おまけテキスト_西行寺幽々子
Added 2022-04-09 11:46:16 +0000 UTCtwitterの静画をイメージした短文です。
https://x.com/th_chara_gts/status/1512758446827130884
東方Projectより西行寺幽々子。
亡霊、平たく言えば幽霊ですね。
東方の中でもわりと知名度や人気の高いキャラだと思います。
どちらかというとゆったりのんびりのイメージは強いですが、
幽霊になる方が生きているより幸せだと本気で考えているとかなんとか。
そういうところが活かせると面白いのかもしれませんね。
(約1,000字)
※無断転載禁止
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彼女は今、のんびりと景色を眺めながら散歩をしているところだ。
ゆっくりと、急がず、しっかりと踏みしめながら。
「こうやって、足跡がついていくと面白いわよね。
足袋のまま外を歩くのは新鮮だけど、これはこれで?」
ズズゥゥゥゥン……
ズドォォォォン……
現在の彼女の身長は15,000メートルを少し超えているほどである。
胸元の高さを飛行機が飛んでいる状態だ。
彼女が足を下ろせば、地上に何があろうとも関係なく踏みつぶされてしまう。
そしてそのままそこには足袋型の足跡が深く刻まれる。
足の大きさは2キロを超えるほどであり、
都会の電車の1駅分の距離はある。
当然、歩幅も相当なものになり、
彼女が1歩進むだけで隣の駅を容易に踏みつぶすこともできる。
「砂利みたいなものが敷き詰めてあるように見えるけど、ほぼ全部建物なのよね。
普段の大きさだと、とっても窮屈そうだわ?」
地上には数階建ての建造物が無数に建ち並び、数十メートル級のビルも多い。
地上から見上げれば空は建物に隠れており、狭く息苦しく感じる人も居るだろう。
しかし今の彼女には一切関係ない。
高層ビルが密集する区域に足を踏み入れたところで
芝や砂場の上を歩いている程度の感触なのだ。
周囲に見える山でさえ足首の高さに届くかどうか。
彼女の散歩を遮るものはなく、解放感に満ち溢れている。
「……ふう、それなりに歩き回ったし、
わりと広々しているから寝ころんじゃいましょうか。」
ドスゥゥゥゥン……
ゴゴゴゴゴゴ……
彼女はゆっくりとお尻をつき、そのまま仰向けで都会に堂々と横になる。
お尻をついたところはクレーターとなり、
足だけでなく背中や頭、太ももなどでも地上の都市が一気につぶされていく。
彼女が横になるだけで、東京23区のひとつ分相当の地区を更地に変えてしまった。
周囲には足袋型の大きな足跡。
そして高さ1,000メートル級、長さ16キロメートル級の山脈として
彼女が横たわっている。
山脈と違うとすれば、彼女がその気になれば
寝転がって動くことができるというところだろうか。
山のようなブルドーザー、あるいはロードローラー。
周囲の都市部を容赦なく恐ろしい勢いで更地に変えることができるのだ。
「こんなに見晴らしがいいところもなかなかないわ。
のんびりしてしまいましょうか。」
ゆっくりのほほんとしながらも地上の都市をとてつもない勢いで蹂躙し、
無数の住人たちを生の苦しみから解放していく。
のんびり寝ころんでいたところで人類の抵抗は一切効かないだろう。
今後も彼女は定期的に散歩に来ることになるかもしれない。
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おしまい。
Comments
ありがとうございますー。 解放されるのは1度きりなのでタイミングは気をつけたいところですね
ナーヴ
2022-04-10 10:35:47 +0000 UTC幽々子様の散歩とてもよき... 生から解放されたい...
八雲橙
2022-04-10 01:04:30 +0000 UTC