【登場キャラ イチカ】 仲正イチカ先輩。 トリニティ総合学園の2年生で、私と同じ正義実現委員会所属。 常に柔和で爽やかな彼女は、2年生にして正義実現委員会――正実の中でも一目置かれる存在だ。 日々トリニティで起こる問題のため奔走しつつ、誰にでも優しく気さくで、面倒見もいい先輩は、特に後輩から厚く慕われていた。 かくいう私も、イチカ先輩に憧れる後輩の一人だ。 先輩からすれば何人もいる後輩の一人かもしれないが、私からすれば先輩は特別で、側に居られるだけで嬉しい。 そんな私は今、とても素敵な気分に浸っていた。 というのも、今日がトリニティの謝肉祭の日であることが関係している。 謝肉祭では各委員会が様々な出し物をするのだが、そこに正義実現委員会も『麻痺した森の姫』という劇を披露したのだった。 その劇で王子様役にイチカ先輩が選ばれたのだ。 姫役の生徒が急遽劇に出られなくなったということで、ツルギ委員長が代役を引き受けたことが話題になったのだが、私の注目は、もっぱら王子役のイチカ先輩に注がれていた。 白のタキシードをスマートに着こなし、ロングヘアーをうなじで纏めたイチカ先輩の姿は、普段の爽やかさに凛々しさが加わり、本当の王子様のように見えた。 普段の制服姿も可愛いけど、パンツスタイルもカッコよくて最高としか言えない。 見惚れてしまった私は、観劇の最中呼吸するのも忘れていた――ような気がする。 そんな訳で、劇を見終えてからの私はとても幸せな気分に満ち溢れていたのだ。 「……カッコよかったなぁ、イチカ先輩」 劇が終わってからもう1時間以上経っているのだが、未だ私は舞台の上で華麗に演技をこなす先輩の姿に心奪われっぱなしだった。 スマホで撮った演劇中の姿も、先ほどから何度も見返している。 もう少し手ブレを抑えたかったし、高性能な録画機材も用意したかったな、などと後悔もありつつ、私はその映像を食い入るように見つめていた。 なので、声を掛けられるまで、後ろに誰かがいるなんて気づきもしなかった。 「おっ、それ私っすか?」 「うひゃああっ!!?」 突然の声に、私は驚いて飛び上がってしまう。手からスマホが滑り落ちそうになったが、なんとか慌ててお手玉し、地面に落ちる前にキャッチ出来た。 ふぅ、と安心して息を吐くが、すぐにもっと大切なことに気づく。 今しがた私に話しかけてきた声が、スマホに録画した映像から流れてくる声と同じ声であることに。 「はは、大丈夫っすか? 驚かせちゃったみたいっすね」 「イ、イチカ先輩……!?」 そう、そこに居たのは、つい先程劇を終えたばかりの、私の憧れの先輩、仲正イチカ先輩だったのだ。 先輩は劇と同じ白い礼服姿のまま、私のすぐ側に立ってスマホの画面を覗き込んでいた。 劇で疲れたからだろうか。肌は少し汗ばんでいて、額に前髪が何本か張り付いている。 「なかなかよく撮れてるっすね。これ、君が撮ったんすか?」 「は、はい……っ。その、すみません……!」 「別に謝る必要はないっすよー。私達の演劇をそんなに熱心に見てもらえて、感謝したいくらいなんすから」 そう言ってイチカ先輩は、いつもの砕けた口調で朗らかな笑顔を私に向けた。 その笑顔があまりにも眩しすぎて、私は思わず顔を伏せ、長い前髪に目を隠してしまう。 「で、どうでした私達の劇は? 途中本来の流れと違う部分もあったけど、なかなか上手くいったかなーって自分では思ってるんすけど」 「もちろん、最高でした……っ! お話も面白かったし……ツルギ委員長のお姫様も素敵だったし、王子役のイチカ先輩も……その……とっても、カッコよかったです!」 「なら良かった。いつもヘラヘラしてる私っすけど、頑張ってキリっとしてみた甲斐はあったみたいっすね」 私の拙い感想を、先輩は素直に喜んでくれて、こちらこそ感謝の念で胸がいっぱいになった。 いや本当に、この王子役にイチカ先輩を選んでくれた人には感謝しかない。似合いすぎ。顔が良すぎる。 王子様に話しかけられた村娘とはこんな気分なのか、と私は自分が劇の登場人物になってしまったかのような気になってしまう。 と、そこで先輩は映像を見ながら眉をぴくりと動かし、いつも細めている目を僅かに見開いた。 「なんだが、私ばっかり映っちゃってる気がしません? この映像。もっと舞台全体を映した方が良かったんじゃないっすか?」 「あ、そ……それは……」 それは、私がイチカ先輩目当てに観劇していて、他の人たちの姿を撮っている暇が無かったから……とは流石に言えなかった。 劇そのものには興味がないかのように聞こえるし、なによりそんなことを本人に言うのは恥ずかしすぎる。 私がどう答えるか迷い、口をぱくぱくさせているのをどう捉えたのか、先輩はその普段あまり見せることのない瞳で、私の顔を覗いてきた。 そんな、ただでさえ王子様衣装のせいで凛々しさ10割増しだというのに、その顔でこちらをジッと見据えられては、余計に何も言えなくなってしまう。 「もしかして君、私のファンっすか~? え~参ったっすねぇ」 「ひゃ、ひゃい……!」 先輩は照れたように頭を掻き、そしていたずらっぽい笑顔でそんなことを言ってきた。 図星を突かれた私は、思わず素直に返事をしてしまう。 「はは、これなら演劇部とかに入るのも良かったかもしれないっすね」 それだと私とイチカ先輩との接点が減ってしまうので困るのだが、それは口に出さないでおいた。 「じゃあそんな私のファンの子に、私からプレゼントっす!」 「え?」 イチカ先輩はそう言うと、自分のスマホを取り出し、何やら操作を始めた。 すると、今度は私のスマホの方に反応があった。何かモモトークが送られてきたようだ。 それには、何かの動画が添付されていた。 「私、正実の人の連絡先ならだいたい知ってるんすよ」 「これは……? 先輩から……?」 どうやら、これはイチカ先輩から送られてきたモノらしい。私はドキドキしながら、その動画を開こうとした。 だが。 「あー待った待った。ここじゃなくて、どこか人の居ない場所で見て貰ってもいいっすか?」 「人の居ない場所、ですか……?」 「ええ、他の子に見られるのは恥ずかしいけど、ファンの子なら特別っす」 そう続けて、先輩は「じゃあ、また」と言い残して去っていった。 そしてまた一人になった私は、まだ鼓動が早くなっている胸を抑えながら、先輩の言う通り人気のない場所を探して歩き出した。 しばらくして、私はトイレの個室の中でスマホを抱えていた。 やはり謝肉祭ということもあって学園内は賑わっており、人に見られない場所と言えばこういった所しか思いつかなかったのだ。 私はイヤホンを耳につけ、先程イチカ先輩から送られてきたメールを開いてみる。 他の人に見られると恥ずかしい動画なんて、いったいどんな内容なんだろうと、無性に気になってしまう。 まぁ勿論、あのイチカ先輩のことだから、変な動画を送ってくるわけはないのだが、気になるものは気になる。 私はドキドキしながら、モモトークに添付された動画を開いてみた。 すると、パッと映った映像には、先程間近で見た王子様風衣装のイチカ先輩が映った。 ここは、演劇の控室……? いつの映像だろう。劇の練習前とか? いや、しかし衣装も髪型もしっかりと作ってあるし、もしかすると本番である今日の姿かもしれない。 すると、映像の中の先輩は映像を撮られていることに気づいたのか、こちらに目を向けてきた。 『ん~? なに撮ってるんすか~? この格好を撮るなら、さっき劇やってる間に撮ったほうがよかったんじゃ?』 先輩は、映像を撮影している誰かに向かって話しかける。誰が撮っているんだろう? さっき劇をやっていた、ということは、これは劇が終わった直後? だとすれば、今から1~2時間前の映像ということになるが……。 『え? 男装してる私を見てたら、我慢出来なくなった? ……あぁ~。はいはい……』 撮影者に何か言われ、先輩は呆れた風にため息を吐く。 『仕方ないっすねぇ。生徒のことそんな風に見てるなんて、ホントに悪い先生ですね』 先生? 今先輩は先生と言ったが、先生というと……ええと……もしかして、噂に聞くシャーレの先生だろうか? だとすれば、イチカ先輩はやっぱり顔が広いなぁ。なんだかすごい人らしいけど、私は会ったことは無い。 しかし、なんだろうこの雰囲気は。随分と親しげだが、先輩とはどういった関係なのだろう? 『で、それはともかく、撮る必要はあるんすか? ……いや、せっかくだし記念にって……悪趣味ぃ~。……ま、別にいいっすけど』 先輩は細めた目でジトーっとシャーレの先生を見つめながら、撮影に応じる。 確かにイチカ先輩の男装姿は、映像に残す価値があるモノだ。私もそうしたし。 しかし劇の様子を撮影した私のモノと違い、プライベートの男装イチカ先輩の姿はまた貴重で良いモノだ。なるほど、だからファンへのプレゼントということなのか。 ありがとうイチカ先輩……。と、私は心の中で感謝していたのだが、なにやら映像の中の様子が変わってきた。 『じゃあ、先生が真面目な人に戻れるように、わる~い気持ちの素は、私が吸い出しちゃうっすよ~』 言って、先輩は先生の前にしゃがみ込んだ。 「え……? これ、何してるの……?」 どういうことか分からず、個室の中で呟く。 先輩はしゃがんだまま膝を開き――蹲踞? のような姿勢を取る。 脚とヒップのラインがぴっちりと浮かぶ白のパンツが、なんだかセクシーだ。 『うわぁ……ズボンの上からでもパンパンっすよ。なんで王子様の姿でこんなに興奮してるんすかねぇ~?』 どこか楽しげな声で、先輩が前を向いて言う。しゃがんでいる体勢では、先生の脚に向かって話すような感じになっている気がするけれど……。 すると先輩は、そのまま前方に手を伸ばした。先輩を頭上から映す画角では、イマイチ何をしているのか見て取ることが出来ない。 ジィー……っと、何かの擦れるような音が微かに聞こえたかと思うと、次の瞬間、私は絶句した。 「……ひぇっ!?」 手を動かしていた先輩の眼の前に、突然何かが映ったのだ。 何か、茶色い棒のような物が、生えた……? いや、伸びた……? 私はそれが何か理解するのに時間が掛かったが、イチカ先輩は見慣れた様子で、そのグロテスクにも見える棒に手を添えた。 『相変わらずおっきいっすね~。それに匂いも凄くて……ちゃんと洗ってます? ……とか言って、実はこの匂いも嫌いじゃなかったりするんすけど』 その棒を指で撫でるようにしながら、鼻をすんすんと鳴らす先輩。 『人多いんだし、誰か来るかもしれないから、さっさと済ませちゃいますね』 そして先輩は、先生の下半身から現れたソレにゆっくりと顔を近づけ……。 『……はむっ。ちゅう……♥』 そしてそのまま、先輩の口がソレを咥えこんだ。 「え……? ええ……っ!?」 ど、どういうことなの……? なんで先輩がアレを食べて……え? アレってフランクフルト……? 困惑する私を他所に、先輩は唇と舌でその棒をアイスキャンディーのようにペロペロと舐め始めた。 『ん、ちゅる……れろれろっ、んれれぇ……♥ はぁ……ちゅぱぁ』 棒の根本から先端まで、裏側も表側も先輩は舌で舐め上げていく。 ソレに唾液が絡まり、ぬちゃぬちゃと照っていく様に、本当に自分が見てもいいものなのか分からなくなってきた。 食べ物ならば問題無いが、でもこれって……どう見ても……。 「オ……オチンチン……だよね?」 先生の股間から生えるそれは、明らかに男の人にだけある人間の部位。その……男性器だとか、オチンチンとか呼ばれるモノだ。 でも、なんでソレを先生は露出させて、しかもイチカ先輩が……ソレをお口で舐めてあげてるの……!? 『じゅるぅぅ、んん~……ぷぁ、っとぉ……。どうっすかぁ、気持ちいいっすかぁ? ……ちゅるっ、レロォ……♥』 映像の中のイチカ先輩は、先生のオチンチンをお口で丁寧に舐め上げ、ぶっとくて長いそれを口の中に含んだ。 口の中でオチンチンを舐められるのが気持いいのか、先生が手に持つカメラの映像がブレる。 先生とイチカ先輩は……なんというか、そういう関係ということなの? そして、これが普通なの? こんな……男の人のモノを、お口で気持ちよくするなんて……。 『ぐちゅっ、ちゅぐちゅぐちゅぐ……じゅれろぉ~~……♥ ちゅる……ん、はむ……んぐっ、んぐぐぐっ♥』 先輩は喉奥深くまでオチンチンを咥え込み、口の中全体を使い始める。 あの端正で整った先輩の顔が、オチンチンの形に合わせて唇が歪み、頬が窄まっている。 股を開いて男性器をしゃぶる先輩の姿は、正直言って、下品としか表現しようがなかった。 高貴な王子様の衣装には全くそぐわない……、なのに、だからこそ余計にいやらしくなっているその姿に、私は釘付けになっていた。 『おごっ、おごっ、むぼぉっ♥ はふっ……んっぐ……んぶぅ、じゅるっ、じゅるるるるっ!』 イチカ先輩が頭を前後に振って、その度に喉をオチンチンの先端が突いているようで、苦しげにしている。 なのに、先輩はまったくその行為を止める様子を見せず、顔を捻じるようにして、より深くまで咥え込もうとしていた。 きっと、先生を気持ちよくしてあげたくて頑張っているんだ……。そんなに、シャーレの先生のことが……? でも、先生は先輩を気遣っているような感じではなくて、むしろ先輩の頭を片手で鷲掴みにして、ガツガツと自分の腰に打ち付け始めた。 『んごごっ、ごごっ♥ じゅぶっ、んぐっ、ん゛ん゛ぎゅ~~……♥♥』 息苦しさに先輩は悶えるが、頭はがっしりと抑え付けられて、喉からオチンチンを引き抜くことは出来ない。 されるがまま、先輩の綺麗な顔が、男の人のモノを扱くためだけに使われていく。 でも、そんな風にされて、息も苦しそうだというのに、イチカ先輩は顔を紅潮させて、どこか恍惚としていた。 『んぐぽっ、むぼっ、ちゅぷぅぅ……♥ ごほっ! んっぐ、むお゛ぉっ、ぢゅるうぅ~っ♥♥』 先生も、頭を掴んだまま腰を振って、喉に突き立てた男性器で口内を好き放題に掻き回している。 そのペースはどんどん増していき、道具のように扱われる先輩の頭部が激しく揺れ動く。 そして、一層喉奥深くまでオチンチンが突き立てられた瞬間。 『ぐぎゅううぅう!? ぶっ、ぶじゅっ、んぐうううううううう♥♥』 先生の体がビクッと跳ね上がり、イチカ先輩が目を見開く。 そのまま先生は先輩の顔を腰にぎゅう~っと押し付けたまましばらく痙攣し、そして満足したのか、唇から男性器を引き抜いた。 ズル~……っと音がしそうな程長いモノが口から引き抜かれたイチカ先輩の顔は、涙と涎に塗れていた。 『ぐぅ……むっ、むぐ……』 先輩は肉の棒を口から引き抜かれた後、苦しそうにしながら、顎を持ち上げ先生の顔の方を向いた。 すると、カメラのレンズを通して、映像を見つめる私と視線が合う。 そしてその状態で先輩は、口内を見せつけるように、んべぇ~……っと、舌を出してみせた。 『はあぁぁ~~……♥ にちゃ、ずぢゅぅ……っ♥』 その舌の上には、今先生が男性器から出したであろう白濁色の液体が乗っかっていた。 『んぐっ……ちゅっ、ちゅる……。……っごきゅ、んぐ、っくん。……ふはあぁ♥♥』 先輩はその白濁液をカメラに見せつけるようにした後、口を閉じてゴクンと飲み込んだ。そしてまた口を開けると、そこにはもう赤い舌が見えているだけだった。 アレは、たぶん男性が子作りをするために出す、精子……というやつだ。それを先輩は飲んでしまったんだ。 献身さを感じさせるその行為に、私の心臓は驚きと、発作のようなドキドキを抑えられなかった。 『……飲んだっすよぉ♥ もぉ、濃すぎて喉にへばりついたじゃないっすか。息で周りの子にバレたら、どう誤魔化せばいいんすかね』 先輩は口元を拭いながら、先生に文句を言う。でもそれが本気で嫌がっている訳では無いのは、私にも伝わってきた。 あんな風にされても、先輩は幸せなんだ。それはきっと……シャーレの先生のことを本当に好きだから……。 そのことを考えると、私は脳がカァーッと熱くなっていくのを感じた。 憧れの先輩が、他の男の人を好きだったから。あのカッコいい先輩が、男の人の性欲の捌け口として便利に使われてしまっていたから。 でも、これが本当のイチカ先輩だと言うのなら……私は……。 ――まだ動画には続きがある。 私は動画の停止ボタンを押すことが出来ず、その続きを見続けた。 イチカ先輩にたっぷりと精液を飲ませた後、先生の男性器は先ほどより小さくなり、硬さも失っていた。 あんな風に、男性のモノは興奮度合いによって大きさを変えると知識では知っていたが、見るのは始めてだ。 先輩は唾液と精液で汚れたそれに、ふぅ~……と息を吹きかけると、ニッと口元を緩ませた。 『あれ? もう終わりっすか~? 女の子大好きな先生らしくないですねぇ?』 そして先生を挑発するような態度で、悪戯な笑顔を向ける。 すると先生は怒ったのか、汚れたそれを先輩の顔に押し付け、その綺麗な顔に精液を塗りつけ始めた。 まるで、精液を拭き取るティッシュのように使用される先輩の顔。舞台上であれだけ凛々しく演技をしていた先輩の表情が、男性の欲望の塊で穢されていく。 『あ、ちょ……っ、生徒の顔でザーメン拭くとか……とんだ鬼畜教師っすね』 先輩は嫌がる様子も見せつつ、しかし抵抗することなく、顔を精液で汚されていった。 『一応私、後輩の子たちに結構人気あって、この劇での格好とかキャーキャー言われたりしたんすけど。そんな王子様を性欲の捌け口にして、興奮してるんすか?』 勿論だと答えるように、先生は王子様の顔に性器を擦り付けていく。 そうしている内に、男性器はまた硬さを取り戻していき、角のように太く長く反り返った。 『また元気になりましたね、先生の。それで、今度はどんなことされちゃうんすか~?』 先輩は、猫なで声で訪ねながら立ち上がる。そして後方を向くと、その形の良いヒップラインを、先生に向かった突き出した。 すると、先生はその長い大人の指で、先輩のお尻をぐにっと鷲掴みにした。 「ん、あん……っ。遠慮無いっすねぇ」 先生はお尻を揉んだ後、先輩のベルトに手を掛け、ズボンを下着ごと一気に引き下ろした。 先輩の白く美しい臀部が露わになり、私は思わず視線を逸らしてしまう。でも、今更かもしれない。もうここまで来たら、この後のことも見るしかない。 先生もズボンを脱いで下半身を丸裸にし、イチカ先輩は男性を迎え入れやすいよう脚を開いて、壁に手を付きお尻を上げる。 露出した先輩のアソコに、先生のモノが充てがわれた。 『先生、来て……ください……』 細めた先輩の目が、後ろの先生を熱っぽく見つめる。 いくら男装し、王子様のような格好をしようとも、その表情からは女性の顔が隠しきれていなかった。 そして、先生が腰に力を入れて、先輩のアソコに男性器を挿入していく。 『ふあ、あっ……はああぁぁぁ♥♥』 映像からは、割れ目に棒がスムーズに飲み込まれていったようにしか見えない。 でも、イチカ先輩は自分のアソコに男性器が埋まっていく感覚に、熱い吐息を吐いて身悶えていた。 少し先生が動くだけで、先輩はぴくんと肩を揺らす。 『くっ、ふっ……ううぅっ♥ あ、ああっ……!』 その声は、痛がっているようにも聞こえるけど……きっとあれは、悦んでいるんだ。 私が初めて見る男女の性行為。……でも、先輩にとってこれは始めての行為では無くて……。 『せん、せ……お、大きいっす……♥ 中、ミチミチって……拡がって……あ、ああっ♥』 イチカ先輩の声が震えてる。男性器でアソコを中から擦られて、気持ちいいんだ。 私にもあるこの女の子の大事な部分に、男の人の象徴ともいえる硬い棒を挿れられるだけで、いつもあんなに頼もしいイチカ先輩が、余裕のない声で悶えている。 『ひゃあ、ああっ! んうぅぅ……♥』 ぱちゅっ、ぱちゅっと、先生が腰をぶつける度に、叩かれたお尻が波打つ。 先輩を背後から間近で捉えるカメラの映像は、男女の行為を生々しく映していて、私はいけないと思いつつ見入ってしまっていた。 『んお……っ♥ そ、こ……っ、ふかい゛……っす♥ ひっぐ……っ♥』 先生の腰の高さに合わせるよう、先輩は脚をピンと伸ばして、つま先立ちになっている。 真っ白の衣装に栄える黒の羽が、ゆさゆさと揺れていた。 『ん、あっ、あん……っ♥ んぅ……先生、もっと……は、激しくしても、いいっすよ』 次第に先輩が声色を蕩けさせ始め、催促するように腰を動かし始めた。 その可愛い哀願に応え、先生は撮影を続けながらも片手でがっしりとくびれを掴まえ、オチンチンを更に勢いよく打ち付けた。 『ふぎ、ぃいいい♥♥』 先生の男性器が、イチカ先輩の中を何度も往復する。その度に先輩は嬌声を上げて、一つに括った髪の毛を振り乱していた。 あまりに扇情的な光景に、私は思わず生唾を飲み込む。 『ぐひ、い♥ ひぃっ、ぎ……んんっ!!』 映像から聞こえるのは、私の知らない先輩の声。 こんな下品な喘ぎが、先輩の声のはずがない……。でも、それは違う。ただ、私が知らなかっただけだ。 イチカ先輩は、男性に抱かれるためにオチンチンをしゃぶりもするし、自分から下半身を向けて交尾をねだるし、オマンコの中を突かれたらえっちな声を上げて乱れるのだ。 『あ゛あ゛っ♥ ん゛あっ、いい……っ♥ それ……奥のほう、トントンって……イ、イイ……っす♥♥』 映像の中で二人は、互いを高め合っていくように、リズムを合わせて腰を振る。 先輩は壁に付いた手で必死に身体を支えていた。大人の体重を思い切りぶつけられて、スレンダーな身体が潰れてしまうんじゃないかと不安になる。 乱暴にすら見える行為だが、そんな力強さも、二人の興奮を昂らせるには必要なようだった。 『う、嬉しいっす……わたし、先生が……っ、劇を見て、興奮してくれて……っ♥ だからっ、先生のチンポ……好きなだけ、打ち付けてください……っ♥♥』 陶酔した様子で先輩は囁く。 『出すのは……中でいいっすからね……♥ 私のオマンコに、赤ちゃんの種いっぱい注ぎ込んで欲しいっす……♥』 淫らで、愛情の籠もった声で、先輩は先生に精液をねだる。 それは演劇の台詞とは違い、先輩の心から出た言葉だと分かった。 『ぅお゛っ、お゛ぉお……♥ ピストンっ、ヤッバいぃ……すう゛っ♥♥ んぉおおっ♥♥』 オチンチンが出し入れされる度に、下品な喘ぎが壁に跳ね返る。 王子様を演じる凛々しい姿はもうどこにも残っていない。 演劇のための衣装は、他の女の子達が憧れの眼差しを向ける、男装美人を犯す優越感を煽るためのコスプレ衣装と化していた。 『あ゛あ゛っ♥ はっ、ぐっ……んぎぃいいい♥♥ チンポ、ごりごりきて……イキ汁漏れそぉっ、お゛お゛ぉ……♥♥』 脚をガニ股に開き、後ろから犯されながら、先輩は交尾の快感に酔いしれている。 『メ、メスのくせに、カッコつけて……ぬほおお♥♥ す、すみません……ッ♥ わたし、先生の便所っすからぁ♥♥ いつでもっ……ザーメンコキ捨ててくださいぃぃ♥♥♥』 普段なら絶対言わないような、男に媚びた言葉を並べ立てる。 私はその姿に、失望すればいいのだろうか。でも……胸を掻きむしりたくなるようなこの感情は……。 『イク……ッ♥ マジでイキます♥♥ マンコぶっ叩かれて……無様アクメ決めます♥♥ んお゛っ♥ イッ……イグうううう♥♥♥』 そして、イチカ先輩は下半身を激しく痙攣させ、大きく背中を仰け反らせた。 それが、先輩にとっての終わりを意味することは分かったが、同時に先生も限界が訪れたようで、ばちゅっん! と、こちらにまでよく聞こえる音を響かせ、オチンチンを深く突き刺した。 『精子っ♥ 精子きたっ♥♥ あ゛っ、あ゛あああ~~♥♥ ぐひいぃぃいいぃぃ♥♥♥』 先輩は、まるで獣の交尾のような汚らしい声を上げながら、絶頂の快感に浸る。 『ああああっ♥♥ やっっばぁぁぁ♥♥ イってるっ、イってるってえええええ♥♥♥』 びくんびくんと下半身を震わせて感じまくる姿は、演技とはまるで違う。身体の芯からオマンコを突かれる快感に悦んでいるんだ。 先生も腰をひくつかせて、精子を先輩の中に、奥へ奥へと流し込んでいる。 『ふあっ、はあぁ、ぅああぁぁ~~……♥♥ あったかいの、いっぱい……出てるっす♥』 イチカ先輩は息も絶え絶えに、壁にもたれ掛かりながら甘い息を吐く。 そして先生がゆっくりと男性器を引き抜くと、そこからどろぉ……っと、白い液体が溢れ出した。 『はぁ……はぁ……。あ……? それ……まだ撮ってんすか?』 息を整えながら、先輩は私の方を見る。 映像には、先生が生徒に思う様欲望をぶち撒けている姿が、しっかりと映り込んでいた。 『誰にも見せないでくださいよ……? ……え? いやダメっすよ! こんなの見られたらヤバいんで!』 この映像について、先輩が慌てて抗議の声を上げる。 『えぇ……だ、誰か他の子に見せたら、またご褒美っすか……? いやぁ、でも……』 ご褒美と言われ、先輩は迷いつつもその言葉に惹かれているようだった。 そして「う~……」と唸ってから、上目遣いに先生を見つめる。 『分かったっすよ……。誰か良い子見つけて、動画見て貰います。それでいいんすよね? ……というか、いつまで撮ってるんすか』 イチカ先輩が手を伸ばし、そこで映像は途切れた。 動画が止まり、後にはトイレの中で暗くなった画面を見つめる、私だけが残された。 私は動画の再生が終わってからも、しばらく動けないでいた。 今見たモノが現実かどうかもよく分からなくて。でも、もう一度確かめる気力は無くて。 ふらふらと立ち上がり、個室を出てトイレの鏡を見てみると、顔がリンゴのように真っ赤に染まっていた。 頭に上った血をどうにかしたくて、逆立ちでもしたい気分だ。……いや、それだと余計に頭に血が上るか。 とにかく涼みたくて、私は当てもなく謝肉祭中の学園を一人歩いた。 すると、向こうの方に小さな人だかりが出来ていた。 「あ……」 その人だかりの中心にはイチカ先輩がいて、周りを私と同じ正義実現委員会の後輩に囲まれている。 きっと、さっきの劇で先輩のカッコよさに沸き立った後輩達が、先輩を囲んでいるんだ。 私だって、少し前まではその環の中に加わりたかった。 でも……あの子達は知らない。イチカ先輩の、あの本物の王子様のようにスマートに着こなす服の下では、シャーレの先生との交わりの跡が、今もお腹の中で泳いでいるのだと。 そんな風に遠巻きに眺めていると、そこでイチカ先輩と目が合った。 先輩はそっと口元に指を立て、片目を開き、「しぃー……」と私にだけ伝わるようにジェスチャーした。 その仕草がたまらなく魅力的で、私はもう何も考えられなくなるのだった。