マイキャラのフィギュアが欲しいかーーー!!!
イェーイ!!!!
手頃な金額で作りたいかーー!!!!
イェーーーイ!!!
不器用な上知識もゼロでも愛だけで作り上げたいかーーー!!!!
イェーーーイ!!!!
そんなぐるみんです。最近フィギュア熱がキており、マイキャラのフィギュアが欲しい~~~!!!の気持が我慢できなくなりました。
ということで、ゾンアマを使えば揃う安価で身近な材料を使ってOC「ロコ」のフィギュアを作ってみたのでその議事録です。制作期間は乾燥も含めて約2週間ちょい。
今後同じように作りたくなった時のために。そして同じように、マイキャラのフィギュアが欲しいけどどうすれば…な方の背中を押したい。不器用でも技術がなくても、できます。
【材料】
使用したのはせきそねんど「ラドールプレミックス」!
乾いた後の陶器みたいな質感が大好きなねんどで、学生時代からずっとお世話になっています。LOVE。
その他用意したものはこれ。
諭吉が1人いれば全部揃うはず。
・制作用板
・絵の具(ターナー アクリルガッシュ)+筆
・スパチュラ https://amzn.asia/d/9yMKiIL
・やすり クオリティを上げるために必須。100均の紙やすりを使用
・艶消しニス
ツヤありかなしかお好みの方を。
・アルミ針金 体の芯を作るのに使用。
・アルミホイル 上記の芯を補強するために使用。
・錐 アルミ針金をぶっさすための穴を開ける用
・アロンアルファ
・ジップロックとラップ 使わないぶんの粘土を保存する用
・水分多めのウェットティッシュ 汚れが一発で取れるのでとても便利だった。おしり拭きを使用
その他パーツ用の小物
使用用具は絵の具以外ぜーんぶスリコの「ツールボックスミニ」に保管。
基本の制作フローは
①ねんどに絵の具を混ぜて狙いの色をつくる
②形を作って乾燥させる
③ヤスリがけをして形を整える(マスク必須)
④調整+細かい部分の着色
の繰り返しで完成を目指します。
ねんどに絵の具混ぜ法のメリットは2つ。
ペイントの塗りムラやはみ出しを防げるのでクオリティがそれなりに高く見えること、着色に失敗した時もヤスればすぐ直せること。
ねんどの白が混じる関係で濃い色を作ることが難しいものの、私はパステルカラーが好きなので無問題。
今のところこのやり方が1番好きです。
【制作0日目】
道具と立ち絵、3面図の準備
今回使用した3面図はこちら。
ズボラなので適当に作りがちなのですが、
大きさを合わせたり形を理想通りに作るために必須です。ちゃんとやりましょう(なのに背面図がない。ズボラポイント100)
正面がとにかく大活躍。作っていくうちにヨレヨレになるので複数部印刷するとグッド。
え?絵が描けないから3面図と立ち絵が用意できない?
そんな貴方様にskebというサービスがありましてえ…(小声)
https://skeb.jp/@guruminnSuB
【1日目】
正面顔の制作。
3面図をガン見したり重ねたりして同じ形を作っていきます。目があるところはへこませて、ほっぺがぷくっと盛り上がるように。
完成品は2.5頭身のデフォルメフィギュアなので、鼻は作らず全体的に凹凸を少なめにします。
ここが上手くいくかで後々のモチベが決まる、最初にして最重要のパーツです。魂を込めましょう。
なお今回は「よくわからんしこれでいっか!!!!」と妥協したまま進めたので仕上がりがイラストとだいぶ違います。
ガチで魂を込めましょう(自戒)
乾燥させて1日終わり。
【2日目】
後ろ頭を制作。
まるまる全て粘土で作ると乾燥までに時間がかかるので、丸めたアルミホイルをインして時短&ねんどの節約。
のちのち髪の毛を盛るので気持ち小さめに作るといい感じ。胴体を差し込むための首の穴も忘れずに開けておきます。
体の芯をアルミ針金とねんどを組み合わせて作ります。
首の分を長く取っておくことと、棒人間にならないように角度をちゃんとつけるとGOOD。
足がやたら難しくて、3面図と重ねながら作りました。分からなくなったら必ず3面図を見ましょう!!3面図は最強。
【3日目】
顔にヤスリがけをし、いよいよ体の芯に粘土を盛って形にしていきます。
このへんからテンションがめちゃめちゃ上がってきます。もう「命」の形してんだよな
今回作る上で意識したことは、「パーツを小さめに作る」こと。
とにかく小さめに、細めに作ることを意識。この後服を着せるので膨れるし、小さく作ってしまったものはねんどを盛ればすぐだけど、大きすぎるものを削るのは大変だかんです。人間痩せるのって大変じゃんね。
3面図よりひとまわり細めに作りました。
不器用すぎて手をくっつけられなかったので、別で作ってあとから接着させる作戦。
が、後にくっつける時になかなか苦労したので、できればこの段階で芯と一緒にしましょう。
しっかり乾燥させて、手足の見えそうなところだけヤスリがけ。
【4日目】
ズボンをつくる。
片方ずつ作り、触っても歪まない程度に軽く乾燥させてから反対側も作る。
裾の形がとても上手くいき理想的な半ズボンに仕上がりダンスフロアが熱狂。いやあ裾が広いズボンって下から覗きたくなりませんか?これで欲望がいくらでも叶えられるぜ。
スパチュラでズボンのしわも掘ってみたけど、イマイチうまくいかず。ないよりはマシか。最終的に着彩でごまかす。
靴下も塗ってしまいます。
ターナーアクリルガッシュは学生時代に使っていた原色セットしかもっていないので、混色で目当ての色を錬成します。全然思った色にならなくて発狂しそう。
(ここで絵の具を買いに行くも、田舎なのでどこも取り扱っておらず手ぶらで帰ってきたのは内緒)
顔の書き込みをします。後に回すと前髪が邪魔になるので先にやります。
運命の瞬間。
シャーペンで3面図のとおり大体のアタリをつけて、上から絵の具で清書。
細かいおめめの着彩も、超極細絵筆を使えばどんな不器用でも大丈夫。最強です。
大丈…
あ
水が多すぎて滲んじゃった
失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗したあたしは失敗した
まあヤスリでヤスれば直せるんですけどね。セーフ。
シュタゲ、今年になって初めてアニメ全部見たのですが超面白かったです。
1ミリの個性、下まつ毛も忘れずに。
前髪も作って乾燥させてこの日はおしまい。顔が描けるとモチベがグッと上がってめちゃめちゃ楽しい。
【5日目】
髪と胴体の作り込み。
ズボンにやすりをかけてからベルトとくつ、ブラウスをつくります。
しっぽもつくった。見えないからなくてもいいんだけど、でも作りたかった。
だって「ある」から。あるなら作るだろ。
フィギュア師がなぜ見えないところの造形までこだわるのか今まで分からなかったのですが、この日でやっと「理解」しました。
ちなみにしっぽはくっつかなかったのでアロンアルファでむりやり付けました。
不器用には辛い細かいパーツたち。ブラウス裾の右側部分が汚くなってしまったので、ペイントで誤魔化す。
くつ
個人的にかなり理想通り作ることができました!大満足。設計図よりだいぶ小さい仕上がりになってしまいましたがそれでも可愛い。
靴底を作る→足首にぐるっと粘土をつけるの順で制作。
ねんどぺたぺたしてる最中に靴下が汚れたり削れたりしてしまったので、同じような色を配合して塗り直しました。復旧できたのが奇跡。
くつひものペイントは影色を足しただけで一気にリッチに!自分でもびっくり。これは覚えておきたい。
イイ感じのバランス!
【6日目】
髪をばりばり作る。一番楽しいとこ。
設計図をガン見しながら粘土を足していきます。前回フィギュアを作った時は髪のボリュームが足りずぺたんとしてしまったので、意識して盛っていく。
適時いろんな角度から見て破綻のないように。
前髪が特に難しく、ボリュームを足すため左側3回、正面と右側1回粘土を足しました。
ここが決まると可愛くなるので拘りたい。板じゃなくてふっくらさせる感じ。
横髪。ロコはもともと立体にするつもりはなく、イラストでのみ表現する予定のキャラだったのでかなり二次元的な表現が多く、この横髪はまさにそんなパーツで大苦戦。
写真は完璧すぎる手前側。なんでうまくいったのかわからん!奥側がうまくいかず、何度もやり直す。
【7日目】
連休前の駆け込み、完成したパーツのヤスリがけと横髪、カーディガン、髪+うさみみの作り込み。
この日でいっきに可愛さが増した。
もう完全にロコです。恋。
【8日目】
旅行から帰宅した日で作業時間がほぼ取れず、髪のヤスリがけとカーディガンの調整、うさ右耳の制作のみ。
乾燥までさせたのに違和感がすごくてやり直した横髪
ここで自立しない問題にぶち当たる。足裏に針金をアロンアルファで生やすも、絵の具ごとべろっと取れてしまい失敗。
錐で穴を開けることに。
【9日目】
うさみみのボリュームつけ、カーディガンの調整。ぺたんこになってたものをふっくらとさせます。
やすりがけをする箇所が増えてきてヤスるだけで数時間が吹き飛ぶ。
右腕もつけてみるものの短すぎて違和感がすごい。翌日錐で穴を開け直して調節することに。
/ゆっ\
台座もつくる。
雲のつもりなのですがどう作っても餃子にしかならず苦労しています。
【10日目】
カーディガンの調整をしてから錐で穴あけ。
なんとかなれー!!の気持ちでグリグリしていく。
左腕の接着、1回め。違和感がすごい。短い気がする…1度外してもう一度くっつける。せきそねんどとの約束、「後戻りできるうちにやり直す」
少し肩を盛って、そこに腕をぶっさす。
肩部分に針金が通ってないので強度がやや不安だが見栄えには変えられない。
2回目の腕接着。
腕の服部分を作ってから接着。
いいんじゃないか!?
やるべきか悩んで結局取り掛かったカーディガンのチネり。
狂うかと思いました。しかも後日作ったマントで全部隠れる。
まあ努力って見せびらかすもんじゃないし??泣いてないし???
この日は乾燥させて終了。
【11日目】
腕の整形とマント。
店にあった1番大きいサイズのTピンにコットンパールを通し、ピン部分を針金の代わりにしてマントを作っていきます。
なかなか良い方法なのでは!?長さが足りないこと以外!
乾燥の様子。アクロバティック。
【12日め】
腕をヤスリがけして完成させて、マントの仕上げと接着。
先にくっつけておいたほうがやりやすかったかも。
接着。さようならチネり…👋短い命だった
マントの長さがピッタリすぎて台座なしで自立するようになりました。もう台座はいいか!!!
そしてここまできてズボンの白線を入れ忘れていることに気づき、泣きながら着色しました。後ろ側厳しすぎた。
このマントですが接着面が狭いせいでいつまでたってもグラグラのままで、固定するのに苦労した。結局外から粘土を継ぎ足して解決。
マントの後ろ側を作る。
こういうひしゃげた布を作るの難しいですね!?
スパチュラで窪みを作ったあと、ヤスリで整える。向かって左側がやたらと上手くいきました。毎回こうであれよ。
加えて後ろ髪が短い気がしたので伸ばしてこの日は終わり。
いよいよ完成が見えてきました。
しっぽもちゃんと見える!
【13日目】
マントをやすりがけし、ネクタイ等各種調整を挟みつつ先に作っておいた小さいパーツ群をくっつけます。
校章となんか赤いやつ。
絵の具を塗ってない部分ならアロンアルファで問題なく接着できました。
裾の重ね着のところと、小さすぎて壊れてしまった耳の根本の毛を作る。ハートを作ってから接着。
ついに首がつきました。
「無事くっつけ〜!!!!」の念を飛ばしながら就寝。
【14日目】
首がくっついたことを確認し
ネクタイ→えり→宝石の順につけていく。
つけにくい場所にあるえりもスパチュラを駆使しなんとか作成。
胸の青いクリスタルは市販のネイルパーツをヤスリで削って作りました。
【15日目】
最後にもう一度ヤスリがけと着彩忘れがないか確認し、艶消しニスを塗る。
ヤスリがけして白っぽくなっていたねんども、ここでやっと本来の色に戻ります。
絵の具のにじみ注意、少量を重ねていく。
2度塗りも忘れずに。
完成が目の前で早るものの、ニスを塗った状態は触ると歪んでしまうほど粘土がへにゃるので、少しずつ乾燥させながら進めていきます。ここまできてマントとカーディガンがグニャった時は寿命が縮んだわ。
最後に手芸用ワタで作った耳の綿をアロンアルファでくっつけて…
完成!
ロコフィギュア、爆誕
最高じゃーーーーーん!!!!!
3面図をちゃんと見て作ったからかほぼ理想通りの仕上がりとなりました!
大きさも12センチくらいで大きすぎず小さすぎず、非常にイイ感じです。
技術不足ゆえややイラストとは印象が異なりますが、ちゃんとロコになってる!嬉しい楽しい最高!!妄想が形になる瞬間はいつだって最高です。
自分のキャラが立体になるとこんな感じなんだ、をたっぷりと味わいました。
こう見るとイラストでの嘘のつき方が顕著すぎますね!ハネた横髪は手前側しか…見えぬ!!
いろんな角度。個人的に横顔がお気に入りです。
胸の石パーツや耳のわた、マントの先のパールなど、粘土以外の素材を集めて作ったのも楽しかったしオンリーワン感マシマシでたまんない。これ書いてるPCの横に置いているのですがもうニヤニヤが止まりません。
2022年に作った最初の自キャラフィギュア。
作った当時は渾身の出来だと思っていましたが、見返すとメチャクチャ直したいところまみれで「今ならもっと上手く作れる」という念が湧いてきてしまい、2年経ってまたフィギュア制作リベンジしたのが今回…というわけです。
この時は3面図に従わずなあなあに作っていたので、資料に沿うことがいかに大切かがわかりますね。
それ以外にも首や足を作ることができていたりと、かなーり作りこみ度が上がっております。伸びしろしかないって楽しすぎるな!!
・今回の反省点
顔がやっぱりでかかった。
立たせることを全然考えてなかった、ちゃんと台座を準備しよう、足裏に穴を開けよう
肩を意識しよう
アロンアルファは彩色後の粘土に無力
おそらく時間と技術と金がある人は3Dプリンタで作った方が楽だろうとは思うのですが、無駄にまみれた自分の為の創作の時間はほんとうに贅沢で、めっっっちゃくちゃ楽しかったです。
OCフィギュアは…いいぞ!
そんな感じで、みなさまも是非。長々とお読みいただきありがとうございました。
〜終〜