「後ろを向いてそのデカ尻を突き出せ」 「…………」 男の要求に、ミカサは黙って従った。 不躾な視線に背を向け、机に手をついて臀部を差し出す。 そのまま前かがみになれば、動きやすいように肌に合わせたサイズのズボンが収縮し、むっちりとした尻肉を浮き上がらせた。 「ははは、良い尻じゃないか。いくら鍛えても雌は雄を喜ばせるために育つ生き物ってことだな」 尻肉を撫でながら、男は好き勝手なことを宣う。 侮辱的な言葉にも、行為にもミカサは黙って耐えていた。 反応を返さなければ、いずれ飽きるはずという考えだろうが、だからこそ、そのすまし顔を恥辱の色に染めたくなる。 「どれどれ……」 尻肉を左右から掻き分けるように押し広げ、ぴっちりと下着の形を浮き上がらせる。 手の平で引き締まりつつも弾力ある肉を揉みながら、男はそこに顔を擦り付けた。 「ああ、いい感触だ。苦労してこの立場まで出世した甲斐があるよ」 「……理解出来ません」 ミカサが後方に振り向き、冷ややかな視線を向けてくる。 その目に怯えは無く、ただ無感情に上官を見据えているだけだった。 そんな態度がますます嗜虐心を煽ってくるのだが。 「この身体を前にすれば、男なら誰でも劣情を催すものさ」 言って、指先を這わせて秘所の割れ目を軽くなぞる。 「……んっ」 僅かに眉根を寄せ、声を押し殺すミカサの反応を見て、男の興奮が高まる。 もっと彼女の乱れた姿が見たいと、布越しに陰裂を左右に開き、そこを指先でぐりぐりと押していく。 あくまで表面を弄るだけで、それで少女の身体の感度を測る。 「…………」 ミカサはこの程度なんでもないと言うように、無言で尻を掲げるポーズを維持している。 しかし、それがいつまで続くのか。 「気持ちよければ、もっと声を出していいんだぞ」 一本の指で何度も割れ目をなぞりながら、男はミカサに語りかける。 「……別に、なんともありません」 「本当かな? 身体が熱くなってきたんじゃないか?」 「そう思いたいならご自由にどうぞ。ですが、あなたが望むような反応は返せないと思いますが」 冷めた口調のまま言葉を返すミカサ。 しかし、経験の乏しさからくる自分の身体への無自覚さが、その言葉から滲み出ていた。 「それはどうかな? 見た所、お前の身体は随分といやらしく熟しそうだがな。例えば……こうすれば」 「……ん。――アッ♥」 指先でクリトリスを探り当て、そこを少し強く押してやると、ミカサの口から可愛らしい悲鳴が飛び出た。 「どうした、反応しないんじゃなかったのか?」 「少し、驚いた……だけです」 すぐに口を閉じ、なんでもないように振る舞うミカサ。 とはいえ自分で弄った経験も少ないのだろう。未知の感覚に、徐々に声に吐息が混ざりだした。 「ン……ふっ……う……」 布越しにスリスリと陰核を擦るだけで、吐息が甘いモノへ変わっていく。 やはり、性に無自覚なだけで身体はしっかりと実っていたということだ。 「ここを刺激されると堪らないだろう。ほら、素直になれ」 「……早く終わってください」 「少し濡れてきたかな?」 膣内から愛液が染み出してきたのか、湿った感触を確かに感じる。 「エレンにはこういうことをして貰ったことは無いのか? だとすれば勿体ないものだ」 「エレンは……こんなことしないっ」 「だが、本当はしたいと思っているんじゃないか? お前たちくらいの年齢なら当然の感情だ」 「そんな、はずは……ンぁっ」 エレンの名前を出すと、明らかにミカサの反応が変わる。 好きな異性のことを想い、女の部分が反応してしまうのだろう。 だからこそ、それが狙い目になる。 布越しに触れていた手をベルトを緩めたズボンと下着の中に潜り込ませ、直接秘所に触れる。 「ッ……♥」 「やはり、もう濡れてるじゃないか」 ミカサの可愛らしい声とともに、指先にヌメリのある感触が伝わる。 軽く弄ってやっただけで感じ始めているのは、いくら鉄面皮を気取っても所詮は思春期の少女だ。 「こうすると、もっと気持ちよくなれるぞ」 守るものの無い秘所に、直接指を挿れていく。 壮年男性のゴツゴツした指が、じゅぶ、じゅぶ、と膣の中を掻き分け進んでいった。 「くっ……! なか、に……うっ」 「まだ一本だけだ。痛くはないだろう?」 中指が根元まで埋まると、今度はゆっくりと抜き差しを始める。 最初は浅く、そして段々と深く。弱い部分を探すように、じっくりと掘り進んでいく。 「はあ、はあっ……う、ぐ……」 指の動きに合わせて、ミカサが苦しげな声を漏らす。 腟内に異物を挿れられる初めての感覚には、流石の天才少女といえど慣れていないようだ。 ならばその初々しい反応を楽しむために、あえて焦らすように緩慢に指を動かす。 「は、ああ……うう……!」 「どうした、そんな切なげな声を上げて。もっと強くほじくって欲しいのか? 恥ずかしい子だな」 「……」 嘲りに対し、ミカサはギュッと口を結んで顔を逸した。 簡単に喘ぎ声など出さないという強固な姿勢に、嗜虐心を募らせる。 「どうだぁ、ミカサの弱い部分はここか? それともこっちか?」 上下に指をぐいぐいと押し付けて、反応を確かめる。 「ふっ……ン……っっ」 ミカサは口を固く閉じたまま、男の望む反応など返さないよう声を我慢していた。 だが、そんな風に耐えれば耐えるほど、快感の波は高さを増し、一気に襲ってくるのだ。 ミカサは脚をピンと伸ばし、爪先立ちで身体を震わせる。 机に両手をついて身体を支えているが、それが精一杯といった様子だった。 「もう限界か? 素直になって、気持ちよくしてくださいって言っていいんだぞ」 「……私は、屈しない。アナタのような、品性の無い人には」 「そうか、なら手加減はいらないな」 ミカサの反抗的な態度に、男は指の動きを激しくする。 挿入する指を二本に増やして、ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅと途切れなく水音を掻き鳴らす。 「~~~~~~っ!」 目の焦点をボヤけさせ、声にならない声を食いしばった歯の間から零すミカサ。 強靭な精神力を持っていようとも、これまで訓練ばかりで快楽に無頓着だった少女など、地位を利用して幾人もの少女を毒牙にかけてきた男からすれば、赤子も同然だった。 「イキたいなら我慢しなくていいんだぞ。ほらほら、どうだ!」 「……フッ……フゥ……ッ!」 奥まで指を突き入れ、ぐりぐりと捻るようにかき混ぜてやる。 女体に汗が浮き、秘所は濡れて指に愛液を絡ませる。 いますぐ怒張したペニスをここにぶち込んでやりたいが、まだ我慢だ。 「ぐっ……くぅ、~~~~っっ!」 ミカサは必死で絶頂を堪えながら、靭やかな脚をビクビクと痙攣させる。 だが、我慢も限界で、既に破裂寸前の風船のように快感が膨らんでいるのは丸わかりだった。 ならばそこに針の一突きを加えてやろうと、トドメのように高速で指を動かす。 「んっ……ふ、ひ……ぎぃぃぃぃ……ッ!」 「オラッ、イけッ!」 「んんんんっ!? ッグゥ~~~~♥♥」 根本まで挿入した指を一気に引き抜くと、遂にミカサは耐えきれず、潮を吹いて絶頂した。 引き締まった腰つきを二度三度と跳ねさせ、背中を大きく仰け反らせる。 「ハアッ……ハアァッ……」 絶頂の余韻で、ミカサは荒い息を吐き続けた。 我慢していた分、より強烈な快感が脳に焼き付いただろう。 「随分と溜まっていたようだな」 「……ぅ……」 羞恥と屈辱で染まった顔を覗き込み、男は満足げに頷いた。 「次は俺とお前、二人で気持ちよくなろうな。もっと腹の奥から蕩けさせてやろう」 そして、勃起した陰茎を臀部に押し付ける。 次はコレでお前の女性器を貫いてやると教えているのだ。 「そ、そこまでは許してな……」 ミカサが拒絶の声をあげようとした途中、絶頂したばかりの淫核を、弾くように叩いてやる 「ぅお゛っ♥」 「お前に拒否権は無いはずだぞ? 大好きな彼のことはもういいのか?」 「ひ、卑怯者……ンヒッ♥ あっ、あっ、あっ……♥」 敏感になったクリトリスを何度も軽く擦るだけで、ミカサはその潤んだ唇を震わせる。 今ならば、力づくで押し倒すことも可能だろう。 それも楽しそうだが、まずはミカサ自身に身体を差し出させたい。 男は脅迫と快楽の2つを与えながら、ミカサを籠絡していく。 「彼のことが大切なら――分かるな?」 「くっ……」 ミカサは悔しそうにこちらを睨みつつも、逆らうわけにはいかず。 「…………はい。私の身体でよければ、好きにして頂いて構いません……」 最も大切な人を守るため、己のすべてを捧げることを承諾した。