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小梅
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こちょ憑き(鈴成小夜編:8)


「ふっ…へぇっ! んへぇぇ……っ」


 部位によっては男の子と変わらぬほど平坦と、成熟の陰りすら見えずな幼い肢体。

 しかしながら、頻繁な自慰頻度の影響か、無垢な割れ目からは、意外にも雌としての確かな証と……艶めかしい濡れ光が垣間見える。

 だがそのことを、まるでひた隠すように――


「ん゛ぇっ……ふっ……はひゃぁあぁぁ……っ」


 一際間の抜けた笑いの残響と共に、黄金色の小水を割れ目から小気味よく迸らせ始める。


「ほらほら、そんな気持ちよくおしっこしてないでぇ、次の質問だよ~」


 そんな痴態の極地にいる中でも、指導員の謡うように弾む質疑は終わらない。


「ひっ…ゆぅうぅ…からぁっ……まっ…まっへぇぇ……」


 ……恐らく同じ陰キャの部類として、どこか他人の気がしない少女なのか。

 あまりの執拗な辱めに、もういいだろう……という微かな憤りが俺の中で芽生える。

 というか、あの女が機嫌よさそうというのが、そもそも気に入らない。


「ふふっ、へぇ~そうなんだぁ~♪」


 まったく……あのような狂人をずっと覗き見ていると、こちらのまともな感性が、いつの間にか歪んできてしまいそうで怖い。

 

 ……しかしながら――


「あ゛っ…ひょっ…あひょわぁぁ……っ」


 ポタポタと排尿し終えた小水の雫を濡れ床に落としながら、指導員からの質問――

 『初恋の人の、どこが好きなの~?』

 を健気にも、真っ赤になった涎、鼻水塗れの間抜け面で答え続ける鈴成女児の姿。

 

 それを件の初恋相手――藤堂くんとやらに見せたのなら、どのような化学反応が起こるのか……。

 別ウィンドに開いた動画――こことは真逆な鈴成女児の平穏な日常。

 会話を盗み聞く限り、何かグループ課題のことなのか――

 鈴成女児を加えた男子二人と女子二人の四人組。

 その班は休み時間、廊下で何かの取り決めをしているが、鈴成女児はただもじもじとするだけで、

 藤堂くんと会話どころか目も合わせられず、隣の女子とばかり話をしている。


 そんな甘酸っぱく可愛らしい姿を横目に、先の邪な想像を何度も何度も、頭の中で妄想し続けていた。



こちょ憑き(鈴成小夜編) 了

 


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