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ナーヴ
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SS_都市攻撃レクリエーション

今回は珍しく東方のキャラではありません。

アズールレーンよりイラストリアスです。


落ち着いた雰囲気で物腰の柔らかいお嬢さま、といったところでしょうか。

そしてなにより、特徴的なのはとても大きなお胸ですかね。


早速ですが本題。

アズールレーンより、イラストリアス。

空母なので普段は前線に出ないタイプの彼女ですが、

今回は遊びという名目で都市を直接攻撃していきます。

(約5,000字)


※無断転載禁止


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「今回は訓練ではなくレクリエーションだと伺っていますが……

 なかなか、不思議で新鮮な眺めですね?」



ここは海沿いのとある都市。

住宅街や田畑もあれば、大型商業施設や高層ビルもある。

まさに大都市という表現が似合うところだ。

そして彼女、イラストリアスはその街はずれに立って街を眺めていた。

正確には、街を見下ろしていた。


それもそのはず、今の彼女の身長はなんと1000メートル……

いや、それよりもひとまわり大きく、約1100メートルとなっているのだ。



「始める前に今回の内容を確認しておきましょうか。

 目的は実験の検証……ですが、そこは勝手に裏でやるとのことでしたね。」



彼女が実験内容を聞いてしまうことで、

彼女がそれを意識してしまい適切なデータが取れなくなる恐れがあるため、

あえて説明をしないと事前に言われていたようだ。


同時に、彼女にはレクリエーションとして自由に動いてほしいとも伝えられている。



「やることはこの都市への攻撃、ただし艦載機等を使用しての攻撃は禁止。

 あとは走り回ったり激しい運動になることは極力避けること。

 単純明快ではあるのですが、案外悩みますね。」



彼女は空母であり、主に艦載機等を使用して相手に攻撃する。

簡単に言えば遠距離攻撃がメインなのだ。

艦載機を使用しない攻撃といえば

敵艦載機を迎撃するための対空砲撃程度だろう。


そんな彼女が艦載機による攻撃を禁じられたわけである。

空母が単身で敵陣に踏み込むという、通常ではまず考えられない状況だ。



「いろいろと不安は残りますが、ひとまずやってみましょう。

 では……イラストリアス、出撃します。」



ずしぃぃぃぃん……


言い終えると彼女はゆっくりと1歩前に踏み出し、街へと侵入する。

街はずれに居た彼女の右足により住宅街の民家が

数十軒ほどまとめて踏みつぶされてしまった。



「思わず出撃と言ってしまいましたが、今回はレクリエーションでしたね。

 ですが、これで攻撃ということでいいのでしょうか?」



どしぃぃぃぃん……

ずすぅぅぅぅん……


やや遠慮がちに彼女はさらに2歩、3歩と進んでいく。

ゆっくり踏み下ろそうが力強く踏みつけようが、

これだけの大きさの差がある状態では民家数十軒の結末は同じ。

一瞬でぺちゃんことなり、大地とともにに踏み固められていく。



「……一応、問題なさそうですね。

 足元が見えにくいのもありますが、あまりにも踏みごたえがなくて……?」



ゆっくりと彼女が振り返ってみると、

地上には住宅街に大きく刻まれた足跡があった。


今の彼女にとっては民家数十軒など砂利程度のものである。

さらには石と違い簡単につぶれてしまうのだから殆ど感触がないだろう。


そしてなにより彼女のその豊満すぎる胸により

足元を目視できないという問題を彼女が抱えているのが大きいようだ。



「せっかくのレクリエーションですからね。

 もう少し大きな建物のある地区へ行ってみましょう。」



どしぃぃぃぃん!!

ずしぃぃぃぃん!!


彼女は高層ビルの建ち並ぶ地区へと真っすぐ向かい始める。


進路上にあった大型商業施設はひと踏みで建物の半分が踏み抜かれ、

振り上げる足により残りの半分が蹴散らされてしまった。


途中にある川も一切気にすることなく足を踏み下ろせば

そこに架かっていた橋ごとまとめて踏みつぶしてしまい、

足跡型の池が出来上がってしまった。



「これほど大きな建物でしたら、ある程度は期待できますね?

 それでは……それっ。」



ずがしゃぁぁぁぁん!

バキバキバキバキ……


十数歩であっという間にビル街にたどり着いた彼女は

早速ビル街への攻撃を開始する。


住人の避難など間に合うはずもない。



「ふふっ、いいですね。

 やや深さのある芝生を歩いているときの感触に似ているかもしれません。」



100メートルほどの高さのあるビルならば彼女のスネあたりまで届く。

とはいえ、横からの衝撃は想定されていない構造だ。

彼女の足により呆気なくなぎ倒されたり踏み倒されたりしてしまい、

道路を埋め尽くすように瓦礫が散らばっていく。


もちろん、上から踏まれることも想定していない構造のため

勢いよく踏みつけられてしまえば、一瞬だけは足裏に抵抗するものの

屋上から1階、さらには地下までもがあっという間につぶされていく。



「おや、こんなところに駅がありましたか。

 なかなかの規模のようですね。」



周辺に土煙を舞い上がらせながら、彼女が見つけたのは大型の駅。

10編成ほどの電車が同時に停まれるほどである。


駅をひととおり観察すると彼女は駅へと1歩近づき、

そのまま左足を駅の上へとかざす。



「こういう重要な施設は攻撃対象になりやすいものです。

 見つけてしまいましたので、すみませんね?」



ずどぉぉぉぉん!!


言い終えると、彼女の左足が力強く振り下ろされ、

そのまま駅の中央部が踏み抜かれてしまった。

その左足は適当に踏み下ろされたわけではなかったようで、

たったひと踏みで駅にある全てのホームが踏み抜かれ寸断されてしまった。


どしぃぃぃぃん!!

ずがぁぁぁぁん!!


さらに彼女は何度も駅を踏みつけていき、無事な部分をどんどん踏み抜いていく。

1歩だけでも致命的な被害を受けていた駅がさらに無残に崩されていく。



「……ふぅ。

 高さはありませんでしたが、

 大型施設もなかなか踏みごたえがあってよかったです。」



あっという間に彼女の足元は踏み固められた瓦礫広場と化してしまった。

数十秒前までは駅が存在していたはずなのに、

今ではその面影が一切ないほどにまで徹底的につぶされたのだ。

あえて言えば、少し離れたところに線路の高架が虚しく残されているだけである。



「あとは残っているビル街を攻撃していって……

 っと、あら?」



駅への攻撃を終えて一息ついていた彼女が周囲を見渡していると、

いくつかの小さなものが空を飛んで近づいているのを見つけた。


そう、戦闘機である。

5機の戦闘機たちはそのまま彼女へと攻撃を開始。

腕や胸元に着弾すれば小さな爆発がそこで起こる。



「痛っ……くはありませんが、まさか反撃まであるとは。

 レクリエーションの割にはなかなか凝っていますね?」



やはり大きさの差によるものなのか、彼女には一切傷がつきそうにない。

とはいえ彼女にとっては意外なものだったのであろう。

手を出さずに戦闘機たちの動きを目で追いかけていた。


戦闘機たちは彼女の周囲を飛び回り、攻撃を続けている。

素肌の部分だけでなく服の部分にも攻撃し、とにかく必死に抵抗しているようだ。


と、彼女にとってあまり好ましくないことが起きていることに気がついた。

素肌の部分に攻撃が当たったところで

煤のような小さな跡がつく程度であり、痛みはない。

ましてや服の部分に攻撃が当たったところで

服の布の厚みでさらに痛みを感じることはない。

しかし、被弾した服の部分を見ると煤のような焦げのような、

小さな黒い点が残ってしまっている。



「レクリエーションとはいえ、不用意に服に傷を残すのはいけませんね……

 申し訳ありませんが、ご覚悟を。」



そう言うと彼女は戦闘機たちに向けて腕を振り、手で撃ち落とし始める。

高速で飛行する戦闘機も今の大きさの彼女にとっては

ハエよりも遅い速度にしか見えないのだ。

さらに言えばハエとは異なり

それほどまで自由に高度や進行方向を変えることができない。


彼女のひと振りにより戦闘機たちは1機ずつ着実に叩き落とされていく。

叩きつけられた瞬間に衝撃で爆発したり、

地上に向けてとてつもない勢いで墜落していったり。

彼女が撃墜するという意思を持ってから15秒ほどで

戦闘機部隊は全滅してしまった。



「この調子ですと、第2陣なども来そうですよね。

 先にその施設を攻撃しておきましょうか。」



周囲を見渡す彼女。

すると予想通り、第2陣がやってきていた。

そしてその方向の街から少し離れたところに軍事施設が見えたのだ。


それを見つけた彼女は早速軍事施設へと向かい始める。

足元では街の建物たちを一切気にすることなく踏み荒らしていき、

手元ではやってきた第2陣の戦闘機たちを正面から叩き落としていく。



「なるほど、立地は悪くなさそうです。

 もっとも、今の私には関係ありませんが。」



彼女にとっては30歩ほどの移動だっただろうか。

都市から出た彼女の目の前にはぽつんと軍事施設があった。

山間部にあり、自然の要塞として上手く活用しているらしい。


入り口には戦車たちが並んで迎え撃とうとしていたが

彼女は小さくため息をつく。



「無駄な戦いをどうして……と、言いたいところですが、

 そう分かっていても逃げるわけにはいきませんよね。」



そう言うと彼女はゆっくりと右足を上げ、

かかとを地面について戦車たちに足裏をかざす。

戦車たちは足裏に向けて砲撃を開始しているが、

やはりダメージを与えられないようだ。



「逃げずに戦う貴方たちに敬意を。

 そして私も、手加減はしませんので。」



ずしぃぃぃぃん……


彼女はゆっくりと踏み下ろす。

装甲がしっかりしている戦車とはいえ、さすがに耐えることはできない。

ダメージを一切与えることができずに一瞬でつぶされてしまった。

そのまま彼女は数回ほど場所をずらして踏みつけていけば、

彼女を迎撃しようとしていた戦車部隊はあっという間に全滅してしまった。



「……もっとも、足元が見えていないので

 やや雑に踏んでしまったのはご了承くださいね?」



どしぃぃぃぃん!!

ずがぁぁぁぁん!!


少し申し訳なさそうに言いながらも

施設内に踏み入れた彼女は容赦なく踏み荒らしていく。

格納庫や通信塔など、建物という建物をひとつ残らずつぶしていく。

当然、滑走路などもあわせて踏み抜いて足跡に変えていく。


彼女の数十秒の攻撃により、軍事施設は更地となってしまったのだった。



「やはり明確に施設がある方が攻撃しやすいですね。

 そういう意味では、再びに街に戻ってもどう攻撃したものか……」



軍事施設から都市に戻ること自体は簡単である。

都市を見ればビル街は半分以上が壊滅、全体的にも半壊といえるほどの状態だ。


しかしこのまま戻っても、高層ビルや大型施設は少ない。

さらに言えば、ビル街以外の小さな建物が多い地区への攻撃は作業となりかねない。



「ある程度は都市への攻撃を行ってきましたし、おそらくそろそろいいでしょう。

 最後のお片付けに入りましょうか。」



そう言うと彼女は目を閉じ、祈り始める。


ゴゴゴゴゴゴ……


すると彼女の身体がみるみる大きくなっていく。

山を越え、頭が雲を突き抜け、

彼女の巨大化が止まったとき、身長は11000メートルを超えていた。



「最後はこのくらいの大きさになって

 都市を全壊させるつもりで攻撃する、でしたよね。」



ゆっくりと屈み、地面に両手を軽くついて街を見下ろす彼女。

街から見上げれば、空は彼女で埋め尽くされている状態だ。


街の広さを見ると、今の大きさならば3回踏みつければ

この街を全滅させられそうだ。

しかし最後の攻撃は1撃の方が好ましい様子。



「踏みつけは何度も行ってきましたので……

 少々恥ずかしいですが、最後はこうしましょうか。」



そう言うと彼女は街の上空を覆うように四つん這いになる。

街の上空に映るのは、山より大きな彼女の胸である。


見えているのか見えていないのか、覗き込むようにして位置をあわせる。

それを終えると、彼女は小さく息を吐く。



「そー……れっ!」



彼女の上半身を支えていた両腕が地面から離されると、

山より大きな胸が街へと落ちていく。


ずどぉぉぉぉぉぉんん!!!


はじめに、彼女の胸そのものでビル街はもちろん、

都市の半分ほどが覆われ、一瞬でつぶされてしまった。


その直後、相応の柔らかさは持っているその胸は、

彼女の身体の重みで押しつぶされることで押し広げられ、

胸の壁として津波のように広がり、街をなぎ倒していった。


それだけで終わればよかったのだが、

胸が届かなかったところにも衝撃波が広がり、

地上のものがひとつ残らず消し飛んでしまった。


これだけの質量のものが落ちてきたのだ。

隕石が落ちてきた衝撃に匹敵するのも無理はない。



「ふぅ……少し、はしゃぎすぎたかもしれません……?」



彼女はゆっくりと体を起こし、攻撃した跡を確認する。

胸で直接つぶされたところはもちろん、

衝撃波により都市の倍ほどの広さの範囲がクレーターとなっていた。


それを見て少し顔を赤らめたが

満更でもない様子でゆっくりと胸についた土を落としていく。



「今回のレクリエーションはこれで以上、でしょうか。

 またやってみるのも、やぶさかではありませんね?」



ゆっくり立ち上がった彼女は改めて自身が刻んだクレーターを見下ろしつつ

満足そうに去っていくのだった。


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後日、彼女は実験に協力したお礼としてその結果の報告を受けた。

実験内容は、巨大化による戦闘能力向上というものであった。


結果としては、当然申し分のないものであった。

しかし、実戦投入はまだ難しいとのこと。


理由は単純。

消費する燃料などが跳ね上がるからだ。


仮に巨大な状態で実戦を行うとすると、

例えば怪獣サイズへの巨大化でも消費量は1万倍どころではないことが分かった。

戦闘に数回勝利するだけで蓄えが底をついてしまうのでは話にならない。


ただし、今回のように戦闘を伴わなければ問題はないらしい。

しばらくは技術研究のため、レクリエーションが続けられるだろう。

そのときに標的となる都市については巨大化技術の開発者がなんとかしてくれる……

かもしれない。


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おしまい。


Comments

ありがとうございますー。 足元が見えないらしいので気をつけて?

ナーヴ

イラストリアス様の蹂躙とてもよき... 間近で眺めてお持ち帰りされたい...

八雲橙


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