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ナーヴ
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SS_闇勇者式バカンス(後編)

数か月後に全体公開にする予定です。

→ 2022.05.01 追記:全体公開にしました


後編です。

前編はこちら。

https://th-chara-gts.fanbox.cc/posts/3501404


闇勇者がまだまだずしんずしんしていきます。

最初の数行は前編のラストの再掲です。

(約7,500字)


※無断転載禁止


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境界となる川、多摩川の河川敷を見ると、

大量の戦車やロケット砲を搭載した車などが多数お待ちかねだった。

どうやらダークシエラが東京に侵攻することを想定して待機していた防衛隊らしい。


とはいえ、おそらく想定外だっただろう。

上陸してからここに来るまでに何倍にも巨大になっていることは。



「正義の味方は苦労するよね、分かる分かる。

このまま蹴散らしてもいいけど……せっかくだから、こうしてあげよう。」



ドガシャァァァァン!!


勢いよくお尻をついて座り込めば、とてつもない衝撃や地響きが発生する。

周囲にはクレーターが出来上がり、

地響きは壊滅状態の川崎のビル街に追い打ちを与えていく。


待ち構えていた防衛隊たちも地響きに襲われ、

これから相手をする闇勇者の強大さを見せつけられてしまう。


そんなことにもお構いなく、

彼女は両足を前に出し、踵をつきながら足裏を戦車たちに見せつける。



「それでは防衛隊の皆さん、これから1分間待ってあげます。

皆さんに相手してもらうのは……この、あんよ怪獣、です。

1分間のうちにあんよ怪獣が痛がって引っ込んだら

私の負けということで退散してあげる。

よーい、スタート!」



突然の宣言に困惑したのか、数秒ほどの沈黙が訪れる。

しかし事情を理解した防衛隊たちは彼女の足裏に向けて集中砲火を浴びせ始める。


その瞬間、彼女の足が小さく震える。

手ごたえはあるらしい。

ありったけの攻撃を防衛隊たちは続けていく。


一方のダークシエラは、真剣な表情でこんなことを考えていた。

かゆい。

いや、かゆいというより……くすぐったい、なのか?


防御力を上げる魔法は使っていないものの、

元々が闇勇者という人間ではない存在であること。

そして数百倍に巨大化したことにより、

もはやこの程度の武器では話にならなかった。


砲撃音や爆発音が周囲に響き渡っているものの、虚しく時間が過ぎ去っていく。



「……あっ、1分経った。

防衛隊の皆さんお疲れさま。

貴方たちの負けだね?」



質より量、という言葉もあるが、

ノーダメージの攻撃は何回やってもノーダメージなのである。


彼女は防衛隊の真上に足をかざす。

防衛隊たちは抵抗しようにも弾は使い果たし、逃げようにも間に合うはずがない。



「でも、勇敢な行いをした君たちには努力賞をあげましょう。

ずばり、東京都区内への侵攻を10分間……

いや、20分先延ばししてあげる、です。

お疲れさまでした、がぶーっと。」



グシャァァァァッ!

防衛隊の車両へと足を勢いよく下ろし、一瞬でぺちゃんこにしてしまう。

もはや装甲など関係ないに等しいのだ。

さらには指を動かしてにぎにぎと、細かく圧しつぶしていく。


残った車両も順番に、がぶっ、がぶっと足指で握りつぶしていってしまった。

その際に堤防も抉り取ってしまい、川の水が溢れ始めてしまったようだ。


防衛隊はあんよ怪獣に食べつくされてしまった。



「うーん、やっぱり全然つぶした感触なかったなー。

やっぱりビルくらいの大きさがないと手ごたえがないか。

とはいえ、今は都区内には入らないって言っちゃったから……

周りを散歩しちゃおうっと。」



人間たちでは今の彼女を止めることができないという絶望感。

次は都区内の周囲の地域を踏みつぶす対象とするという無慈悲な宣言。

人間の恐怖は大きくなるばかりである。



15時05分。

ゆっくりと彼女が立ち上がってみると、

世界中の人間たちの恐怖により2000メートルを軽く超える大きさとなっていた。

そして彼女は宣言どおり、西へと移動し始める。

東京都区内を避けるように時計回りするつもりのようだ。



「ただ川沿いに進むのもあんまり面白くないよね。

それなら……あった。」



振り返ると、壊滅している川崎から西へと向かう線路がひとつ。

これを道しるべに西に進もうという考えのようだ。


ズウゥゥゥゥン! ズウゥゥゥゥン!

歩くたびに線路を上書きするように足跡が刻まれていく。

沿線の建物も当然巻き添えとなりつぶされていく。


今の大きさではもはや数歩歩くだけで隣駅に着いてしまう程である。



「うんうん。やっぱり駅の周りは栄えているところが多いから探す手間が省ける。

こういうところは念入りに、っと。」



ドシィィィィン! ドゴォォォォン!

駅の周りを踏み均すように足踏みをしていく。


駅そのものはもちろん、オフィスビル、マンション、商店街などなど……

どれだけ大きな建物があろうと、全て彼女の足によって踏みつぶされ、

足跡の一部となるか瓦礫となってしまう。


彼女の散歩はもはや天災と化し始めている。



「……あっ、この路線はこの駅が終点かな?

もしかして都内に入っちゃった?」



数分ほど線路をたどっているうちに東京都内に侵入していたダークシエラ。

しかしここは東京の西側、つまり都区外である。

約束は破っていない。


とはいえ、川崎からここに来るまでに踏みつぶした駅は20以上。

既に彼女の身長は4000メートルを超えている。



「いやー、地図じゃないと境界線なんて分からないよ。

線を引いているのは人間が勝手にやっていることだし?

とりあえず、アレがあそこにあるから……次はこの線路がいいかも。」



アレと言っているのは日本一高い塔のことである。

彼女がこれほどの大きさであるとはいえ、目印にはなっているようだ。


ズシィィィィン! ドシィィィィン! ズシィィィィン! ズズゥゥゥゥン……

都区内側に向けて1歩、2歩。

2歩目で隣駅を軽々と踏みつぶしながら、さらにもう2歩。

その隣の駅を踏みつぶしてしまうと、北へと向かう線路がひとつ。


次はこれを目印に進んでいくらしい。



「同じ東京でも、こっちと東側で思ったより景色が違うのね。

あっちはたくさんビルが建ち並んでいるけど、こっちはそこまででもないし。」



東京の東側を眺めながら散歩の続きを始める。

彼女がたどっている路線は、埼玉へ向かい千葉を回って東京に入る路線である。


東京の西側とはいえ、東京のベッドタウンと言われるところが多く、

人口もなかなかのものだ。

万単位の人間たちが彼女が近づいていることに大パニックとなっている。



「ふふっ、歩いているだけなのに、たくさんの人間たちが怖がっている……♪

楽しいなぁ、本来あたしはこういうことをするために生まれてきたんだよね。」



ドォォォォン! ドォォォォン!

彼女はしっかりと踏みしめるように進んでいく。


近づいてくるのを見上げる者たち、画面越しに自分を見ている者たち。

様々な人間たちが恐怖し、喜ばせてくれる。

闇勇者というものを改めて思い出させてくれる。

これが本能、逆らえないものなのかもしれない。


北向きだった線路は東向きへと変わり、川も軽々と跨いで進んでいく。



「あっ、分かれ道。

えーと……どっち?」



線路は二手に分かれていた。

左に進むと北へと曲がり、そのまま北に進み続ける。

右はこのまま東へと進み続ける。


順路は右のようだが、

ふと左の線路の向こう側を見ると、なかなか栄えた場所があるようだ。

これほどの距離で見逃すのはもったいない。



「ちょっと、寄り道しちゃおうっと。」



その瞬間、彼女に目をつけられた地区の人間たちは

一気に阿鼻叫喚となってしまった。

運よく見逃してもらえないだろうか、そういう祈りは大体叶わないものである。


ズゥゥゥゥン! ズシィィィィン! ズドォォォォン!

寄り道はたったの3歩。

たったそれだけで彼女は大宮の入り口にたどり着いた。



「おーっ、やっぱり東京近くの都市は栄えているところが多いね。

やっぱり散歩だけだと刺激が少ないから、ちょっと使わせてもらうよ?」



ズゴォォォォン!! ドゴォォォォン!!

身長5000メートルを超えている彼女の足が容赦なく振り下ろされる。

散歩していたときの1歩とは明らかに異なる踏みつけの強さ。

地上の建物はもちろん、

踏み下ろされた足の周囲の建物さえも衝撃のあまり崩壊していく。


彼女が目をつけてから襲い掛かるまでに1分もかかっていない。

避難していなかった人間たちの結末は容易に想像できてしまう。



「……ふぅーっ。

なかなか踏みごたえがあって、とっても気持ちよかった♪

あ、人間たちの感触は分からないけど、

足元で恐怖が消える瞬間が分かるから大丈夫だよ?」



2分ほど踏み荒らしていただろうか。

大宮周辺はすっかり壊滅状態、しっかりと踏み固められた瓦礫広場と化していた。

7000メートルを超える大きさとなった彼女は少しスッキリした様子で

再び東へと進み始める。


このあたりで勘のいい人間たちは気づいたかもしれない。

都区内には侵攻しないが、外堀を埋められているので結局逃げることはできない。

つまり、恐怖に怯える時間をのばされているだけなのではないか、と。



「あっ、そろそろ1歩で隣駅まで移動できるようになってきた。

高いところから見下ろしてもある程度何があるか分かるようになってきたかも?」



ズシィィィィン!! ドシィィィィン!!

1歩進めば駅とその周辺があっという間に足跡と化していく。

さらには地響きが踏みつけた周囲一帯に広がり、

踏まれていない建物も崩壊していく。


大宮から20歩ほど進んだだろうか。

東に進んでいたところから途中で進路が南へと変わり、

そのまま進むと再び分かれ道が。



「左と右、どっちも2本ずつ線路があるね。

右は東京だけど、約束の時間まではあと3分くらいあるかな?

となると左の方に……あっ、ちょうどいいところ発見。」



南を向いている彼女の左側、つまり東の方にあったのは千葉市。

彼女が居るところから10キロ以上は離れているが、

既に身長8000メートル超の彼女にとっては大した距離ではなかった。


ズゥン……ズゥン……ズシィン! ドシィン! ズシィン!! ズドォン!!

移動したのはたったの6歩。

そして7歩目は千葉駅の上空にかざされていた。



「ふふん、ここなら大丈夫だろうって油断していたのかな?

たしかに東京がこれからどうなるか見守ってもらってもよかったけど……

ちょっと時間が余っちゃったから、ね?」



ズドォォォォン!! ドシィィィィン!! ズガァァァァン!!

力強い踏みつけが1回、2回、3回。

3度踏みつけただけで千葉駅から半径1キロ以上が更地になってしまった。


ズゴゴゴゴッ!! バキバキバキ……

さらにダメ押しと言わんばかりに周辺を足で撫でるように削り取っていく。

さながら足形の超巨大ブルドーザーだろうか。



「うん、わりと綺麗になった。

神様の整地作業ってこんな感じなのかなー?」



上空から見下ろしても更地となっているのが分かるほどになっていた。

海より低いところまで削られてしまっているのか、海水が流れ込んでいる。

もはやこの場所に都市を再建することは不可能に近いだろう。


小さく笑みを浮かべながら彼女は振り返り、移動を始める。

次はいよいよあのビル群、東京だ。



「さて、時間になったからお邪魔するよ?

逃げる時間は充分あったよね?」



15時27分。

約束の20分先延ばしをしっかりと守った彼女はついに東京に足を踏み入れる。

とはいえ東京と千葉の県境付近はどちらかというと住宅街が多い。


ズシィィィィン!! ドシィィィィン!!

9000メートル超の身長となっている彼女は

ひと踏みで1000軒以上の建物を踏みつぶしていく。

建物はたしかに大きくない地域だが、人口は他の都市に負けていない。



「すごいすごい、踏みしめるときの人間たちの恐怖が全然違う……♪

さすがの人間の数だけど、なにより……これだよね。」



ドォォォォン……

ゆっくりとお尻をついて座り込む。

そして目の前にあるのは……そう、日本一高い白銀の塔である。


やはりどの建造物よりも大きなそれを玩具にしない理由はない。



「ふふっ、ここはあんよ怪獣を見せつけてあげようかな?

しっかり見ておいてねー?」



バキバキバキッ……

塔の倍ほどの長さのある足の親指と人差し指を使い、なんと引っこ抜いてしまった。

宙ぶらりんになっている塔、その映像だけでも充分衝撃的である。


そのまま今度は反対の足の指で根元付近を掴んで支える。

その状態で引っこ抜いた方の足を添えると、両足の指で塔の根元を支える状態に。



「怪獣が食べちゃうよー?

そーれ、もぐもぐー。」



ズゴゴゴゴッ、ズゴゴゴゴッ……

塔の下側から少しずつ足指に飲み込まれ、中で挟まれ、擦りつぶされていく。


根元を足で器用に支えられながらも足元からどんどん削り取られていく塔。

彼女の足元には細かく擦りつぶされ粉々になったものが

だんだんと小さな山のようになっていく。



「んー、結構これ難しい……もう我慢できない!

一気にいただきまーす♪」



メリメリメリ……

3分の1ほどを削ったところで残った部分を全て両足で挟んでしまと、

ゆっくりと挟む力を強くしていく。

両足の間ではまだ原型を保っているようだが、

展望台は粉々になり、だんだんと軋む音が大きくなっていく。


バキバキバキ、グシャァッ……

10秒と耐えられず、内部で塔はつぶれてしまい、足裏同士がくっつきあう。

そのまま足が擦りあわせられることで、さらに細かく擦りつぶされていく。


しばらくして彼女がゆっくりと足を開いたときには

白銀の瓦礫の小さな山が地上に残っているだけだった。

人間たちの当時の技術をかき集め、3年半以上かけて建造されたものを

彼女は1分ほどで滅ぼしてしまったのだ。



「いやー、ごちそうさま。

やっぱり、手ごたえがあったし、とっても満たされちゃった。」



日本一大きな建造物が足だけで破壊されてしまった。

それを見せつけられた人間たちの恐怖や混乱、とてつもない量の力が

彼女に取り込まれていく。


ゆっくりと彼女は立ち上がる。

たっぷりと人間から恐怖を貢がれた彼女は

ついに身長10000メートルを超える存在となっていた。



「さてと、このまま踏み荒らしてもいいんだけど、贅沢に消費しちゃおうかな?

ということで、最後にすっごい一撃を……そーれっ!」



ゴオォォォォッ!!!

彼女は全力で地面を踏みしめて上空へと飛び上がる。


世界中の人間たちが彼女のジャンプに呆気にとられる。

まるで月面にでも居るような動きだ。


高度を上げ続けること約20秒、

高度約2000メートルまで上昇した彼女の身体はゆっくりと降下を始める。


さて、ここで冷静な人間なら勘づいたかもしれない。

彼女は最後の一撃と言った。

推定体重200万トン超のものが高度約2000メートルから落下した場合、

地上はどうなるか。


彼女が降下を始めた20秒後、その答えを見せつけられることに。


ドゴオオオオォォォォンン!!!!

15時35分。

彼女が山手線の円の中心付近に着地した。


彼女の着地の衝撃により地盤は大きく沈み、

まさに巨大なクレーターが出来上がった。

その大きさは山手線の線路内の敷地全て、

それをはみ出すほどの大きな穴となっていた。


次に衝撃波、クレーターにはならなかった東京の西側や周辺の3県にも届いていた。

その威力は多くの地域で建物のガラスが粉砕するほどであった。


そして最後に地震。

彼女が発生させた超巨大地震は関東地方には収まらず、

隣の地方でも相当な揺れとなって襲い掛かっていた。


まさに最後の一撃であった。



「~~~~っっ!!

たった1回ジャンプしただけで、こんなに、快感が……!」



当の本人は今までの行動と比べ物にならないほどの

破壊と恐怖の吸収による興奮と巨大化の快楽に溺れていた。

東京はほぼ全滅、周囲の3県も東京に近い主要都市は壊滅状態。


彼女の巨大化が落ち着いたときには16000メートル超、

普段の1万倍の大きさとなっていた。



「ふーっ、とっても楽しい余興だったわ。

それじゃあ最後に一言。

今日はこのくらいにしておいてあげる♪」



東京という名のクレーターの上で高らかに勝利宣言を行うダークシエラ。

彼女が指を鳴らすと、彼女は闇に包まれ、そのまま姿を消してしまった。


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8月某日、14時過ぎ。

ここはハワイ……ではなく、地理上は東京都に所属するとある無人島。


その海岸には、セットされたビーチパラソルがひとつ。

あとは小さなテーブルに、冷たい炭酸飲料の入ったグラス、敷かれた1人用マット。

そして、そのマットの近くでストレッチをしている女性が1人。


彼女の名前はダークシエラ。

勇者の偽物、闇勇者である。


そのときスマホにメッセージが届く。

報告書、と書いてある。



「おっ、来た来た。

どれどれ……」



彼女がスマホのメッセージを開くと、

数行の文章と数枚の写真が添付されていた。

どうやら彼女が東京付近で余興をしたときの写真のようだ。



「うわー、人間視点はこんな感じだったんだ。

それと……ダークシエラによって駆逐された人間は

1500万人以上、そんなに居たの?

被害総額は……えっと、何この単位?

まあいいや、早速ありがとうの電話しようっと。」



そのまま彼女はメッセージの送り主に電話をかける。

メッセージの送り主、つまり彼女が最初に"何か"をお願いした相手である。



「……あっ、もしもし、リードちゃん?

お願い聞いてくれてありがとうね?

送ってもらった写真もありがとう、とってもいい!」



電話の相手は今回の余興の協力者、リード。

とある竜神の分霊、と本人は言っている。

ダークシエラとリードは少し前に知り合ったらしい。


ダークシエラがリードにお願いした内容は、

余興として大暴れするから後で問題にならないようになんとかしてほしい、

というもの。


なんとかした方法をゲームに例えて説明すると、

まず、ダークシエラが無人島を出発する前の世界の状態をセーブしておく。

そしてダークシエラが大暴れした後、

事前にセーブしておいた世界の状態をロードする。

このとき、ダークシエラの記憶など、

リードが指定したものは特別にロード時に引き継がれる。

これによりダークシエラは大暴れした記憶を持った状態で

大暴れする前の世界へと戻ることができる。


もちろんリードも記憶を持った状態だが、

今回はリードが撮影したダークシエラの余興の際の写真も引き継いでいる。

それをダークシエラに送りつけたわけだ。



「これ撮影したのってリードちゃんなの?

居たの全然気づかなかったよ。

あと、なんか夜の真っ暗な写真があったけど、あれ何?

……なるほど、私が大暴れした日の夜の東京の写真かー。

普通ならたくさんの灯りがあるはずだもんね。」



ちなみに、リードの趣味のひとつとして、

巨大娘が街をめちゃくちゃにするところを見て楽しむ、というものがある。

そのため、ダークシエラのこういったお願いを叶えたようだ。



「まあ久々に闇勇者らしいことをしてみて楽しかったし、

リードちゃんも楽しんでくれたみたいだし、

世界には怪獣も巨大娘も現れないし、よかったよかった。

これでしばらくはのんびり過ごせそう。」



闇勇者としての何かを思い出したようだが、すっかり満足したようだ。

人に指図されるのはイヤだけど、自分で気が向いたらやるというタイプなのだろう。

彼女がまた闇勇者として世界を恐怖させるそのときを、乞うご期待。


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おしまい。


余談。

Q. リードって誰?

A. うちの子です。

サポートの方が得意なのでしれっとコラボさせていただきました。

興味のある人は機会があれば質問してください。



改めてシエラさんありがとうございました。


Comments

ありがとうございますー。 よその娘ですが、シエラさんの協力のおかげで形にできたと思います。

ナーヴ

ダークシエラちゃんの蹂躙とてもよき...

八雲橙


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