#19
「曲輪、俺ホントにそういうつもりじゃなくて…」
とかなんとかいって、しっかり勃起してるじゃねぇか。
山本の股間はテントを張って、オレを誘っている。
それを隠そうとした山本の手を振り払い、オレはチ〇ポを取り出した。
山本のモノは少し長めで、反り返っている。
ミヤコーのとも全然違う。ぷにぷにと触ってみると太くはないが、硬さはミヤコーより上だ。
オレのは…どうだったかな。もうあんま覚えてないや。
(ひさしぶりのチ〇ポ…♡)
「っ…くる…わっ…」
勃起したチ〇ポにキスして、舌を這わせる。そうするのが当たり前になっていた。
そうするのが、すごく、興奮する。
ぢゅるっ♡ ぢゅる♡ ちゅぱ♡ ちゅばっ♡
山本はわずかに抵抗する素振りを見せたが、その力は弱い。山本が本気で抵抗するつもりなら、オレを振りほどくくらいわけないはずだ。
オレはかなり筋力が落ちた自覚がある。ビンの蓋とか開けられなくなった。まぁ元からそんなもんだったかもしれないが。
(ん?コイツ、ここが弱いのか)
ミヤコーの時はチ〇ポを咥えると無理やり動かされ、しゃぶらされてる感が強いが、山本は微動だにしないのでこちらから動かざるを得ない。
男の時の記憶で気持ちいいだろうところはわかるけど、先端の穴のところが特に反応がいい。
舌でほじくりながら強く吸うと、山本は身をよじらせながらうめくような声を上げた。
正直に言って、気分がいい。陽キャで明るい山本と木佐はクラスの中心的存在だ。
別にいじめられたりしたことはないが、底辺を自称するオレにとっては、遠い存在でもあった。
今、そいつがオレにチ〇ポをしゃぶられて、思うがままになっている。
(チ〇ポきもちいいだろ。いくらオレが相手でも、気持ちいいことはやめられないもんな)
性欲ってのはそういうもんなんだ。
性欲が悪い。気持ちいいのが悪い。だからオレも山本も悪くない。
(っと…このままじゃ出ちまうな。それじゃそろそろ…)
「山本、ベッドに横になって。オレが、するから」
「はぁ…はぁ…お…おぅ…」
山本はひどく興奮した様子だったが、チ〇ポ丸出しのまま素直にオレのベッドに寝そべった。
ミヤコーみたいに勝手に動かれるのは避けたかった。そのほうがラクではあるけど、
前の穴に入れるのははじめてだったし、今はこいつを思うがままにしたいと思う気持ちが強い。
「服脱いだほうがいいよ。たぶん、濡れちゃうし。オレも脱ぐから」
「そ そうだな、わかった」
なんかチョロいなこいつ。なんでも言うこと聞くじゃん。
山本がズボンをそのへんに放り投げると、オレも下を脱ぐ。
パンツもズボンもぐちょぐちょで、不快だったのではやく脱ぎたかった。
ベッドに寝そべる山本の股間をまたぎ、馬乗りになる。
(セックス…セックスするんだ、オレは…おマ〇コで…ホントのセックス…)
ごくりとツバを飲み込む音が妙に大きく聞こえた。それが自分のだったか、山本のものだったのかわからない。
(入れる…入れるぞ…っ)
山本のチ〇ポをつかむと、ビクッとふるえた。熱くて、硬い。
つい癖で後ろに入れそうになったが、今日は前だ。マ〇コに…入れるんだ。
(ここ…だよな?メガネないからよく見えん。んっ…すべってうまく入らないぞ…こう…もう少し…)
はやく入れたいのに、焦りからかちゃんと入らない。入口をぐにぐにと刺激され、それはそれで気持ちいいんだけど。
穴が小さいからか?時間をかけていると、山本が言った。
「お 俺さ、こういうのはじめてで、だからなんというか、その…」
…?お前がはじめてだからなんだというのか。今どうでもいいがそんなこと。
もう少しで入りそうなんだ。
「いや、オレも(コッチでするのは)はじめてだし。たぶん、これであってるはず」
「そ そうなんだ…曲輪も…それって…っ!」
(あ…ここ…だ♡はいっ…た…ぁ♡)
みちみちと少しずつ穴が押し拡げられる。拡張するために指や器具などを入れてはいるけど、ここまで深く入ることはない。
チ〇ポが奥へ進むたび、電気のような快感が走る。穴の奥、深くで感じる、深い快感。
(これ…やべぇ…ケツとはまた違って…きもちいい…♡)
息も荒く山本にまたがったまま体を反らせると、より深くチ〇ポが入り込んでくる。
(マ〇コがびくびくしてっ……入れただけなのに…イくっ…)
「はぁ…はっ…ハッ…♡」
「曲輪…まさかイってる?」
ニヤついたような嬉しそうな顔で山本が言う。
「…!は はぁ?イってないし。まだ入れただけだし」
もちろん嘘だけど、なにかシャクだった。
陰キャ特有の負けずぎらいかもしれないが、オレがこいつに勝てるのはセックスの経験くらいなものだ。
余裕ぶった顔しやがって。今は、オレが上に乗ってるんだ。ぜってーイかせてやる。オレのマ〇コで!
「…あ あのさっ…胸、さわってもいいか?」
「っ…い、いいけど」
「マジでっ!?やった」
すでにセックスまでしてるのに、そんなに胸がさわりたかったのか。変なヤツだな。
下になったまま山本が手をのばして、オレの胸を遠慮がちに触った。
「や やわらけぇ~…てか前より全然デカくなってる」
「前?」
「あっ、いや、体育の時とかさ、ちょっと見えちゃって。俺…曲輪の胸でめっちゃシコってたんだぜ」
「ふ、ふーん」
リアクションに困るが、そんなに悪い気はしなかった。
まぁ胸くらいいくらでも触らせてやろう、減るもんでもないし。
快感の波がわずかに引き、オレにも余裕が戻ってくる。
奥までブチ込まれたチ〇ポを腰を浮かせて引き抜き、体重をかけてまた奥深くまで飲み込む。
一回、二回、往復する。マ〇コの奥がじんじんとしびれ、ぬちゅぬちゅと汁があふれ出てくるのがわかる。
三回、四回、五回、六回っ…!
「…どうなんだよっ…オレの ま、マ〇コはっ…♡」
セックスしてるってのに胸に夢中の山本を責め立てる。
テクニックもなにもない、前後にカクカクと腰を動かすだけの単調なセックスだけど、ただただ気持ちがいい。
ずちゅ♡ ぬち♡ゅ ずちゅ♡ ずちゅ♡
快感で顔がとろけそうになるが、必死にこらえる。
「すっげっ…すっげぇよ、ぬるぬるで…曲輪のマ〇コきもちいいっ」
「そ そうだろ…っけど、まだまだこれからだからなっ…!」
少しずつ、イってしまわない程度にスピードをはやめていく。
冷房をつけてても体が汗ばみ、山本の顔から余裕が消えていく。
荒い呼吸に快楽に呻く声。オレの中に嗜虐心が芽生え、興奮がさらに高まっていく。
(もっと、もっとしてやるっ…!イけっ…!イっちまえ…っ!)
パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡
胸をもまれながら、マ〇コの奥ふかくをチ〇ポが撫ぜる。
男同士ではありえない状況が、オレがメスになっていることを今まで以上に強く意識させた。
(オレ、女なんだ…っ女で…おマ〇コでセックスしてるっ…!きもちいいっおマ〇コセックスぎもぢいいぃ)
このままではまた先にイってしまう。いやなんだったらもう八割くらいイってる。
山本のヤツもイきそうだけど、まだあと少し足りない。
「んむぅうう♡♡」
オレは山本に抱き着くように密着して、その口に吸い付いた。
男とキスをするのに抵抗がないわけじゃないが、ミヤコーにも何度もさせられてる。
それに、これはキスじゃない。恋人がするキスなんかじゃなく、性欲に溺れた者同士の、口でするセックスだ。
これをされると頭がとろけて、何も考えられなくなる。
それは山本も同じだったようで、限界が近いのかうめき声が大きく響く。
「「んんんんんんっ」」
お互い強く舌べろと腕をからませあい、汗だくになりながら腰を動かす。
(だせっ!ナカにだせっ!チ〇ポ汁だせっ…!精液精液精液…っ!!)
どびゅっ♡どびゅるっ♡びゅるるるるっ♡びゅくん♡びゅくん♡
(ぅおっ…♡勢いすごっ…いぐいぐいぐぅううう♡♡♡)
頭が真っ白になって、オレは腰が抜けたように力がはいらなくなり山本にもたれかかる。
気持ちが良すぎた。今もマ〇コの奥がきゅうっとなって、びくびくと何度も痙攣している。
(コレ…ぜってぇクセになる…♡もうセックスなしじゃ生きられなくなる…♡)
山本がチ〇ポを抜き、こぽこぽと精液が流れ出る。熱くとろけたマ〇コが部屋の冷気にさらされ、心地よかった。
「うはぁ…すげぇよかった…お、おい曲輪、大丈夫か?」
「…うる…へぇ」
もう少し、余韻にひたっていたかった。オレが何も言わずにいると山本はまた胸をいじりだしたが、ほおっておいた。
どれだけそうしていただろうか。どちらからともなく起き上がって後始末を始めたころには、体とシーツに飛び散った精液は乾いてカピカピになっていた。
「今日のこと、誰にも言うなよ」
脱ぎ散らかした制服を着て、二人して麦茶をがぶ飲みしたあと、山本は帰ることになった。
シャワーを浴びたかったけど、もうすぐナオフミ(弟)も帰ってくるころだろうし、やめておこう。
「いわねーよ。俺そういう約束は守るタイプだし」
しらんけど。ヤることヤったし、あまり家族や他の住人に見られたくないので、さっさと帰ってほしいんだが。
けれど山本はなにかもじもじとして、一向に玄関から動かない。
「…てかさ、俺たち付き合わね?俺ならその…」
「いや、男とは付き合わねーけど」
「え」
なにいってんだこいつ。セックスしたからって付き合うわけがないだろ。
それならミヤコーとだって付き合うことになっちまうし、そんなの怖気が走る。恋愛感情どころか友情も欠片もない。
オレはただ、セックスがしたいだけなんだ。気持ちよくなりたいだけなんだ。
ミヤコーだって山本だって、本音はソコだろう。
男ってのはそういうもんだ。オレとしても、セックスはもっともっとしたい。相手は…べつに誰でもいい。
「…またヤりたいってんなら、してもいいけど」
「えっあっ…いや、そうか。そうだよな…じゃ、…じゃあ 帰るわ。また学校でな」
山本はなぜか微妙な顔を浮かべて去っていった。
ドアを閉めて、一息つく。
(ふぅう…セックス…しちまったな。どのみちいつかは、することにはなっただろうけど)
そういや、一応処女喪失したことになるのか。痛みとかなかったから今気づいた。
処女膜ってのがあるんじゃないのか?まだ形成されていないのか、それともあれがそうだったのか?
前に風呂場でいろいろ入れてみてたとき、ほんの少し血が混ざっていたような気もするし、それが膜だったのかもな。
まぁいいか。別に長年守ってたってワケでもないし。
自室に戻ると、濃い精液の匂いが充満している。換気をしようかと思ったが、さきほどの行為が思い出されまた興奮がぶりかえしてきた。
家族が帰ってくるまでの間、オレは再び自慰に耽るのだった。
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