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小梅
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こちょ憑き(鈴成小夜編:3)


「うっ…ふっ……くぅうぅうっ」

「ほらほら小夜ちゃん、もっとピーンって腕上げて~」


 やたらにねっとりとした……。

 セクハラと訴えられても致し方ない、性悪女……指導員の身体検査のラストを飾る、くすぐり感度検査。

 どの部位が、どのような刺激で、どれほどまで敏感なのかを調べ上げるための検査なのだが――


「ふぅっ…ふっ…ふぅうぅんっ」

「も~、言ったそばからまた腕下がってるー」


 他の検査同様……それよりも執拗に湿っぽく、長々しいものになっている。


「ひっ…きゅっ……くぅうぅうんんっ!」

「あはっ♡そんなくねくねしたらやり辛いよ~」


 どうにかバンザイと上げられ、無防備と開かれたつるつるの腋下。

 そこへ毛筆が滑り這う度に、華奢な身が小刻みに震え跳ね、反対の手がプルプル敏感な腋下を庇おうと伸びていく……が――


「……小夜ちゃーん、お姉さんの仕事にちゃんと協力してくれないとー『約束』……忘れちゃいそうだな~」

「う゛っ…くっ…う゛うぅうぅぅうっ」


 敏感な幼い肢体には天敵たる妖しい刺激。

 腋下を庇いたくて……こそばゆい筆の刺激からから逃れたくてたまらないのだろう。

 鈴成女児はそれでも健気と……更なる脅威、この後に行われる本格的なTTS治療――

 『いい子に検査受けてくれたらちゃんと手加減してあげる♡』

 という詐欺師……指導員の言葉を信じ、涙目の瞳をぎゅっと閉じながら、パンツ一枚という姿で堅忍と耐えつづける。


「ふぅっ…ふっ…きゅふぁぁっ!」

「ふふっ、まだもーちょっと、も~ちょっと我慢だよ~」


 この過程が、彼女の頭の中に、自身のくすぐりの弱さを根深く意識させ、

 より性悪ロリコン女……指導員好みの身体にするための下拵え……だとも知らずに――






こちょ憑き(鈴成小夜編:3) こちょ憑き(鈴成小夜編:3)

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