XaiJu
お豆
お豆

fanbox


裏③

 蓮太郎を一人神社に返し、優吾と歌夜は林の中、二人きりになった。 「それで、何をすればいいんだ?」  正直言えば、蓮太郎に勝って欲しかったが、約束した以上は仕方ないと、歌夜は優吾に向き直る。 「何をって、大体分かるだろ? 二人でヤることなんてさぁ」  優吾はニヤついた顔で、歌夜の身体に手を伸ばそうとする。  その如何にもな反応を見て、歌夜はハァ……とため息を吐いて呆れた顔をした。 「……まったく、エロガキめ。そういうことに興味があるのは分かるが、子供にはまだ早い」  歌夜は手を払うようにして、一歩後ろに下がる。  が、優吾はしつこく迫ってきた。 「別にいいじゃん。 アイツにはそういうことさせてやるつもりだったんだろ? なら俺にもさせてくれよ」 「れ、蓮太郎とお前は別だ……! いや、そもそも蓮太郎にもそんなつもりじゃ……」  ご褒美と称して蓮太郎とスキンシップを図ろうとしていたのは事実なのだが、歌夜はそれを取り繕うように慌てて否定してみせる。  とはいえそれは相手が蓮太郎だからであって、この下心丸出しの悪童の相手をするのはまた別の話だ。 「なーいいだろー? ちょっと触るだけだからさぁ。そのデカパイぶるんぶるん揺らしながら戦うの見せられて、こっちは我慢出来ねーんだって……」 「お前……そんな風に私を見ていたのか? 本当にエロガキだな」 「いやいや、俺だけじゃないだろ。アイツだって見てたと思うぜ? そんだけデカいおっぱいが近くにあって、見ない方が無理だって!」 「そ、そうなのか……?」  確かに歌夜のバストサイズは他の女性と比べてかなり大きいのは分かっているが、同じ屋根の下に暮らす姉がほぼ同程度のモノを持っているし、蓮太郎とは付き合いも長いので、今更意識されているつもりはなかったのだが……。  やはり男というのは、いつまで経ってもそういうモノに興味があるのだろうか。  いや……むしろ蓮太郎くらいの歳なら一番興味がある時期と言えるのか。 「約束だろ? なんでもさせてくれるってさぁ。年下に触られるくらいどうってことないだろ?」 「こんな時だけ年下ぶるんじゃない」  歌夜に袖にされ、焦れたように優吾は舌打ちをする。  そして、歌夜の背後に回り込むように移動を始めた。 「あーめんどくせぇ。いいから揉ませろ! うりゃっ!」 「なっ!?」  優吾はそう言ったかと思うと、背後から強引に抱きつき、歌夜の大きな胸を鷲掴みにした。 「ちょ……こらっ! 離れろっ……!」 「へへ……やっぱりでけぇなぁ……それにすげぇ柔らかい……こんな乳、あの雑魚には勿体ねえよ」  ぐにぐにとその大きさを確認するように胸を揉みしだく優吾に、歌夜は怒りで顔を赤く染めた。 「や、やめっ……離せっ……!」 「暴れんなって。ちょっとの間だけだから我慢しろよ」  巫女装束の内側から生地を大きく押し上げる乳房が、指の形に合わせて形を変える。  その感触を楽しみながら、優吾の手の動きは徐々に大胆になっていった。 「優吾……お前というヤツは……まったく。……ちょっとだけだぞ」  どうせ減るものではなしと、歌夜は仕方なく優吾の好きなように触らせてやることにした。  蓮太郎になら、これくらい強引に迫られても良いのだが。 「よっしゃ! それじゃ遠慮なく……」 「あっ……」  優吾の両手が歌夜の豊満な胸に沈み込み、グニグニと捏ね回す。  その度に柔らかな肉が波を打ち、優吾の手に吸い付くような感触を伝えている。 「おぉ……すっげぇ……。手じゃ全然掴みきれねえ」 「コ、コラ……あまり強く握るな。痛いだろう……」 「大丈夫だって、すぐに痛さより気持ちよさの方が強くなるから。ほら、どうだ?」 「っ……」  ぎゅっと強めに乳首を摘まれると、ピリリとした刺激が走り、歌夜の口から声が漏れそうになる。  それを堪えるが、優吾はそんなことは御構い無しに、今度は人差し指で乳首の先端をピンピンと弾いてみせた。 「くっ……ふっ♥」  ただ服の上から胸を揉まれ、乳首を探し当てられただけだというのに、歌夜は妙な感覚を覚え始めていた。  蓮太郎をぎゅっと抱きしめた時とは違う、身体の奥底に響くような快感に、歌夜は戸惑っていた。 「おっ、なんかここ硬くなってきたなぁ。感じてるのか?」 「ば、馬鹿言うな……! そんなわけあるか……!」  歌夜は誤魔化すように抵抗するが、その態度とは裏腹に、優吾の責めによって身体は敏感に反応してしまっていた。 「ふぅん、それならもっと強くしても平気だよな?」 「な、なにを……ひぁっ!?」  言うが早いか、優吾は胸を絞るように揉み込み、同時に中指と人差し指で両の乳首をきつく挟み込んだ。  瞬間、小さな痛みと共に、電流のような快楽が歌夜の脳天まで駆け抜けた。 「あふぅ……♥ や、やめろ……バカぁ♥」 「ふひひ……声蕩けてきてんぞ」  好きでもない男に触られた所でなんてことは無いと思っていたのに、想像に反して歌夜の身体は敏感な反応を示してしまう。  自分で触るのとも違う、他人に触れられることでもたらされる未知の感覚に、歌夜は戸惑いを隠せなかった。 (こ、こんなに感じるモノなのか……? 蓮太郎に触られても、こんな風に……?)  そう考えたところで、歌夜はハッとする。  いや、蓮太郎はこんな風にいやらしい触り方はきっとしない。いつか彼とそういう関係になっても、きっとこんな、乱暴に女を扱うことはないだろう。  そう考えると、この優吾のやり方は蓮太郎とは真逆だ。勿論嫌悪感はあるが、それが逆に、歌夜の奥底に眠る官能を刺激してくるのだった。 「へへ、デカパイ巫女さんはこうされるのが好きみたいだな?」 「ち、違っ……んっ♥ はぁっ……♥」  否定しようにも、胸を弄られるたびに走る甘い痺れが、反論する口を塞いでくる。  姉である沙夜の過剰なスキンシップに当てられて、不可抗力的に蓮太郎と密着するようなことは幾度かあったが、それとは全く違う。  男の欲望を満たすための、性的な愛撫。 「はぁっ……♥ ゆ、優吾っ、もういい加減にしっ……あぁっ!?」  爆乳を小さな手で揉まれるだけで、切ない声がどうしても漏れ出て、感じていることがバレバレになってしまう。  特に乳首を摘み上げられると、服の上からでも鋭い快感が全身を走り抜け、頭が真っ白になるほど気持ちいい。  天才退魔師の今まで知らなかった弱点を、優吾はこれみよがしに集中攻撃してきた。 「くうううっ……♥ そ、そこはダメだっ……! 優吾……! あっ、ああぁっ♥」  経験の乏しい歌夜には比べる相手など居ないが、優吾の手付きは異常に慣れており、胸だけで何度も絶頂させられそうになる。 「ふっ……ふぅー……♥ ふぅー……っ♥」  指を噛んで快感に耐え、なんとかイクのを堪える。  だが、その我慢を突き崩すように、優吾は敏感な乳首をコリコリと指で転がしたり、時には爪を立てて引っ掻いたりして、容赦なく責め立てるのだった。  その度に、ビクビクと身体を震わせて、歌夜は甘ったるい声で鳴いた。 「はっううぅぅ♥ んお゛っ……ぐ、ほ……ッ♥」 「爆乳な上に感度も抜群とか。沙夜といい、姉妹揃ってどんだけエロい身体してんだよ」 「な、なに……? 姉さんが……何を? ……ウッ」 「いいから喘いでろこのエロ巫女!」 「ひぎいいぃぃぃ!?♥♥」  一瞬生じた疑問は、乳首を捻られる強烈な刺激でかき消される。  胸の先端は痛いほどに勃起し、今の歌夜にはそれも快楽へと変換され、背筋を大きく仰け反らせながら悶絶した。  このままでは、本当に胸だけでおかしくされてしまう。  危機感を覚え、歌夜は力任せに優吾に手を振り払った。 「ま、待てっ。もう十分だろう! いつまで揉んでいるんだ!」  優吾の方に向き直って、これ以上の行為を止めさせるべく怒鳴りつける。  しかし当の本人は、まだまだ物足りないと不満そうに「えー」と抗議の声を上げた。 「なんだよ、まだ全然満足出来てないんだけど? これじゃご褒美足りねーって」 「これだけやったらもう充分だろう……!」 「そっちはデカパイで気持ちよくなっただろうけど、こっちはむしろよけいに欲求溜まってるんだけど? 見ろよこれ」 「は……? ……っ!?」  言って、優吾はおもむろにズボンを下ろし、自らの股間を見せつけてきた。  そこには、まるで爆発寸前かのように怒張した肉棒があった。 「お、おいっ! いきなり何をして……っ」  歌夜は思わずギョッとして後ずさる。 「俺のチンポをこんなにした責任取ってくれよ。このままじゃムラムラして男は大変なんだぜ?」 「知らん! そんなもの、自分で処理すればいいだろう!」 「歌夜のドスケベな身体じゃないと満足出来ねーんだって。一発抜いてくれるだけでいいからさぁ」 「ぬ、抜くって……、どうやるのかも知らないんだが……」  男性の性器自体こうまじまじと見せつけられるのは初めてだというのに、その性処理の仕方など知るはずもない。  歌夜の表情には困惑の色がありありと浮かんでいた。  そんな歌夜の様子に、優吾はニヤリと口元を歪める。 「それなら教えてやるからよ。歌夜がエッチなこと覚えたら、蓮太郎も喜ぶと思うぜ?」 「なぜ蓮太郎が出てくる……! 関係ないだろう!」 「いやいや、次もし同じようにご褒美上げることになったら、蓮太郎にも同じことしてやればいいじゃん。その時にアイツを喜ばせられなかったらイヤだろ?」 「それは……」  蓮太郎になら身体を触らせても良いとは思っていたが、その時にまともな経験の無い歌夜では満足に相手してやれないかもしれないというのは、確かに懸念すべきことではあった。  それに、優吾のあのはち切れそうなほどに勃起したペニス。  アレに溜まった性欲を発散させてやらねば苦しいだろうというのは、男性器を持たない身でも想像は出来る。 「なぁ頼むって。またこの発情した胸も気持ちよくしてやるからさ」  言って、無遠慮に胸へ手を伸ばし、人差し指でカリッ、カリッと乳首を擦り上げてくる。 「んん゛っ……♥」  爪先で乳頭を掘るように引っ掻かれ、低い声が喉奥から絞り出された。  すっかり感じる部位に躾けられた胸を弄られながら説得され、遂には意思の強い歌夜も気を許してしまう。 「そ、そんなに、その……ソレが膨らんで辛いのか?」 「あぁ、マジでもうズボンの中で膨らんで、歩くのも辛くなっちまうんだよ。助けてくれって」 「…………」  歌夜は押し黙って考え込んだが、やがて観念したように「分かった……」と呟いた。 「ご褒美をやると言ったのは私だからな……。一度きりだぞ」 「へっ……分かってんじゃん」  優吾は舌舐めずりをしながら、勃起したペニスを露出したまま近づいてきた。 「ど、どうすればいいんだ……?」 「そうだな。やっぱ、そのデカ乳使わないと勿体ないよな」 「また下品な物言いを……。人の身体をなんだと思ってるんだ」 「いいからいいから。取り敢えず……その乳で俺のチンポ挟んでくれよ」 「は、挟む……? 胸でか……?」 「そうだよ、パイズリ知らねーのか? デカ乳でチンポ挟んで扱くんだよ」  一瞬遅れて、歌夜は頬を赤く染めて視線を逸した。 「理解出来ん……。どれだけ胸が好きなんだお前は」  呆れ混じりに呟き、しかしここまで来た以上やるしかないだろうと、歌夜は覚悟を決めた。  優吾の前にかがみ込み、胸を強調するような姿勢を取る。  そして、両手で巫女装束の胸元を開き、深い谷間を優吾の視線に晒す。 「本当にこれでいいのか? あまりジロジロ見るな……」 「あぁいいぜぇ。デカ乳に挿れるぞ」  優吾は腰を前に突き出し、心臓をナイフで突き刺すかのように、正面から谷間に亀頭を埋め込んでいった。  恥ずかしさに目を瞑りながら、ゆっくりと優吾のモノを挟み込む。  熱を持った肉棒の感触が、肌越しに伝わってきた。 「うお、ぉ……」  心臓のようにドクンドクンと脈打ち、火傷してしまいそうなほどの体温が伝わってくる。  乳房を持ち上げられ、両側から圧迫すると、肉棒の形がはっきりと感じ取れた。  優吾は巨乳を掴んで硬い棒を包み込み、そのまま上下に揺する。  柔らかな双丘が、みっちりと肉棒を締め付けた。 「くっ……」 「あー……たっまんね。パイ圧凄すぎて、ヤバいくらい気持ちいいぜ……!」  柔らかくも張りがある乳房が、肉棒を優しく受け入れつつも、ぎゅっと強く挟み込む。  豊満なバストだからこそ出来る、極上の乳奉仕に、優吾は興奮に息を荒げていた。  歌夜も、自分の胸で男根が喜んでいることを感じ取り、戸惑いながらも頬を赤らめる。 (こ、これが男の……。胸の奥が、熱い……っ)  初めて体験する感覚に、歌夜は動揺していた。  優吾は乳房を左右からぎゅっと挟み込み、肉の圧を強めたまま、ばちゅんばちゅんと勢いよく腰をぶつけて来る。 「おっほ……! 爆乳巫女のパイズリ最高~」 「こ、こら、そんなに激しく……! もっとゆっくり……お、おいっ」 「歌夜のドスケベおっぱいにパイズリさせて、我慢出来るかよ」  歌夜の注意も無視して優吾は動きを速め、ピストン運動を加速させた。  歌夜の大きな胸を乱暴に犯すように、その柔らかさと温かさに酔い痴れる。  激しい抽送に、白い柔肌が大きく揺れ動いた。 「く、うぅ……。こんな、胸を好き放題されるとは……」  歌夜は思わず顔をしかめたが、同時に先程胸を弄られていた時の熱もまだ残ってもいた。  優吾からすれば自分のペニスを気持ちよくするためにやっている行為だろうが、こうも無茶苦茶に胸を扱われると、おかしな気分にもなってしまう。 (しかし……本当に大きい……。蓮太郎のも、これくらいあるのか……?)  年齢は優吾より蓮太郎のほうが上だが、どうしても蓮太郎のモノがこれほど逞しいのを想像することが出来なかった。  あの可愛らしい少年の身体つきには、こんなエグい代物はそぐわないだろう。  勿論、そんなことで男を評価するつもりは無いが……。  硬く反り返ったペニスが、柔らかい胸の谷間の中で暴れまわり、擦り上げられる。  歌夜は、胸の内でどんどん熱を帯びていく肉棒に、意識を集中させられてしまっていた。  血管が浮き出て、先走りがにじみ出て、匂いも形も醜悪だというのに、どこか本能を刺激してくる。  そのせいだろうか、次第に歌夜も無意識のうちに、自らの胸を揉み解し始めていた。 「ん……ふぅ……。ん、んん……」 「あーやべぇ。そろそろ出るかも……!」  優吾は、下半身に溜まった熱い血潮を発散させようと、夢中になって腰を振る。  射精欲の高まりと共に、肉棒は更に膨張し、ドクドクと脈打っているのがわかった。  長い竿が根本まで埋まる乳房に、まるでマーキングするように亀頭がぐりぐりと押し付けられる。 「で、出るのか……? これから、お前の精子が……ふぁ……♥」 「へへ、エロい声出してんじゃねーよ。マジでもう限界だわ……。このままぶっかけてやるからな」 「く、うっ……うううう……ッ」  優吾は歌夜の胸を両手で鷲掴みにしたまま、腰の動きを一層早めると同時に、胸を揺さぶっていく。  歌夜もまた、優吾の臀部に手を回し、抱きしめ返した。  そして、いよいよ肉棒が震え始めた瞬間──。 「ぐっ、イク……!」 「……っ!?」  どぴゅっ、びゅるっ、どくんっ!  谷間の中に挟まれた巨根から、大量の白濁液が吐き出された。 「うお、おお~~……」 「くっ……あつ、い……」  精の塊が、歌夜の胸にぶちまけられ、谷間の中に収まりきらずに溢れ出してくる。  肉棒はなおも痙攣しながら精を吐き続け、優吾は気持ちよさそうに上を向いて息を吐いていた。 「はぁ~~~、すっきりしたぁ。デカパイをザーメンまみれにするの気持ちいぃ~」 「胸の中に出すとは……。くそ……最悪な感触だ」  にちゃにちゃと粘着く感触を胸に感じ、歌夜は眉を寄せた。  胸の内側に生温かいものが広がっていく。  優吾は出し終わると、満足げに一息ついて、ゆっくりと肉棒を引き抜いた。  引き抜いた部分からザーメンが零れ落ち、巫女装束を穢していく。 「これで、流石に満足だろう? 約束は果たしたぞ」 「はあぁぁ~、まぁ今日のとこはこれくらいでいいや。またよろしくな」 「一回きりだと言っただろうが!」  まったく……と呆れる歌夜だったが、その胸の奥は、未だドキドキと高鳴っていた。  それを隠すように、そそくさと服を整える。  精液で汚れた胸はにちゃにちゃと不快感があるが、早く家に帰ってシャワーを浴びようと、歌夜はそのまま神社の方へ歩きだした。  優吾もそれに着いていき、爆乳巫女の胸を犯した優越感に浸りながら、帰路につくのだった。  玄川家の神社に着くと、先に帰っていた蓮太郎が出迎えてくれた。 「お……おかえり、歌夜姉」  心配そうな顔で、こちらに駆け寄ってくる蓮太郎。  どうやら、二人が帰ってくるまで境内で待っていてくれたらしい。 「あぁ、待っててくれたのか? 遅くなって悪いな。」  心配させて済まないと、歌夜は笑顔で語りかける。  出来るだけ、林の中でされたことについては顔に出さないようにして。 「なんだよ、お姉ちゃんの帰りずっと待ってたのか? そんなに心配だったのかよ。……なら、何してきたか教えてやろうか?」 「えっ……? 何してきたか、って……」  蓮太郎は少し驚いた様子を見せた後、不安げに聞き返す。  そんな弟分の様子を見て、歌夜は慌てて口を挟んだ。 「待て優吾! その……蓮太郎に言うような事じゃないだろう。あまり、言いふらすな……」  あんな、恥ずかしいことを蓮太郎に知られては、幻滅されてしまうかもしれない。 「歌夜姉……?」  蓮太郎は不審な目を向けてくるが、正直に答えるわけもいかず、目を合わせることが出来なかった 「分かってるって、秘密だよな秘密。まぁ、そういうことだから、お前も気にすんなよ」  そう言ってヘラヘラと笑い、優吾は家に帰っていく。  歌夜もそれ以上蓮太郎に隠し事をするのが居た堪れなくなって、家の方へと早足で向かった。  その際、優吾が蓮太郎に何事か囁いている気もしたが、それを聞き取る余裕は今の歌夜にはなかった。  それに、早くシャワーを浴びて着替えなければ、この服の汚れや臭いを感づかれてしまう可能性もある。  こちらを見て立ち尽くす蓮太郎を置いて、歌夜は自宅に戻っていった。

裏③

More Creators