ラフ
TCG系とかでなく世界観や雰囲気系で、赤いドラゴンを描きたいぞ!
ということで夏も近いですしビーチと近くにある洞窟で眠るドラゴンを。
背景は特に建物も無いですしパースは引かないでアバウトに写真とかいろいろ参考にしながらそれっぽく。
塗りこみと調整
手前が暗く、ちょっとメインであるドラゴンが見にくいなあ、と感じたので洞窟の上の方が天井開いてるということにして、手前の一部だけを明るく。
暗いままでも良いのですが、そういうのって結構実力問われるので……難しいですね。
また、右サイドが物足りなく感じたのでヤシの木を追加。
海の色味も同じく物足りなさを感じたのでオーバーレイで調整しました。
ちなみに砂浜に散らばっているのは赤い骨です。
主に背景
背景がそこそこ変化しましたね。
入道雲がチープっぽいのでリアルテイストに。ヤシの木も同じく。
ヤシの木は、本体も大事ですが地面にかかる影もしっかりかくとらしくなります。
海は波の表現と、また波が行ったり来たりする部分は濡れているので、少し砂浜を暗くすることでリアルさが上がる気がします。
また、ここで非常に悩んだのがドラゴンのいる洞窟と、砂浜の高低差の出し方でした。
洞窟の方が高い位置にあるのですが、洞窟の色と砂浜の色が近いので直接繋がっているように見えてわかりにくいのです。
なので、砂浜の洞窟に近い部分の色味を落とし暗めで、洞窟の岩を明るさを強めて差を出しました。
主役のドラゴン
背景ばっか描いてましたがドラゴンをもう少し描き込みます。
宝石に関するドラゴンなので品も大事で毛も長めに流れるように描いてますが、死期を悟った高齢のドラゴンでもあるので爪が長かったり曲がったり少し割れていたりします。
実は角も本来はもっと長くこれは折れています。
ただ折れてからある程度期間が経っているので、鉱石で切り口は覆われていますが。
小道具
完成図に近い状態を確認したいなあと、砂浜に散らばっている骨を整え、洞窟も物足りなさを感じたので赤い宝石を追加しました。
一定の時間で近くにあるものを宝石にしてしまうというドラゴンなので、長時間ここで寝てますね。
砂浜の骨は描きこみは一番手間の骨だけで、あとはさらっと流します。
奥に行くほど背景の色を拾い、少しだけ混ぜて空気感を出します。
調整
ほぼ完成に近いのですが、洞窟の壁の塗りが余ったので描きこみ、また宝石や海も調整。海はもう少しキラキラ度を上げたいなと、粒子系のブラシを覆い焼き発光レイヤーでぱらっと。あんまやりすぎるとくどくなるので程ほどに。
完成
オーバーレイで洞窟の右上(描写されていない天井の穴)から当たっている光を描き、同じくオーバーレイで手前右側の影を青色系でのせました。色みが欲しかったので。
そして角が宝石なので、宝石特有の輝きを表現したかったので、プリズムのようなももを描きました。
リアルプリズムブラシを使い、さっと置いて発光レイヤーをかけるだけ。ブラシの力ってすげー!
↓ちなみにこちらのブラシです。オススメ!
https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=1736408
大きい画像の方の顔アップですが個人的には綺麗で好きです。
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海辺を背景に眠る竜。
平和な一時のように見えますが、この竜は死期を悟りこの地にいます。
竜は時として体内に宝石を宿すことがあり、鉱物の性質がある竜はその傾向が強いとされています。
この竜は傍に長く在るものを宝石に変化させてしまい、竜の血を浴びたものも宝石になってしまいます。
また、骨が血のように真っ赤で磨くと宝石サンゴのようになり、それになぞらえて『陸産の竜血サンゴ』と言われ(海には別の竜血サンゴがある)非常に高価な価格で取引されています。
死期を悟ると海辺に住処をうつすことが多く、そのまま砂浜で夕日を眺めながら朽ち果てるか、入水し二度と陸に戻らず海の底で赤い骨が沈んでいることがあります。
そのような性質から海に沈む夕日と謳われることもありますが、一方で身投げの象徴として不吉がられ、その土地にいると自身も身投げしてしまうと伝えられています。
これは宝石を独占しようとする人々が広げた嘘とも言われています。
上記はとある世界での扱いですが(創作世界は世界が複数あり独自の成長をしている前提です)白王(https://www.pixiv.net/artworks/69536062)の世界では、真紅の宝石は実りの象徴として収穫を願う祭りで奉納され、宝石商と関係をもっており、死期が近付かなくとも普通に海辺をぶらぶらしています。
元々海辺が好きな性質があるのですが、竜の扱いがよくない世界では乱獲対象なのであまり開けた場所にいると狩られやすくなってしまうために海辺にはおらず、もう十分だろうと死を悟ると死んでもいいと海辺に行きます。
白王の統治下にある世界はそういったことが一部を除いてないので、わりとその辺の海辺によくいます。