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メギド72感想(~8章/75話/荒野の戦場)

今年3月にサービス完了し、オフライン化したゲームアプリ『メギド72』。

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サービス開始直後くらいに少し触っただけで放置し、完結したのを機に再びプレイしています。

そんで、ちょこっと進めてはXに感想なんかを投げてたのですが、メインストーリー8章の冒頭を読んで浮かんだ感想が、他作品についてのネタバレを含むため、念のためにFANBOXに隔離しました。


以下、『新世界より』(小説)と『翠星のガルガンティア』ネタバレを含みます。

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「ちょっとくらいのネタバレなら…」

と思っている未見の人がいるのなら先に言っておきますが、オチのネタバレです。

ラストのネタバレです。

まあでも、世の中にはミステリー小説を謎解き部分から読む人もいるので、それでもいいやってんなら別に止めません。


更に注意なんですが、上記の2作品を自分はあんま好きじゃないので、好きだよって人はこれを機に嫌いになってください。



注意書きが終わったので、さっそく本題に入ります。


まず、なぜ上記の2作品を持ってきたか。


これは、どちらも「主人公が無自覚に殺していたモンスターが、実は人間だったと最後に分かって後悔するオチ」の作品だからです。

まあきっと、探せばこのオチの作品はそれこそ無数に存在するとは思いますが、浅学の身なので他の例を思い出せませんでした。

(話の途中で分かるパターンは他にも結構あるけど)


で、このオチで主人公は「人間だって分かってたら殺さなかったのに」みたいな後悔をする訳です。


それを見たり読んだりした当時の自分は、凄い胸糞が悪くなった訳です。

だって言い換えれば「人間だと思ってた相手が人外なら、気軽にポンポン殺せるぞ」みたいな思考をしてる訳ですから。


まあ今から考えれば、その主人公の無思慮な暴力性すらも、作り手の想定内だったのかもしんないですけど。



で、

その当時のムカついた記憶を、メギド72の8章を読んでたら思い出した訳です。


なぜならメギド72の主人公、ソロモン王は、「殺していい相手」と「ダメな相手」の線引きをしようともがいているからです。

そこでは人間だからとか、モンスターだからとか、種族、種別みたいな、「他者が定めた線引き」を用いず、自分自身の定規を手に相手を見定めます。


それは勿論、なるべくなら殺さないで済む方法を模索しているからではあるのですが、だからと言ってソロモン王は不殺の聖人という訳でもありません。


戦わねばならない時、殺さねばならない時は、たとえ会話のできる、知性のある相手でも倒し、殺します。

そして、命を奪った責任を引き受けます。


その覚悟を表すシーンがモノクロの映像で語られるのですが、それを読み終えたあとに「あの作品を読んだあとのモヤモヤは、これを欲しがってたのか」と勝手に納得していました。


自分の手で殺しておきながら、相手の属性いかんでピーピー喚きました、というオチに、「線引きは自分でする。殺しの責任も負う。不可逆で後戻りのできない選択だが、前に進む」という覚悟が、自分は欲しかったのだな、と。



さて、

最後に要約すると、

今までモヤモヤしてた命題に、それなりにスジの通った回答をしてくれて嬉しいな~

って事です。


8章ですらまだ最後まで読んでないので、これ以上の感想はトンチンカンな事になりそうなので、続きが楽しみだな~で締めとさせていただきます。


おわり。


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