初めてを奪われてから幾日、円香は連日のように犯されていた。 何人かの男が交代で、円香に色々と仕込みと教育を繰り返す日々。 それは言葉や作法、果ては夜伽にまで及ぶ。 元の世界に戻るため半ば強制的に約束したとはいえ、 時に乱暴に扱われ抵抗する事も屡々だったが、その度に身体の刺青が光り自由を奪われる。 そんな日々を過ごすうちに、いつしか抗う事を忘れていった。 從順な態度を示してさえいれば、男たちは円香を丁重に扱った。 粗末ながら一応人間が住まうにふさわしい一室を宛がわれ、 円香は人並みの食事と生活を保障された。 「王とやらへの捧げ物だし。当然か・・。」 慣れない味の食事を水で流し込みながら円香はうつろな眼で呟いた。 食事が終わると下腹部の刺青が光り始めた。 「きた」 そう思いながら溜息を吐くも、それに呼応して身体は疼き始める。 そんな己の身体を円香は心から呪った。 下腹部の刺青は一つだけ色が違う。 その刺青について円香は何も知らされてはいない。 だが時が経つにつれ、どういうものかが朧げながら解ってきた。 それは明らかに円香を性の奴隷たらしめる存在。 それが光り始めると、身体中が疼いて正気ではいられなくなる。 どういう周期で反応するのかは解らないが、一度疼き始めると自分では鎮めようが無かった。 「・・ん・・あ・・ああ・・」 そう理解しながらも、円香は己を慰め始めた。 すっかり開発されきった秘所を弄り、穿る。 「・・い・・いひっ!!」 弄り始めると円香はすぐに絶頂を迎え、 食い縛りながら耐えていた口腔からたまらず嬌声が漏れる。 絶頂を迎えたからといって体の疼きは止まらない。 止める方法は一つしかない。 円香は経験上それを知っていた。 ガチャリ 円香の嬌声を聞きつけたかのように男が円香の部屋へ入ってきた。 疼きを堪えながら円香が見やると、 それは円香の教育係で夜伽担当の男だった。 腰布を一枚つけただけのその男は、 腰布がはみ出さんばかりに股間が隆起していた。 「は!・・あ゛・・ああ゛!!」 それを見た円香は餌を待ち焦がれた犬ようないやらしい声を上げた。 男が腰布を剥ぎ取り、徐にいきり立った股間を円香に近付けた。 円香は眼前に突き付けられたそれを愛おしそうに見つめた。 無意識に口角から漏れ出した涎が肌を伝う。 男は下卑た笑いを浮かべ、一層股間を円香に近付ける。 男の股間から漂う匂いが円香の鼻腔をくすぐる。 少し前までは不快な匂いでしかなかったそれが、 今ではとても待ち遠しい。 円香はそんなことを考えている自分を心で唾棄しながらも、 早くそれを迎え入れたくてたまらなくなっていた。 「・・だ・・い」 己の欲求とプライドのせめぎ合いを分け入って、か細い声が漏れた。 「・・くだ・・さ・・い」 やっとの思いで言葉を絞り出す。 そうしてる間も、円香の股間からは絶え間なく愛液が漏れだしていた。 「グルル・・ゴフ」 男が喋った。 円香はそれがトロルたちの言葉だと理解した。 人間の発音では表現しにくい彼らの言葉は難解だが、 教育のおかげで円香は何とか理解と簡単な会話が可能になっていた。 男は「聞こえない」と言ったのだ。 円香は最早屈辱やプライドよりも欲求の方が勝っていた。 そして円香は一際大きく彼らの言葉で声を上げた 「ソレヲクダサイ!ワタシノナカニイレテクダサイ!」 男はその言葉をしかと受け止めたように動き、円香を押し倒した。 「あ・・♡」 乱雑に扱われたにもかかわらず、 円香は今から訪れるであろう行為に嬉しさを帯びた声を上げた。 男は巨大な陰茎を円香の秘所に擦りつけた。 「あ・ああ・・♡ハヤク!イレテ!!」 男の焦らしに円香はたまらず声を上げた。 男は通じていないのか無視しているのかその行為をつづけた。 円香は気が狂いそうになっていた。 このままつづけられたら気絶してしまう。 円香は混乱する頭で再び彼らの言葉を紡いだ。 「・・オネガイシマス・・イレテクダサイ・・」 震える声で円香がそう言うと、男は擦り付けるのを止めた。 そして一際満足そうに笑うと、 円香の愛液まみれになった陰茎を円香の中に深々と差し込んだ。 円香が電気ショックを受けたかのように痙攣した。 「あ゛!!ああ゛あ!!!」 部屋中に円香の絶叫が響き渡った。 一度起こった疼きを鎮める方法、 それは男を受け入れ精を注がれること。 注がれる度に脳が燒かれるような快感が押し寄せる。 麻薬の強烈な快感は脳の神経が破壞されるときに発生するノイズ。 繰り返すうちにどんどん脳が破壞され廃人になっていく。 ネットにそんな事が書いてあったなと、円香はふと思い出した。 「もしかしてもう元には戻れないのでは」 そんな暗い考えが頭を過ったが、すぐに快感がそれを押し流した。 円香はその日も気を失うまで男に精を注がれ続けた。