「ふっ…へぇっ! んへぇぇ……っ」
部位によっては男の子と変わらぬほど平坦と、成熟の陰りすら見えずな幼い肢体。
しかしながら、頻繁な自慰頻度の影響か、無垢な割れ目からは、意外にも雌としての確かな証と……艶めかしい濡れ光が垣間見える。
だがそのことを、まるでひた隠すように――
「ん゛ぇっ……ふっ……はひゃぁあぁぁ……っ」
一際間の抜けた笑いの残響と共に、黄金色の小水を割れ目から小気味よく迸らせ始める。
「ほらほら、そんな気持ちよくおしっこしてないでぇ、次の質問だよ~」
そんな痴態の極地にいる中でも、指導員の謡うように弾む質疑は終わらない。
「ひっ…ゆぅうぅ…からぁっ……まっ…まっへぇぇ……」
……恐らく同じ陰キャの部類として、どこか他人の気がしない少女なのか。
あまりの執拗な辱めに、もういいだろう……という微かな憤りが俺の中で芽生える。
というか、あの女が機嫌よさそうというのが、そもそも気に入らない。
「ふふっ、へぇ~そうなんだぁ~♪」
まったく……あのような狂人をずっと覗き見ていると、こちらのまともな感性が、いつの間にか歪んできてしまいそうで怖い。
……しかしながら――
「あ゛っ…ひょっ…あひょわぁぁ……っ」
ポタポタと排尿し終えた小水の雫を濡れ床に落としながら、指導員からの質問――
『初恋の人の、どこが好きなの~?』
を健気にも、真っ赤になった涎、鼻水塗れの間抜け面で答え続ける鈴成女児の姿。
それを件の初恋相手――藤堂くんとやらに見せたのなら、どのような化学反応が起こるのか……。
別ウィンドに開いた動画――こことは真逆な鈴成女児の平穏な日常。
会話を盗み聞く限り、何かグループ課題のことなのか――
鈴成女児を加えた男子二人と女子二人の四人組。
その班は休み時間、廊下で何かの取り決めをしているが、鈴成女児はただもじもじとするだけで、
藤堂くんと会話どころか目も合わせられず、隣の女子とばかり話をしている。
そんな甘酸っぱく可愛らしい姿を横目に、先の邪な想像を何度も何度も、頭の中で妄想し続けていた。
こちょ憑き(鈴成小夜編) 了