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意地悪なボクっ娘奥さんの寝取らせ報告~前日譚~

来月発売される音声作品の前日譚です。 2人がまだ学生だった頃のお話になっています。 発売されましたらその時はまた告知を行いますので何卒宜しくお願い致します。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  日付が変わった瞬間、彼女からの着信が入った。  震える指で通話ボタンを押した瞬間、ビデオ通話が開始され画面に彼女の姿が映し出される。見慣れた学生服とは違う大きく胸元の開いた服を着た彼女は小悪魔的な笑みを見せ、小さく頷いた。 『よし、と。これで大丈夫かな?』  スマホの位置を微調整し、満足げに頷くや否や後ろに下がってベッドに腰かける。その隣にはでっぷりと肥え太った見知らぬ男がいた。  彼が今日の相手――神宮寺香澄が処女を捧げる相手なのだと自覚した瞬間股間の肉棒がいきり立つ。まだ行為は始まっていない。今なら引き返せる。まだ間に合う。  頭の中で警鐘が鳴り響き、手が震えてくるも画面から目が離せない。ラブホテルの一室に自分の恋人が見知らぬ誰かといる。本来なら唾棄すべき状況なのにどうしようもなく興奮している自分がいた。 『改めて紹介しよう。こちらは鷹野さん。今日、ボクの相手をしてくれることになった』 『よろしく、彼氏くん。楽しませてもらうよ』  相手の男は四十半ばのサラリーマンだ。身長は彼女と同じくらいだが横幅は倍くらいある。髪は薄いがその癖体毛がやたらと濃い。さながら毛むくじゃらの豚であった。  そんな彼はニヤニヤと意地汚い笑みを浮かべながらグローブのように分厚い手を無遠慮に彼女の肩へと回している。絶対にこいつをモノにしてやるとでも言いたげな、下卑た視線。本能的な嫌悪感を覚える僕をよそに二人は互いに顔を見合わせた。 『前置きはこれくらいでいいだろう。……それじゃあ、楽しんでくれ』  そう言うなり彼女はおもむろに鷹野の唇へと口づけをした。  チュッチュッと甘いバードキスからぐちゅぐちゅと舌を絡めた濃厚なディープキスへ。口端から唾液が零れようがお構いなし。自分から鷹野の首へと腕を絡め、甘えるように舌を伸ばす。対する男も無遠慮な手つきで彼女の胸や尻を揉みしだいている。  鷹野とはマッチングアプリで知り合っただけで、実際に顔合わせをしたのも今日が初めてだ。しかもその容姿はお世辞にも上等とは言えない。ハゲで、デブで、不細工で。絵に描いたような中年男性だ。事実、彼女も時折嫌そうに顔をしかめる場面があったし嗚咽を零している。  それでも行為は止まらない。分厚い掌によってブラウスに包まれた形のよい乳房がぐにゅぐにゅと淫靡に形を変えていく。 「うっ、ぐぅ……」  自分でさえ彼女の胸を揉んだことなどないのに。  胃がむかむかして吐きそうになってくる。いっそのこと通話を切ってしまいたいとさえ思った。  それなのに勃起は依然として止まらず、自然と右手で逸物を扱いていた。頭がおかしくなってしまいそうなほどの不快感と快感を覚え、呼吸が不規則に乱れていく。自分の大切な存在が見知らぬ誰かに穢されることへの背徳と自己嫌悪さえ、今の自分には興奮を助長させるスパイスでしかなかった。 『んんっ、ぷぁっ。あぁ……待ってくれ。今、外すから』  唇を離すや否や身を捩り、衣服を脱ぎ捨てる。  大人っぽい黒のブラジャーに包まれた巨乳が露になった瞬間、鷹野の目がさらに見開かれた。実際、下手なグラビアアイドルよりも大きいのだからそれも無理はない。  続けてスカートも下ろされ、ムッチリとした艶めかしい細足が晒される。下着姿になった彼女を前に鷹野は思わず手を伸ばしたが、 『待ちたまえ。お楽しみはこれからだよ』  それは間違いなく僕に向けての言葉だった。  チラリとスマホへ視線を向け、手を後ろに回してブラのホックを外す。  次の瞬間、支えを失った巨乳が大きく弾むように揺れた。ぷっくりと膨れた乳輪も、淡い桜色をした乳頭さえも鷹野の前に晒される。柔らかな水風船を思わせるそれは重力に従って垂れ落ち、長く深い谷間を築く。  僕でさえ生で拝んだことは一度もないそれを前に鷹野はすでに興奮を抑えきれないようだった。ふーふーと荒い鼻息を漏らし、前かがみになって今にも襲い掛からんばかりである。 『さ、どうぞ』  えへんと胸を反らす彼女を前に鷹野はごくりと喉を鳴らし、後ろに回るや否やおもむろに乳房へと手を這わせた。とても片手には収まり切れない大きさのそれを揉みこみ、引っ張り、弄ぶ。  自分たちは恋仲であるが、未だ性行為に及んだことはない。あえてそうしなかったのだが今更になってそれを後悔した。  鷹野はすっかり彼女の身体に夢中であり、鼻の下を伸ばしながらジロジロと舐めまわすような視線を送る。 『本当におっきいねぇ。何カップあるんだい?』 『……N、かな』 『おほっ! それはすごいねぇ。いやぁ、おじさん感激だなぁ。君みたいな女の子とエッチできるなんて運がよかったよ。彼氏くんには感謝しないとね』  二人はすっかり自分の世界に入っていた。もはや僕の入る余地はない。  ひとしきり揉み心地を堪能した後、鷹野の指使いが変化した。これまでは大雑把に揉みこむだけであったのが円を描くようになり、続いて指先が乳輪へと触れる。薄桃色のそれを振れるか触れないかギリギリのところでなぞり、徐々に膨らんできた乳頭をトントンとノックする。  見た目こそ醜悪であるがその手練手管は確かなモノだ。事実、彼女の声にも色が混じっていく。 『んっ、ぁ……っ♡ もっと、優しく……んぁッ♡』  いつもよりも一オクターブほど高い雌の喘ぎに意図せず逸物が硬さを増す。  興が乗ってきたのであろう。鷹野の動きにも変化があった。  緩やかだった手つきが徐々に激しく、荒くなっていく。獣欲を剥き出しにして貪るような、女のことなど何も考えていない自分本位の愛撫。乳頭が潰れるかと錯覚するほど強く摘まんだ瞬間、細い身体が大きくたわんだ。 『香澄ちゃん、実は結構マゾ?』  下卑た言葉に頭がカーッと熱くなる。  いっそ殴り掛かってやりたかったが当の彼女は曖昧な笑みを浮かべるばかりだ。 『それにしてもひどい彼氏くんだねぇ。大事な彼女にこんなことさせるなんて』 『彼は……んっ♡ 関係ないよっ♡ ボクがしたいから……あ゛ッ♡ しているだけさ……っ♡ 惚れた弱み、かな……んおぉッ♡』 『ハハッ! そうかそうか。彼のことが大好きなんだねぇ。ま、おじさんもそのおかげでいい思いができているからあまり言えないけど、さっ!』  鷹野の指が乳房の中に埋没した。乳頭を指で圧迫された彼女は前のめりにガクンッと身体を傾け、ぶるぶると小刻みに痙攣する。半開きになった口から唾液の糸が垂れ落ち、足指がピンと突っ張った。 (イったのか……?)  それは疑念ではなく、ほとんど確信に近かった。  鷹野はヘラヘラ笑いながらぐったりとした彼女を抱き上げ、無理矢理立たせたかと思うと股の間に指を這わせた。黒い下着の一部分が染みになって色が変わっている。  それを見た瞬間、股間の熱が一気に弾けた。精液が撒き散らされ、頭がパァッと白んでいく。  愛する人が見知らぬ男に抱かれて絶頂を迎えた。ほの暗い劣情に支配されながら再び硬くなった逸物を扱いていく。 『ほらほら、休んでる暇ないよ。香澄ちゃん』 『んぉぉおぉぉぉッ!?』  だらりと弛緩していた身体が大きく跳ね上がり、甲高い絶叫が上がった。  ソーセージじみた太い指が淫裂に入り込み、ぐちゅぐちゅと卑猥な音をかき鳴らす。踏ん張ることさえさえままならないのか両足はがくがくと痙攣し、股座からは愛液の飛沫が飛んでいた。 『てっきりマグロかと思ったけど……ハハッ、思ったよりは楽しめそうだ』  ピッと。鉤状に曲げられた人差し指が膣口から引き抜かれた瞬間であった。 『イ、ぐぅッ♡』  低く野太い声が彼女の口から上がったのは。  大きく突き出された股座から大量の潮が飛沫き、スマホカメラを濡らす。普段の姿からは想像もできない乱れ様に一瞬脳が理解を拒絶した。  これは演技なのか? いや、違う。  間違いなく彼女は感じていた。だらしなく緩み切った表情がその証左である。  年上然としていて大人びた風情のある彼女も熟練の性技を持つ男の前ではただの小娘に過ぎない。残酷な事実を突きつけられ、全身から嫌な汗が流れ始める。 『あーあー、汚しちゃって。仕方ないな、まったく』  鷹野は彼女をベッドの上に放り、ぶつくさ言いながらもスマホカメラをティッシュで拭う。――と、不意にその目がスッと細められた。 『悪いけど今日、帰す気ないから』  言い返そうにもこちらの言葉は届かない。鷹野はベッドの上で大の字に倒れ伏す彼女の元まで歩み寄り、雄々しくそそり立った剛直を目の前に晒した。  何をすればいいかわかるだろう。そう言いたげな彼の姿に頷き、赤く腫れあがった亀頭へキスをする。先ほどよりも激しく、念入りに。自分の初めてを捧げることを誓うような健気ささえ滲ませながら。 『ちゅっ♡ ぢゅるるっ♡ ぢゅぷっ♡ ぢゅぷっ♡ ん……ぢゅぞぞぞぞッ♡』  キスの後、口を開けて逸物を迎え入れる。頬を窪ませた下品なひょっとこフェラ。浅ましく歪んだ雌の顔を晒し、逸物に奉仕する。  それは僕を悦ばせるための演技なのか、はたまた鷹野への愛しさからか……わからない。  ただ唯一ハッキリしていることは、彼女はこの状況を楽しんでいるということだ。目を細め、うっとりした様子で逸物へとむしゃぶりついている。彼女の中に眠っていた雌が、ゆっくりと目を覚ましつつあった。 『よしよし、いい子だ。もっと舌を絡めて……そうそう』  鷹野は子犬を愛でるような仕草で彼女の頭を撫で、前後に腰を振りたてる。  口での奉仕に不慣れだったからか動きもぎこちなく途中でえずいていたりもしたが、しばらくするとそれもなくなった。  顔の角度を変え、時には舌を使って逸物へ刺激を与える。 『ちゅぢゅるるるるるっ♡ ぢゅぷっ♡ ぢゅぽっ♡ ぢゅぞぞぞぞぞッ♡ れろれろれろっ♡ ぢゅぢゅぅぅぅぅぅぅッ♡』  下品な水音を立てて逸物を啜りしゃぶる。場末の娼婦でさえしないようなみっともないフェラ顔を前に再びの射精。寝取らせの不快感がそのまま快楽へと結びついていく。  彼女が下品に振舞えば振舞うほど。鷹野を求めれば求めるほど。  自分の中に劣情が生まれていくのを感じていた。 『んぐっ♡ んっ♡ んっ♡』  わずかに黄ばんだザーメンを喉を鳴らして嚥下している。すでに射精は収まっているだろうに名残惜しげにちゅうちゅうと吸いつき、引き抜く時にちゅぽんっと音が鳴った。 『彼氏くんのためとか言ってたけど本当は自分がしたいからだろ? このビッチめ』  飢えた痩せ犬のように舌を伸ばしてへっへっと喘ぐ彼女を嘲笑うようにぺちぺちと陰茎で両頬を叩き嘲笑う。もはや取り繕うことさえも忘れた下卑た本性が顔を出していた。  それに対し彼女は否定するでもなくただうっすらと笑みを浮かべ、 『あぁ――そうだよ。ボクは男とエッチするのが大好きな、ちんぽ狂いの馬鹿女さ♡』  だから、遠慮しないでいい。  そう僕に伝えているようだった。  思わず感じ入る僕とは裏腹に鷹野は実に不愉快そうに眉根を歪め、 『まだまだ余裕そうだね。いいさ。彼氏くんのことなんか気にならないくらい犯してあげるよ。……その前に、せっかくだからその自慢の胸で挟んでもらおうかな』  彼女は小さく頷き返し、少し不安げな様子を見せながらも豊満な胸で逸物を包み込んだ。二十センチ近くはあろうかという逸物がすっぽり隠れて見えなくなる。  もしも自分がアレをされたら、と。想像するだけで射精してしまった。女を孕ませることなど到底できないほどに薄く、少ない精液を見て苦笑が零れる。 『いいねぇ。中々上手じゃないか』  たぽ、たぽ、と柔らかな肉音がこちらにまで届いてくる。  ただ上下に擦るだけではなくリズミカルに打ちつけ、押し潰し、時には乳頭さえも使って愛撫する。最初こそぎこちなさが見えたが徐々にコツを掴んできたのかその顔には余裕が滲んでいた。  ――今日だけで彼女はどれだけの初めてを経験するのだろう。  異性とのキスも、セックスも……それ以上のことさえも。想像するだけで胃の中の物が逆流してきて頭がおかしくなりそうである。 「うぐっ、ぅぅ……っ」  寝取らせを依頼したのは他でもない自分だ。拒むことだってできたはずなのにそれを受け入れたのは彼女が自分を信頼し、信用しているからだろう。  背徳である。裏切りである。自分の欲のため、大切な人をオナニーの道具に使う最低な行為。  なのにかつてないほど興奮している。AVや漫画の比ではない。逸物は痛いほどに勃起して萎えることを知らず、どれだけ射精しても物足りない。  自分に愛を囁き、添い遂げることを誓ってくれた女性が他の男に抱かれている。 『そら、出るぞッ!』  声を荒げた直後、どろりと粘ついた精液が彼女の鼻面を打った。すでに何度も射精しているはずなのにまるで勢いが衰えない。整った鼻梁のみならず美しい髪さえもその餌食にされた。さながらそれはマーキングである。こいつは俺の女だ、と誇示するような。  逸物を包んでいた乳房が左右に開かれるとニチャ……ッと粘ついた精液の橋が架かる。その様がたまらなく淫靡であることに興奮を覚えたのか鷹野はククッと喉を鳴らしながら身を離し、わずかに開いた脚の隙間に身体を捻じ込む。 『あっ』  彼女の太ももに手を添え、挿入しやすいように持ち上げた。最大仰角に達した逸物が股座に触れる。彼女の表情はこわばっており、わずかながら恐れさえも見て取れた。  当然だ。一生に一度の処女喪失である。だというのに鷹野はそんなことなどお構いなしに逸物を割れ目に当て、一気に根元まで挿入した。 『あぐッ! お゛……かはっ!』  潰れた悲鳴が上がり、総身が戦慄く。破瓜の余韻に浸る間もなく腰を鷲掴みにされ、乱暴に腰を叩きつけられた。 『ほらほら。入れて終わりじゃないんだよ?』 『んぐっ♡ おごっ♡ ちょっ、ま……おぉぉッ♡』  もはやそこに遠慮や気遣いなどは微塵も存在していない。自分の獣欲を満たすための都合のいいオナホだとでも言いたげな様相だった。 『ひぐっ♡ おっ♡ んぉぉぉぉッ♡』  シーツを掻き毟り四肢を突っ張る。いっそこれが演技だと割り切れることができればどれだけよかったであろう。  普段の彼女であれば絶対に上げないだろう声。しかし鷹野の手によって開発された雌の身体は乱暴に扱われることを至福に感じていた。 『んぎっ、ひぃいいいいいいッ♡』  乳房を抓り上げられ、背骨が折れんばかりに身体を仰け反らせながら絶叫する。恥も外聞もかなぐり捨てた雌の嬌声に逸物を握る手が止まった。  スマホが置かれている位置からでは彼女の顔がよく見えない。どれだけ顔を近づけようがズームにしようが無駄だ。  今、彼女はどんな表情をしているのだろう。きっとひどい顔をしているに違いない。涙や鼻水さえも垂れ流して淫欲に狂う――それは僕が知る彼女からは最もかけ離れた行為だ。  しかしその落差が大きければ大きいほど興奮を禁じ得ないのも事実である。行き場のない感情を押し込めるようにギリギリと歯噛みしながら、それでも自分を慰めるのを辞められない。 『処女なのにこんなに感じられるなんて才能だよ。悪いね彼氏くん。初めてもらっちゃって』  本心にもない言葉を吐きながら、くるりと体位を入れ替える鷹野。  よりハメやすい体位――後背位となり、彼女の両手首をがしりと掴んで腰を突き入れた。 『ひぁっ♡』  上ずった甘い声と共にブシャッと音を立てて潮が噴き上がる。  これまでとは明らかに反応が違う。ハッハッと短く荒い呼吸を繰り返す彼女をよそに鷹野は細い手首を鷲掴みにし、ゆっくりと腰を引いた。 『や、やめ……一旦とめ……おぉぉぉぉぉッ♡』  最奥を突かれ、身体を仰け反らせながらガクガクと痙攣する。  ドヂュッ、ドヂュッと鈍い肉音に混じって悲鳴交じりの嬌声が聞こえ、垂れた乳房がぶつかってパンパンと小気味よい肉音を奏でる。これまで観てきたどのAVとも比べ物にならない淫靡な光景を前に僕は言葉もなくただただ魅入るばかりだ。 『し、じぬっ! これ、じぬぅっ♡ ちんぽでころされるぅっ♡』 『ハハッ! 俺のちんぽがそんなに気に入ったか! ならもっとくれてやる!』 『んっのぉおおおおおおおおおおおおッ♡』  長く、太い逸物で子宮を殴られる快感はどれだけのモノだろう。前後不覚に陥るほど乱れ、獣のような声を上げている。口端に泡させ乗せながらもその表情はどことなく幸せそうで――。 『そら、出すぞ! しっかり受け止めろ!』  彼女にのしかかり、全体重を掛けて腰を叩きつける。  絶対に孕ませてやるとでも言いたげな腰振りを前に彼女は自ら腰を高く上げ、より快楽を深く受け止められるよう備えた。  そしてパンッと一際大きな肉音が響いた瞬間――二人の身体が同時にぶるぶると震えだした。射精の瞬間である。  もはや声を出す余裕さえなくなったのか、彼女は枕に顔を埋め涙を流しながら悶えていた。乱暴に頭を掴まれ、獣欲の捌け口にされているにもかかわらず子宮は変わらず疼いている。それを慰めてくれるのは他でもない。濃く、熱い精液だ。  自分の欠落が埋められていくような、これまでの人生で一度も味わったことのない多幸感。オナニーなど比ではない快楽の奔流を前に理性など保てるわけがない。  ようやく射精が終わった頃、鷹野がのそりと身を離すと結合部からどぽっと音を立てて精液と愛液の混合液が垂れ落ちる。ほんの少し前まで処女であった雌穴はぽっかりと開きっぱなしになり、鷹野の形へと変えられていた。サーモンピンクの淫肉は雄を誘うようにいやらしく蠢いている。 『いやぁ、出した出した。気持ちよかったよ』  すっかり満足げな様子の高野はベッドに突っ伏したままの彼女の尻をぺちぺちと叩いた。それだけでも感じてしまったのか、はたまた余韻から抜け出せないでいるのか再びの絶頂をきたし細い肢体がビクッと戦慄く。  煙草に手を伸ばそうとしていた鷹野がふと目を細めて考え込む。渋面はやがてゾッとするような不気味な笑みへと変わった。 『せっかくだ。今日は存分に楽しむとしよう。もちろん、いいよね?』  言葉はない。ただ、枕に顔を埋めたまま小さく頷く。それだけで十分だった。 『ってことだから彼氏くん、もう少し楽しませてもらうね』  その宣言通り――鷹野は彼女の身体を好き勝手に貪った。  実に半日近く時間をかけた調教。潰れたカエルのようにひっくり返った彼女の顔は涙や鼻水でぐちゃどろになりながらも喜悦を滲ませている。 「う、ぁぁ」  自分の中にあった彼女の姿が徐々に上書きされていく。  もはや元の彼女には二度と戻れないであろう。男の味を知り、雌の悦びを知ってしまったのだ。  取り返しのつかないことをしてしまったと嘆く暇もなく、鷹野がそっと彼女へ手を伸ばす。 『で、香澄ちゃん。もう時間だけど、正直まだヤりたりないんだよね。……だからよかったら、ウチに来ない?』  何を言っているのだ。この親父は。  そんな僕の想いとは裏腹に彼女はにへらっとだらしない笑みを浮かべ、 『あぁ……いいね♡ ボクも、もっと……お゛っ♡』  半分白目を剥きかけながらの絶頂。腰を高く突き上げ潮を撒き散らす彼女を一瞥し、鷹野がのそりとスマホカメラの方へと近づいてきた。 『そういうわけだからさ。もう少し楽しませてもらうよ。……もしかしたらもう帰らないかもしれないけどね』 「な、ぁ――」  ぷつッと音を立てて通話が切られる。再びかけなおそうとするも電源が切られているのか繋がらない。  急いで現場に向かわねば――だが、どこへ?  二人がどこのホテルにいるのかは知らされていない。何もできることなど残されていないのだ。  これから起こることに一切関与できないもどかしさに歯噛みしながらも興奮してしまう自分に嫌気がさす。最後に見た彼女の姿が脳裏に焼き付いて離れない。 『もしかしたらもう帰らないかもしれないね』  鷹野の言葉が幾度となく脳内で繰り返される。  普段ならそんなことはあるものかと一蹴できただろう。自分と彼女の絆はそれほどヤワじゃない。  けれども彼女は自ら鷹野を受け入れた。それはつまり、彼に身体だけでなく心さえも許している証拠である。  そんなことはない。彼女は絶対に自分を裏切らない。必ず帰ってくる。  そんな言葉さえも今は薄っぺらく感じてしまう。 「うっ、げぇぇっ!」  耐えきれず、ごみ箱の中に顔を突っ込み嘔吐する。  頭がぐちゃぐちゃになって、胃がむかむかして気が狂ってしまいそうだ。  しかしそれもすべて自分が招いたこと。どれだけ後悔しても後の祭りだ。 「うっ、ぐっ、うぅぅぅぅ……!」  涙が溢れ、その場に伏して床を殴りつける。  自分の惨めさ、浅慮さ――すべてが嫌になった。  きっと今、こうしている間も彼女たちは行為に耽っているのだろう。 「やめろ……やめろ、やめろぉ!」  ガンガンと頭を殴りつける。なぜまだ勃起しているのだ。  自分は最低最悪の下種野郎だ。大切な彼女が別の男の女にされたかもしれないというのに、その妄想で興奮している。それも映像を見ている時よりも激しく。  手も触れていないのに射精した瞬間、脳内でぷつっと何かが切れる音がした。  そこから先のことはよく覚えていない。目覚めたらベッドの上で大の字になっていて、辺りには丸めたティッシュがいくつも転がっていた。  結局、彼女は明け方になっても帰ってこなかった。電源が切れたのかビデオ通話はおろかメールを飛ばしても一切の反応がない。  いや、もしかしたら本当に鷹野の女にされてしまったのではないか。最悪の想像が頭をよぎる。  一睡もできないまま自室のベッドでボーッとしていると不意にインターホンが鳴った。ふらふらとおぼつかない足取りで玄関へと向かう。ドアノブを握る手は震えていた。 「……やぁ。ただいま」 「……お帰りなさい」  ドアの向こうには少しやつれた顔の彼女がいた。衣服は乱れ、至る所にキスマークをつけている。それに隠しきれないほどの濃い精臭を放っていた。口元には彼女のモノとは違う、縮れた陰毛が付着している。  おそらく下着も着けていないのだろう。ブラウス越しに乳頭がくっきりと浮き出て、内股をどろりとした白濁が伝っている。  僕の視線に気づいた彼女はクスッと揶揄うような笑みを浮かべ、徐にスカートを捲り上げた。 「――ッ」  案の定下着は着けていない。確かに生えていたはずの陰毛はすべて剃られ、みっともなく勃起したクリトリスがぴくぴくと風に揺られて震えていた。太ももには卑猥な字がマジックで描かれており、精液の詰まったコンドームが腰蓑のようにぶら下げられている。  ぶるっと彼女が身震いすると、開き切った肉穴からごぽっと音を立てて精液の塊が零れ落ちた。  その時不意に、彼女が抱きついてきた。胸板に当たる柔らかな感触と心地よい温かさに一瞬意識が飛びかける。 「もう、懲りたかい?」  その答えが否であることは彼女もわかっていたはずだ。僕の逸物はすでにみっともないまでに勃起している。 「君は本当にいけない子だね……大切な彼女が他の男に抱かれているのを見て悦んでる」  蛇のように蠢く掌が逸物へと絡みついてくる。ズボン越しに撫でられただけなのに危うく達しそうになる僕を前に彼女は再び苦笑を零した。 「……惚れた弱みというのは恐ろしいモノだね」  わずかな諦観と、期待感。  きっと彼女も理解しているのだろう。  これが一度で終わるわけがないことを。 「とりあえずシャワー、かな? その後で色々話してあげよう。ボクがあれから、何をされたのかを……ね♡」  彼女を伴い、部屋の中へと消えていく。  ――次への期待を滲ませるかのように、彼女の口元には笑みが浮かんでいた。

意地悪なボクっ娘奥さんの寝取らせ報告~前日譚~

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