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進捗日記127

11月27日


今日は朝から家がドタバタしていて、昼に起きたら弟の家庭教師に来た友人と二人だった。

うちに半ば入り浸ってる子なので雑なナポリタンを振る舞いました。おかげで久々に正午から活動している。毎日来てくれないかな。



線画。



下塗り。こうしたターコイズ系のブルーを昔は乱用してたのに、最近紫系のブルーに浮気しがちで久々な気分。



今日は昼夜自炊ですがあまり時間をかけたくなかったので両方パスタ。ねぎととびっこのペペロンチーノと、弟が作ってくれたオニオングラタンスープ。

野菜が足りないので明日はたくさんサラダ食べよう。



線画。夏に作業合宿をしていた頃朝ごはんを毎日いちじくにしていたので、こうして描く時にあの触り心地や匂いを明瞭に思い出せて楽しい。



下塗り。ゆで卵を乗せるためだけのカップ、骨董品ではよく見るけど私の生活では使う機会が無さすぎて買えない。



せっかくちょっとだけ早く起きれたから、少し早めに寝てみよう。週末までに生活リズムを直さなきゃいけない。


11月28日


朝昼兼用ご飯にサラダ一袋とりんご。強引に食生活のバランスを取る。でも葉っぱ系の野菜とフルーツが好きだから正直こればかりでも良い。

今日は一日出掛けていました。疲れた!


また国会図書館へ。一度に借りられる本が5冊までなので、まだ気になる本があったんですよね~。以下読書感想文なんで興味ある方のみどうぞ。


⚪︎モノのはじまりを知る事典

家電の章だけ読んでみましたが、モノのはじまりと言うよりは日本での普及の仕方についての記述がメインで、知りたかった事とは少し違った。ただ、「ミシン」「洗濯機」といった各項目ごとに参考文献を記してくれているので、何か詳しく知りたいモノがある場合は手引きになりそう。


⚪︎明治もののはじまり事典

こちらも明治時代に日本での普及した頃についての解説本。生活用品と情報伝達の章だけ斜め読み。

「電信」や「エレベーター」など様々な項目がありますが、最初が「ペリー来航」から始まるように、読けばなんとなく明治の歴史も入って来そうな感じ。

「初期のメリーゴーラウンドは木馬を乗せた回転台を馬力で動かしていた」と言う小噺が面白かったです。その馬に乗れば良くない??


⚪︎民間説話 世界の昔話とその分類

凶器になる厚さ&小さい文字&二段組という、気が遠くなるような本。内容に興味はあるけど、読むとなったら精神と時の部屋が要るな……

私も名前だけは知っていた「AT分類」(世界の昔話を話系ごとに分類する物語分類の一番有名(?)なもの)を著したトンプソンが著者。序文だけ読んであとは捲るだけ。

民間説話といえばドイツ語の「メルヒェン(シンデレラとかヘンゼルとグレーテルとか)」が一番頻出……というか、私は正直これしか思いつかなかったのだけど、例えば似た単語に「ノヴェラ(千夜一夜物語など)」というものがあり、メルヒェンが架空の世界の話として語られるのに対し、ノヴェラは具体的な時や場所を指定し現実の話として語るおとぎばなしである……など、序文の時点で知らん事だらけ。

分類についてもごく一部だけ読んでみたけど、例えば白雪姫なら「複合昔話-8良い親族、悪い親族-C追放された嫁または娘」といったふうに分類されるらしい。となりの「D未子の成功」であればシンデレラやグリムの「ホレおばさん」など。

しかし軽い興味で読むには重い!いつかイラストレーターからアーティストへ転身するとなったら買って読もう。



普段使いの靴がボロボロすぎて最早踵の底が無く、「靴なしで歩くとこんなに地面がトゲトゲしている、靴ってすごいと気が付けた」と友人に靴底を見せて話したらポジティブすぎるとひとしき爆笑してもらった後「靴買いな」と言われたので購入。



冬服を探していたらグレースコンチネンタルでめちゃくちゃ好みのワンピースを見つけて買っちゃった。黒のベルベットにビーズ刺繍が可愛い。髪も相まって魔法使いみたいだ。薬草とかまじないの道具とか売ってくれそう。


(frame embed)



正直背伸びした服でもあるのだけど、推しの人形作家の作ったアリスに少し似てて迷った末に買っちゃった。この方の作ったドールの靴を使ったペンダントも一緒に付けて着ます。



カミラちゃんって滅多にスカート履かないんだけど、ロングヘアの時はこの服かなり似合うと思うんだよな~と着てもらいました。後日塗ろう。



帰宅後塗り。慣れてきた薔薇はどうとして、紐の質感が良いね。

前回の日記ラストで調子乗って「これを塗ってから寝ます🎵」と言っていたけど、普通に眠くてそのまま寝ました。そんなものだ。


11月29日


今日は午前中に病院を入れたので早起き。



ウン年ぶりに油絵の道具を引っ張り出した。。。祖母の誕生日のために、夏に岡山へ行った時に用意してもらって嬉しかったいちじくを描きます。これは下塗り。



受験生の頃使っていたパレット。デカい上に絵の具が立体作品ばりに盛られているので下手な赤子より重い。



弟も一緒に描いてる。彼は絵を描くのが趣味というわけではないけど、なかなか才能がある。



難しすぎる。デジタルに慣れた身では絵の具から色を作るのが面倒だし、拡大縮小もスポイトも無い状態でどう描けば…!?(東京藝術大学絵画科油画専攻卒)という感じ。



デジタルでもいちじく描いた。かわいい!赤い食材と青いお皿は最高。



下塗りからあまり動いてないけどこちらも塗りました。


11月30日


線画。ステッカーにするのはこれが最後。



下塗り。柄は仮置きです。ちょっとシンプルかな…?私の感覚が麻痺してるのか?



塗り。チューリップもたくさん描いてるので慣れてきた。



6つステッカー入稿!セット販売とboost特典でランダムに配布する予定。

クリスマスにお届けのつもりだったけど、そういえば12月の真ん中は東京を離れる予定だったから年末年始通販かな……()



先日YouTubeのシャッフルリストで「死神」のカバーを聴いていた時、丁度童話の事を考えていたのもあって、この曲ってグリムの「死神の名付け親」っぽいなと思い当たり、気になってPVを見てみたものの、これが落語の寄席みたいな絵で全然童話チックでなかった。


(作業中に何本か落語「死神」を聴いてみた)


じゃあグリムは関係無いのかな、と一応調べてみたら、米津玄師が歌っている落語の「死神」がグリムの「死神の名付け親」を下敷きにした話だそう。

(手持ちの書籍で確認しても諸説あって、グリム→イタリアのオペラ「死神」→落語「死神」の流れと解説しているものもあった)

元ネタの元ネタ、コンテンツツリーの根の方に気がつけてなんか嬉しかった。「死神の名付け親」はグリム童話の中でもだいぶ面白い話だと思うので紹介しようかな。


~「死神の名付け親」あらすじ~

(一部落語「死神」が混ざってます)


父親がテキトーだったせいで死神(アルくん)を名付け親に持ったジョンくん。

成長した彼に死神は見るだけで病人の生死が判る力を授け、この力を活かして医者になるように勧めます。



この医者は力のおかげで名医と名を馳せ大金持ちになるけど、ジョンくんはあんまりお金興味ないので100善意で治してそう。



死神が足元に居る患者は、まだ彼の餌食では無いので追い払うことが出来ます。

カミラちゃんは実際に森で変なもの食べてお腹壊してる事ありそう。



グリム版では魔法の薬草を与えれば、オペラ「死神」では放置するだけで、落語「死神」では呪文を唱えれば患者は治ります。



名医の噂を聞きつけ、妹(原作では娘)の病に絶望した王が彼を王宮に招きます。

ちなみにこの王は絶望して泣き続けた結果目が潰れたらしい。どんなだ。



しかし、その姫のベッドを見ると、死神は枕元に佇んでいました。彼女の命は尽きる運命にあったのです。

ジョンくん、基本約束は守る男だけどクラウスとシグルーンは仲良しなのでつい助けたくなっちゃったんだろうな。



(原作では姫の美しさに目が眩んで)医者は死神をペテンにかけることを思い付きます。姫を抱えて向きをくるりと変え、彼女が死神へ足元を向けたその瞬間に呪文を唱えます。

いまいち話が通じてないホテル組可愛い。



死神はこの行いに腹を立て、医者を洞穴に連れて行きます。

原作だと姫の件の前に医者は王の病を治すため初めて死神を欺き、死神はそれを名付け子への情けで一度は許してやります。アルくんは気が短いので一回でキレる。



その洞窟では大小様々の蝋燭が燃えていました。

長いものはこどものもの、燃え尽きそうな短いものは老人のものです。



死神の怒りを買ったので、医者の蝋燭は今にも燃え尽きようとしていました。

ジョンくんの美点は凹む事、辛い事があっても「嫌かも」で済ます奇跡的なまでの鈍感さだと思う。私も凹む時は彼を心に召喚して気楽に考えるようにしてます。



死にたくないと懇願する(してるか?)医者に情けをかけた死神は新しい蝋燭を渡し、これに火を移せればまだ生かしてやると言いました。






落語の方のオチ(というか落語なのでサゲですね)には色々あって、上のように安堵のため息で……というのもあれば、緊張で手が震えてうまく付け替えられないもの(主流)、移し替えに成功しウキウキで洞窟を出たところで「もう明るいし消しちゃお!」とうっかり蝋燭を吹き消すものなど。


「名付け親なら任せて」


私が好きなオチは医者が今度は死神として登場し、他の男に力を授けるループオチ。

ジョンくんこういうマントの衣装似合うね。



上のおとぎの世界のストーリーが頭に入っていたので、落語版の和風の世界観にイマイチピンと来てなかったのだけど、このカバーとPVがかっこよくて理解した。

落語はほぼ初めて聴くようなものだけど、同じ話でも人によって全然違って面白い。グリム版よりも落語版の方の死神の方が「パッと見人間だけど関わっちゃいけない人外」感がある。これ生の寄席で見たらちょっと怖いかもな~。


12月1日


12月の上旬は祖母の誕生日を祝うために親族会が開催される。メインとその前後にも集まる3日構成なのが狂っている。北京ダック久しぶりに食べたけど美味しかったな。


12月2日


鉄板焼き。

実は毎年これを食べるとお腹が痛くなっていたのだけど、最近牛肉が苦手だと気がついて、ステーキをフォアグラに変えてもらったら痛くならずに済んだ。大発見だけど、そんな打開策を毎回打てる金銭力を自分が今後の人生で維持できるかは考えものだ。



祖母が油絵を喜んでくれて良かった!

私はこの上品で綺麗なマダムの祖母が大好きなので、ペンチと熱湯を駆使してカチカチの絵の具チューブを開けた甲斐があった。


12月3日


お台場に宿泊していたのでそのままCOMITIAへ行ける。最近はこんな機会でもなければ通販で済ませてしまいがちだから助かります。



他人と同じ部屋に泊まったり、ずっと一緒にいなきゃならない時にはお守り的に本を持参します。誰かが同じ部屋にいても本を読んでいると一人になれるので、小学生の頃は休み時間遊びに誘われたくない時いつも本を読んでたな……。


しかしまさか一泊で読破してしまうとは思わなかった……暫く作業や資料を読むことに集中して控えていたけど、やっぱり有栖川有栖は読みやすいし面白い。日本の作家で皆川先生の他に好きな先生を挙げろと言われたら有栖川先生かも。

しかしミステリはネタバレになるので何も感想を言えないな……謎自体はすごくクラシックなもので、満足感があります。


(主人公二人については日記122で軽く紹介してます)


本筋とは関係ないところから。助教授に雪を被せられて唖然としてる作家可愛い。

京都に住んでる友人を福島まで急に呼び出すアリスもアリスだけど、電話の数分後に家を飛び出て来てくれる火村、それに怒ってこの仕打ちというわけでもなく「呼んでくれて感謝してる」と言いながらこれの火村、良い。



今日はこのあとまた親族で集まり、帰宅後は剣持と椎名のコラボを見ると思うのでもう更新しちゃいます!

メイキングを載せられなくてすまない!ほぼ出来てるので来週こそはどっかで載せます…!!

それでは今月もよろしくお願いします🙏


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