初めまして、こんにちは。しもかわです。
今回は過去に自分が投稿したイラストに基づき、綺麗に見える色塗りのポイントを大きく3つにまとめました。少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。
色塗りをする際、はじめに下地になる色を線画の内側に塗っていきますよね。
この下地の色塗りの段階で『なんだか纏まりのないイラストになっちゃった』とか、『うまく説明できないけど配色が気持ち悪い』という現象が起きた経験がある方は多いと思います。
この下地の色選びでミスしない条件を自分なりにまとめた結果が以下の通りです
1. 下地を構成する色は色相の近い色に揃え、色数は3~4色に絞る。この時、彩度が高くなり過ぎないように注意する。
2. 一色だけ彩度の高い補色を入れる。補色がキャンバスに占める面積の割合は少なくする。
3. どうしても色数を多くする必要がある場合は、色相や彩度、明度を少しだけずらした色にする。これにより色数を増やしても画面全体に統一感を保つことができる。
↑ 色相が反対の位置にある色(アクセントカラー)があることで画面が引き締まります
※配色については、分かりやすい解説ページがあったのでこのページの一番下にURLを貼っておきました。そちらも参照してみてください。*1)
僕は性癖の関係上デブを描くことが殆どなのですが、柔らかさを強調するためにボケ足の強いブラシで影を塗ってしまうとメリハリのない絵になってしまいます。
↑全体をボケ足が強いブラシで塗ると何か気持ち悪い…。
そのため、二の腕や腹、太腿と胸など柔らかさを強調したい部位にのみ『滑らか水彩』などのボケ足の強いブラシで塗り、他の部位は『濃い水彩』などのボケ足が弱いブラシで塗ってやりましょう。
全体を濃い水彩で塗ってから→ 柔らかく見せたい部位を滑らかに →最後に稜線の色を彩度の高い暖色にする(「透明ピクセルをロック」してやると便利)
最後に仕上げについてです。
イラストの上達法などでグロー効果や色収差を紹介しているページをよく見かけますが、これらの仕上げ・加工法はあくまでアニメ塗りで効果を発揮する手法です。水彩系のブラシを使った塗りが台頭している現在の状況ではあまり有効ではないと僕は考えています。
1. キャラクターにクリッピングした状態でレイヤーモードを[オーバーレイレイヤー]に設定、グラデーションをかけて光を表現
↑わかりやすく不透明度を100%で表示するとこんな風
2. [色調補正レイヤー ▶︎ トーンカーブ]でコントラストが高くなるよう色見調整。
※↑ こんな感じで調節しています。トーンカーブを使うと彩度が高くなり過ぎるきらい
があるため、新たに色調補正レイヤーを用意して彩度を下げると良いと思います。
3. グレースケールで画面全体を塗る →[フィルター ▶ 描画 ▶ パーリングノイズ] 不透明度15%程度でフィルターモードをオーバーレイにする*2)
などが現状ハズレのない鉄板の仕上げ方法だと思います。
○まとめ
ここまで僕がイラストを描いてきて得た経験則に基づく色塗りの手法になります。
皆さんの塗りの参考に少しでもなればと思いこの記事を書きましたが、ご指摘や疑問、至らない点も多数あると思いますので気づいた方は是非ともコメント頂ければ嬉しいです!それでは!
●おまけ
・効率よく手抜きをしよう!
今回何度も説明に使った白熊おっちゃんのイラスト、実は輪郭線の部分は一切ペン入れをしていません。
クリップスタジオの『境界効果』を用いることで輪郭線のようなものを数クリックで描画できます。うまく使えば相当な時短になるためオススメの機能です。
・チークはオレンジ系のピンクが至高なんだよなぁ...。
赤や紫系のピンクは淫乱で下品な印象を与えるため、頬はオレンジ系のピンクで塗ってやるといいですぜえぇ!!
・股間部分には彩度の高い色を塗るべし!
ケモホモイラストはジャンルの特性上、獣人の性的な魅力を表現しなくてはなりません。そのため、性的な魅力を伝えやすい体の部位(特に股間など)に視線を誘導することが効果的です。
この視線誘導を最も簡単に行えるのが股間部分に彩度の高い色を置く方法です!
白熊おっちゃんの絵や以下の絵では意図的にその効果を狙ってます。
参考:注釈をつけた部分については以下のページを参考にするとよりわかりやすいと思います。URLを添付したので参照してみてください。
*1)イラストを美しく仕上げる!配色講座 〜色使い・色選びを学ぶ〜
(URL: https://www.palmie.jp/lessons/62 )
*2)「これだけ!?厚塗りが簡単にできる手順とは。」(https://www.youtube.com/watch?v=U0vzvHL2gZA&t=531s)