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先日は久しぶりにNieRというゲームに出てくるキャラクター、”カイネ”を描きました。
NieRはゲームで一番好きな作品でして、その本編の登場人物の中でもカイネは特に好きなキャラです。
当時PS3で発売された『NieR Replicant』(”NieR”と名の付く作品の一番最初のタイトル)にカイネが出てきます。
このゲームをプレイしたときは何もかもが衝撃的でした。
音楽の美しさと演出、ほぼ鬱展開だけで進むストーリー、キャラクターデザインの繊細さとシックな色彩は内容のエグさとのギャップが魅力的で。
フィールドを駆け回っていると、ことあるごとに主人公のニーアと仲間のカイネ達がさまざまな会話を聞かせてくれるのもびっくりでした。(今のゲームシーンだとこのくらいは当たり前かも?)
エンディングは周回すると全く違うものが観れることも。
ニーアの住む小さな街の噴水広場では、腰を掛けてマンドリン(ぽい)を弾きながら歌をうたうお姉さんがいて。
このお姉さんには街の司書を務めるもう一人の双子の姉妹がいて、2人は親のいない主人公を含め街の人々の面倒を見てくれる頼れる存在。
そんな彼女が歌う『イニシエノウタ』は、美しく、優しく、儚いメロディでどこか懐かしい、昔から知っていたかのような感覚になります。
この歌をずっと聴いていたくて、コントローラーを置いてニーアを噴水前にずっと放置してたこともあります。
戦闘シーンでもアレンジがされた歌唱曲が流れたり。
ゲーム紹介になっちゃってますが、
とりわけカイネを好きな理由は、
あられもない格好ではあるものの衣装の色味や細かいデザインが秀逸で。
彩度の低い青生地を黒いフリルやリボンといった甘めな要素で縁取りつつも、これどうなってるの?!と思わず二度見しちゃうようなかなり攻めた形。左半身は包帯でぐるぐるで、何か怪我をしているのかなと不安さも感じさせる。キャラデザがとにかく堪らない。
この絵じゃ収まってないですが靴もヒールを履いていて、麗しいお顔に白い肌・白い髪に飾られた花…と一見美しい女性なのですが、
いざ喋ると田中敦子さんの低めクールボイスで罵詈雑言の嵐。めちゃくちゃ口悪い。
ギザギザの刃の双剣でめちゃくちゃアグレッシブに戦う。
そして左半身包帯ぐるぐる巻きの訳。カイネはこの世界の人々が恐れている謎の怪物”マモノ”を左半身に宿している”マモノ憑きの女剣士”なのです。
何故そうなったかには壮絶な過去が起因しているのですが、とにかく濃ゆい設定が渋滞していることと見た目のデザインのギャップが好きで。
度々ファンアートを描いていますが、今でも息抜きにふっと描きたくなるキャラです。
ほぼラフの線画にベースを流し込んで、マーカーでほんのちょっと影つけてます。
そもそもらくがきなので、かなり塗り方荒いです…
乗算レイヤーで灰色っぽい色をバケツ塗りして、光が当たるところを消しゴムで削りました。
これだけでぐっとシルエットが際立つようになったと思います!
カイネは肌と髪が白いので、強い光が当たっている想定ならもっと白飛びするなと思い、リニアライトレイヤーで先ほど削ったところを塗ってさらに発光させます。
透明感と立体感が出た気がします。
ちなみに左の手前の脚は白い光を描き足すと顔より脚に目がいっちゃって邪魔になる印象だったのでこのままにしました。
光の当たっている部分とお尻の照り返しにエアブラシでほんのり黄色の光をふぁーっとかけてます。服の影を足したり目と髪の毛の艶を描き込みました。
もう少し透明感出したかったので全体をやや青みに振ります。
包帯はマーカーで、ここにこういうラインが欲しい、という感覚のみで適当に描いてます。顔のすぐ傍は装飾のように、それ以外は視線誘導の役割的なかんじです!
あとは背景のなんかカーテンみたいな布を描いておわり。
何回かみてると、もっと横長の画面にすればよかったかなーと思い始めて気になってきちゃいました。あと足先もやっぱり入れてみればよかったかも。
でも何度描いても本当に素敵なデザインなので、楽しくていい息抜きになった一枚です!
ではではまた🌷