「うっ…ふっ……くぅうぅうっ」
「ほらほら小夜ちゃん、もっとピーンって腕上げて~」
やたらにねっとりとした……。
セクハラと訴えられても致し方ない、性悪女……指導員の身体検査のラストを飾る、くすぐり感度検査。
どの部位が、どのような刺激で、どれほどまで敏感なのかを調べ上げるための検査なのだが――
「ふぅっ…ふっ…ふぅうぅんっ」
「も~、言ったそばからまた腕下がってるー」
他の検査同様……それよりも執拗に湿っぽく、長々しいものになっている。
「ひっ…きゅっ……くぅうぅうんんっ!」
「あはっ♡そんなくねくねしたらやり辛いよ~」
どうにかバンザイと上げられ、無防備と開かれたつるつるの腋下。
そこへ毛筆が滑り這う度に、華奢な身が小刻みに震え跳ね、反対の手がプルプル敏感な腋下を庇おうと伸びていく……が――
「……小夜ちゃーん、お姉さんの仕事にちゃんと協力してくれないとー『約束』……忘れちゃいそうだな~」
「う゛っ…くっ…う゛うぅうぅぅうっ」
敏感な幼い肢体には天敵たる妖しい刺激。
腋下を庇いたくて……こそばゆい筆の刺激からから逃れたくてたまらないのだろう。
鈴成女児はそれでも健気と……更なる脅威、この後に行われる本格的なTTS治療――
『いい子に検査受けてくれたらちゃんと手加減してあげる♡』
という詐欺師……指導員の言葉を信じ、涙目の瞳をぎゅっと閉じながら、パンツ一枚という姿で堅忍と耐えつづける。
「ふぅっ…ふっ…きゅふぁぁっ!」
「ふふっ、まだもーちょっと、も~ちょっと我慢だよ~」
この過程が、彼女の頭の中に、自身のくすぐりの弱さを根深く意識させ、
より性悪ロリコン女……指導員好みの身体にするための下拵え……だとも知らずに――