1ラフ
最初は毛や装飾品は気にしないで、構図、ポーズを優先します
優雅な感じにしたかったので激しい動きのあるポーズでなく、若干の斜め下あたりから雲の合間からスッと通り過ぎる竜を見上げるような感じで
2色決め
白い竜をご希望の依頼ですが、下地の段階では完全な真っ白ではなく若干青紫みのかかった色にします
描きこんでいく過程で明るくなっていく予定ですし、最初から白いと最終的な明暗バランス崩れそうなので……
背景は明るすぎると白い竜のシルエットが目立たくなるので、光源に近い左上以外は青系や緑系を混ぜています
雲は毎度使っている「CLIP STUDIO PAINTブラシ素材集 雲から街並み、質感まで」の雲ブラシ。正直雲っぽいブラシはフリーでも結構あるのでそれっぽいの使えばどうにかなります
3描きこみと装飾
グチャラフなままなのもアレなので描きこみます
装飾品は仮の状態なので別レイヤーで
なお大きめな竜のつもりなので顔は小さめです。大体顔を小さめに描くと全体が大きく見える……ような気がします
4描き込みと微調整
明暗をもう少しつけたいので、暗部を足します
特に腕の影や奥の方の尻尾など
背景も少し暗くなってたりします
5全体描き込み
装飾品も毛もそこそこ描き込みました。優雅さの中にも荒々しく靡く感じで
乗算レイヤーで陰のバランスを取ったりと。翼が一番わかりやすいですかね
この時点で装飾品と竜はレイヤー統合しています
雲もより立体感や雲らしさを出したいので、暗部よりも明るい色でシルエットを描き足します
6追加要素
描き込みつつ、装飾品を増やしたり翼爪に金色の意匠を
ちなみに金色装飾や毛の描き方はメイキングの下らへんに置きますのでよかったらどうぞ
7描き込みと調整
角の装飾品もより細いものになり、繊細さや気品を出しました
ほぼゴールに近いですね
8オーバーレイによる調整
殆ど描き終え、後はもう少し見せたいと思う所と暗めだった装飾品をうっすら明るめの色のオーバーレイをかけて調整します
あまり強くかけすぎると「浮く」のでほどほどに!
9雲や風の表現
雲の合間をすーっと通りすぎるようにしたいので、エアブラシでうっすら白系の色竜の周囲に線を描いてはぼかし系のブラシで伸ばしたりぼかしたりと……
賑やかし要素にもなります
10仕上げ
最後に覆い焼き(発光)レイヤーを透明度を下げて薄黄色系の色で差し込む光を描いて完成です
これがあると神々しさが増します!
skebご依頼ありがとうございました!
メイキングご希望とのことで、金額も盛って頂いたので久しぶりに作りました……!
白竜は好物なので、良い感じに美しい系に描けたなあと自分では思っております
↓こちらは以前個人的に描いたものなのですが、毛の描き方も同じような感じです
ブラシも殆ど一緒

ラフ 万人受けしそうな白い竜を~と考えてたのですがどうしても禍々しい背景しか思いつかず……。 穢れた世界の中で白く輝く、かえってそれが異質である。そういう雰囲気で。 大幅調整 真っ赤な空もいいのですが、しっとりとした雰囲気も欲しいので彩度を下げ、一番手前の竜の死骸を別レイヤーにし、そのレイヤーと屍の山...
以下は毛と金色の描き方講座のようなもの