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オリィのお気に入りイラスト紹介その1

突然始まった、オリィのオリィによるオリィが描いたイラスト紹介のコーナー。

第一回目はこちらのイラスト!


『花の香り』というタイトルで2019年6月に投稿したイラストだ。

貴女の髪の香り。

私の好きな香り。

・・・なんていうポエムじみた文章がキャプションに添えられている、誰がどうみても(おそらく)百合なイラストである。

当時オリィはまだ別名義で活動していて、そもそも小説をメインに書いていた。

このイラストの二人の少女はうぃしゃぽなすた!というオリジナル小説の登場キャラであり、右のショートカットの女の子が『詩葉(うたは)』左のツインテの女の子が『有栖(ありす)』という。

今でも度々イラストを描くほどに自分自身二人のことは気に入っており、2年近く寄り添っている愛しいうちの子たちだ。

記憶に残る限り、まともに百合イラストを描き始めたのはこれが初めてであり、大胆な落ち影をつけた雰囲気重視の画面作りをするきっかけもこのイラストが作ってくれた。

このイラストを描く以前、自分は様々な事情からしばらく絵を描くことから離れていた。

絵を描くことが楽しくなくなり、もういっそ絵を描くこと自体辞めてしまおうと考え、ペンタブを処分したりお絵かきソフトをアンインストールしたりとどうにかして創作の道から離れようとしていた。

結局、創作からも絵を描くことからも離れられずに今なお毎日お絵かきしているわけだが、その頃の自分は本気で絵を描くことを辞めようと思っていたのだ。

創作から抜け出せない自分はそれでも絵を描くことから逃げ小説を書き続けていた。

半年間で36万文字ほど執筆するくらいにはのめり込んでいた。

とにかく自分の小説のキャラクターが可愛くて可愛くて仕方がなく、小説を書き進める度に自分のキャラクターを実際に絵として描きたいという強い欲求を感じていた。

絵を描くことへの疲れと恐怖、自分自身の置かれた環境への諦観からしばらく葛藤をつづけるものの、やがて我慢の限界が訪れ、辞めたはずの絵を少しずつ描くようになり、ちょこちょことpixivに投稿することを再開することになる…。

そんな時に描いたうちの1枚がこのイラストである。

今見れば目をつむりたくなるくらいに粗い仕上げの1枚だが、きらきらと光る何かがあるように自分は感じる。

何よりも、長らく絵を描くことから離れていた後に吹っ切れて絵を描くことを再開した快さや、キャラクターへの愛情が滲み出ていると思うのだ。

オリィはこのイラストを描いた後、どんどん百合イラストを描くことの楽しさにハマっていき、自分の本当に描きたいものを見つける。

それが百合ふたなり。

この1枚がなければ今の自分はないと言って間違いない。

本当に大切なイラストだ。

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