*The text of these pictures hasn't been translated into English, because it's a new one. I'm planning to release the English version as well, but for now, I post this in Japanese.
一ノ瀬直の秘密の趣味(Nao Ichinose's Secret Hobby)
一ノ瀬 直(いちのせ なお)。27歳。真面目な会社員。口数が少なく内向的な性格で、何を考えているのかよくわからないので上司からは不気味がられている。しかし仕事に関してはそつなくこなし、誰に対しても公平で穏やかな態度で接するので、基本的に周囲からの信頼は厚く、特に後輩社員からの評価は高い。
無骨なメガネと表情の少なさ故に一見わかりにくいものの、よく見ると中性的で整った顔立ちをしているので、一部の女子社員からは密かに人気を集めている。
そんな彼の誰にも言えない趣味が女装。仕事から帰った後はほとんど毎日のように女装し、女の子のように可愛く着飾った自分の姿を鏡に映して悦に入ったり、自慰行為に耽ったりしている。退屈な日常の中で、女装して女の子に変身するこの時間だけが彼にとっての密かな楽しみになっている。
最近は自室での女装に飽き足らず、住んでいるアパートの廊下を女装姿で歩いたり、こっそり露出してみたりすることに快感を覚えている。
アパートの住民が寝静まった深夜、顔に綺麗な化粧を施し、まるで痴女そのもののセクシーなランジェリー姿になった彼は、その上からコート一枚のみを羽織り、震える手で自室のドアを開けて共用の廊下に足を踏み出す。深夜の廊下に響く硬質なハイヒールの音が彼の身体を熱くする。四階の自室から一段一段を踏み締めるようにゆっくりと階段を降り、一階の掲示板前、アパートの出口付近で足を止める。女装姿でアパートの敷地外に繰り出すほどの勇気はまだ彼にはない。だがここまで辿り着いたというだけでも、今の彼にとっては大冒険と言える行為だ。
周囲に人の気配がないことを念入りに確認してから、羽織っていたコートを思い切って脱ぎ去る。コートが床に落ち、身体が外気に晒された瞬間、腰が抜けそうなほどの開放感が一気に全身を駆け抜ける。
背中に触れる長髪のウィッグの感触。心地よく身体を締め付けるランジェリーの滑らかな肌触り。初夏の夜の冷ややかな空気が、痛いほどに勃起したペニスをくすぐるように撫でていき、そのほんのわずかな刺激だけで、彼はもう射精しそうになってしまう。
しんと静まり返った夜の廊下で、激しく脈打つ自分の心臓の音だけがうるさいくらいに耳に届く。こんな恥ずかしい姿、絶対に見られてはいけないはずなのに、「変態的な自分の姿を誰かに見て欲しい」という矛盾した気持ちもまた、同時に胸の内に湧いてくる。
深夜だからと言って人が来ないとは限らない。万が一誰かに見られて通報でもされてしまったら彼の人生はお終いだ。しかしその背徳的なスリルが余計に彼の身体を昂らせ、ストッキングに包まれた艶かしい両足をその場に止まらせてしまう。
興奮に息を荒げながらひとしきり女装露出の倒錯的な快感に浸った後、彼は足下に落ちているコートを拾い上げて再び羽織り、自室に向かって歩き出す。
「今度は思い切って近くの公園まで行ってみようかな……」などと火照った頭で考えながら、一ノ瀬直はもと来た階段を上って行った。
Wataya
2021-05-16 05:47:43 +0000 UTCjaykersh
2021-05-14 15:25:33 +0000 UTC