先日ツイッターで100日で超成長した化け物みたいな人の絵が話題になりましたよね。狭量なのでこういう異能の人間許せねぇな…と一通りの嫉妬をしたのですが、それはさておき自分ももっと上手くなりたいなと気持ちを新たにする形で影響もちゃっかり受けまして。
加えて同時期に流れていた「私の代表作」みたいなタグにも煽られた形になるのですが、そういえば自分の代表作と言えるような気合い入った絵ってないなと思ったんですよね。振り返るとどれも均質的というか、「ここまで描き込んだらOK」みたいなラインを自分で引いてしまっていたのかな〜とも感じたので、そのラインを超えるべくゴリゴリに情報量加えた絵にチャレンジしました。
良い絵ー!自画自賛!
かかった時間としては下書きから線画までで3時間くらい。やっぱりPRドレスは線画がとにかく時間かかりますね。一方塗りも3時間くらいで、線画ちゃんと出来てたら結構ごまかし効くなと思いました。
以下もうちょっと突っ込んだメイキングというか覚書というか。
1:下書き
大体のパーツを書き込んだら水色に、ややこしいパーツとかは色分けして上に足しておきます。
2:線画
下書きをなぞるような描き方は2度手間感が凄くて苦手なので、ラフな下書きをペン入れしながらバシバシ修正していきます。この状態だと分かりやすいのですが色による情報量が多く、フリルみたいな手間のかかるパーツは少ないのでPRドレスとしては結構描きやすい部類です。
3:ベース塗り
パーツごとにざっくりフォルダ分けしてパーツにバケツで色を入れます。レイヤーマスク機能はよく分かんないので、このベース塗りをもとにクリッピングマスクの方を利用して塗ってます。
4:肌塗り
今回の課題のひとつ、肌塗り。
数日前(鬼滅最終巻の発売日にうっかり本屋に入ってしまいめちゃめちゃ並んだ)に買った「mignonがしっかり教える「肌塗り」の秘訣」という本をパラパラやって、へその塗り方と肌の影に青色を入れるというのがすぐ参考にできそうだったので見よう見まねで進めます。
まずは全体にざっくりした影。エアブラシっぽいやつで丸みをつけて、少し柔らかい水彩筆で強調するとこ強調していくのが良い方法なのかなと思って試しました。
光源意識するのも大事だけど、立体感出るはったりかますのも効果的だと思いました。肩らへんとかそういう塗り方してます。
次は強めの影、影を薄ぼけ・薄塗り・濃塗りの3段階にするイメージでやりました。「こういう塗り方したらええんかなー」とか人の絵見ながら想像だけしてるのですが、こうして試すのって大事ですね。
で、本見て良いねと思った肌に青み入れるやつ。お腹らへんとか見たら分かりやすいですが、よく分かんないけど良い感じになりますね。肌の影を紫にするのはちょこちょこやってましたが、こんなに青みダイレクトに入れても違和感ないんだとちょっとびっくり。
で、頬の血色よくしたり…
目を塗ったり。目は本当にわかんないですね。瞳を描き入れないと目描いた気しなくて、塗りだけで瞳描いてる人すげーなと思います。これはもう絵柄と思って割り切り。
5:ドレスの塗り
上と見比べてもらうと分かりますが、黒っぽい色の部分を一緒くたにしてたので、公式サイトやアイカツファンブック(千円でいっぱい可愛いドレスやアイカツの情報が得られるのでみんな買った方がいい)を見ながら色分け。
影を入れます。ここまで色情報多いとちょっとした差はわかりにくいですね。胸の下のコルセット部分とか影落して立体感作ってます。
黒っぽい部分はそもそもそんなに立体感出ないのでエアブラシでぼんやり影入れがち。
ピンク部分に影。鮮やかにしたいので暗くはせず紫を使うことで差をつけてます。
肌と同じく濃い影をさらに入れて段階をつけます。腕のフリルとか見たら分かりやすいですね。
立体強調するためにさらに影を重ねてます。上と見比べると胸元や腰のサイドのパーツの色情報が増えてるのがわかると思います。おっぱい強調したかった。
で、粒子みたいな塗りになるツールでキラキラを足します。ドレスは粒子感足しとけば綺麗になる。
6:人物塗り仕上げ
あとはどのパーツも同じなので割愛。
影で立体感強調・ぼかし影で丸み・濃い影でめりはりの3段階です。
髪塗るのも大の苦手なのですが、今回は気合いでなんとかそれっぽくしました。気合いでなんとかなるんかい。塗りが主役なので、線画の色を変えてマンガチックな所を減らすようには一応工夫しました。
そんな過程を経て加工の時間です。やり方はいたってシンプル。人物全体に影を重ねて…
覆い焼き発光を薄くかけ、それでハイライトをつけて立体感を出します。なんとなくこるせさんっぽい仕上がりになりました。人物はこれで出来上がり。
おまけですぐできるごまかし背景のコーナー
とりあえず好きな色でベタ塗りします。
グラデーションをかけます。今回は光源上イメージだったので下を暗くしました。
乗算で””テキトー””になんか描きます。ただの情報量プラスパーツなのでなんでも良いですが、ここが腕の見せどころ。なんか格子の崩れたようなものを置きました。
なんか色味足りないなと思ったのでスクリーンかオーバーレイかで上の方を鮮やかにしました。
ちなみにポールは前に発見した光沢ビキニが描ける方法を流用。
で!困った時の粒子!覆い焼き発光をフル活用!情報量がなんとなく増える!
ライトをさらに覆い焼きさせたり、星空塗る用のツールでギラギラ増やしたり。
あとはキラキラパーツをぶちこんで完成!
人物塗りをオンにするとこんな感じです。なんかちゃんとして見えるでしょ。
以上メイキングとか実験のコーナーでした。
「どれ…上手い絵でも描くか」と思い立って描き始めたらちゃんと上手い絵が仕上がるのは流石自分やな!とセルフ褒めなどもしましたが、結果的にここまでのものが描けてしまったので自分へのハードルちょっと上がりましたね。好きなドレスでまた何か描こうと思います。次はローズガラスとか描きたいな…そのうち…