雑談#5の続き。
「セックス宅配便」の、5話収録単行本版を出版する時に新しく描き下ろした表紙と、その差分です。
この描き下ろしは印刷で使うことを考えていないうえ、高解像度で見ることもなく、さらにタイトルで大きく画面が削れるということもあり、…というか、オマケ画像の扱いで原稿料も安いので、細部は結構やっつけ仕事でした。
単体の絵で見ることは基本無いので必要十分ですけどね。
この5話収録単行本、実は「人気があったからさらに2話足して5話にして単行本にした」
…
………
わけではありません。
もちろん人気が無ければ単行本にはなっていないのですが、
これ、単行本というにはページ数が微妙でしょう?
大事な理由は別にあるんです。
その理由とは…
元の作品を一度登録抹消する必要があったから…です。
雑談#5で、「成人向け棚」と「一般向け棚」という二つのカテゴリーがあるとお話ししましたが、セックス宅配便は最初は成人向け棚オンリーの作品でした。
僕がコアマガで本を出してるゴリゴリのエロ漫画家で、内容もゴリゴリのエロ漫画なので、一般向け棚を意識する必要性が無かったからです。
ですが、どうも出版社の立場的にこれがマズかったらしく、大人の事情により本作を一度「ラインナップから削除」する必要が出てきました。
しかし、一度ラインナップから削除し、同じ作品をそのまま一般向けとして転用しなおすのは商売として問題があります。
電子の本は売り切りでは無いためです。
一度没収して、内容そのまま別物として売るわけにはいきません。
そこで苦肉の策として、新たに2話追加し、表紙も変えて今までとは別の「単行本」として新しく発売し直した…というわけ。
で。
実はここで一つ悲しい変更が作品に加えられています。
何かというと…
性器の消しが部分消しから全白消しに変更になってますw
実は変更前は全消しでは無かったw
これが一般向け棚に下ろしているレーベルで作品を発表する最大の弊害です。
性器表現に出版社ごとに差があるのは、このあたりに理由があります。
「セックス宅配便」は、上記の理由で性器白消しされてしまったので、私に対してお詫びということで、紙の同人誌に限り発行を許可されています。
いつか作ろうかな…と思いながら、でも需要あるのか?数は出ないよな…と悩んだりして…今に至っています。
少量で作るか。