見違える程太った。 太り始めてからというのもダイエットというダイエットはせず彼が出してくれる美味しい料理をひたすら食べていた。走るのは辛くなって陸上はやめてしまった。スポーツウェアは着れなくなって捨ててしまった。今じゃ食べるか寝るかしかしていないかも…そして食事の後は決まって眠くなってきてぐっすりと眠ってしまう。この満腹感を感じたまま眠る瞬間が堪らなく心地良い…こうして眠って次の食事の時間に起きる…さすがにまずい生活習慣だなとは思うし、ダイエットした方がいいかなと思うけど最近益々美味しくなった彼の料理を前にしたら我慢出来なくなるのは明らかで… 考え出したら口寂しくなってきた、お菓子でも食べて眠ってしまおう…はぁ、ダイエットかぁ… 当分この甘い生活からは抜け出せないだろう。

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