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戸川らも
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ギャ〇ガー

【ドリンクは控えて精〇をたくさん】


夢の地、ピノコニー。


ホテルレバリーの一室でギャラガーと一杯飲むことになった開拓者。

身なりを気にしない怠惰なバーテンダーでもあるギャラガーは、気を許した開拓者の前でズボンを脱いで特製ドリンクを片手にベッドに横になっていた。

「…なんてダメな大人なんだ」

溜息とともに首を横に振る開拓者をギャラガーは横目で一瞥すると

「ネクタイが乱れてようが自分には見えないだろ。ピノコニーじゃあ誰も他人の服装なんか気にしない。それどころか、相手が本当に「人」かどうかも気にしてないな」

ふ、と薄く笑って特製ドリンクを口元に運ぶ。

「おっと!」

珍しく感情の乗った声に開拓者は驚いて声の方に目を向ける。

慌ててタオルを取りに行く開拓者。やはりソファで呑むべきだったと後悔しながらドリームプールにかけてあるバスタオルを取るとすぐに踵を返した。

そしてベッドの上でまだ寝そべっているギャラガーに呆れながらもタオルを渡そうとし、そのまま動けなくなってしまう。

「んん…いい夜だな、人気者。1杯飲んでくか?♡」

紅潮した頬を厭らしく歪ませそう呟くと、ギャラガーは自身の特製シロップをダラダラと流す太くて長い雄めいたゴブレットをシェイクする。

「おっ♡お前のためにぃ…特製モクテルを…お゛っほ.....♡作ってる....やるぞぉ♡」

ナイトメア劇団と対峙した時には『まだやるか?やらないなら俺は寝るぞ』なんて飄々としていたあのギャラガーが、汗を浮かばせながら悦楽の表情で乱暴にシェイクする様を最高の観客席で観ていた開拓者は自身の壊滅バットを一気に固くさせた。

((イッツショータイム!!))

心の中で思わず叫んでしまう。


「ングゥ....!!はぁ...はぁ....♡ま、不味い...ドリンクやデザートはぁ...♡よくチョコレートで味を誤魔化そうとする...が♡俺の舌は騙せな..い♡こ、これがホントの雄のシャンパンマナーだぞぉぉぉ♡!!!」

白濁したモクテルの噴出に驚く開拓者。

さらにギャラガーは昇格4「天然酵母」の力により追加ターンを得ると

シャンパンが弾けるように、粘着質な音すら聞こえてくるほど、ドプゥドプゥと勢いよく大量のシロップを放つギャラガー。

「さ、さすが豊穣...豊かすぎる量だ...っ!」

部屋中が生臭い雄臭に包まれて、目の前には痴態を晒すハウンド家の保安官。まさしく白昼夢だ。イッツショータイム!

ギャラガーはドロドロになった身体をようやく起こすと、そのまま開拓者に近づいてくる。

「どうする?」

どうする、とは?開拓者の真意を掴めないといった顔に、指についた”スラーダ”を拭わせながら

「新人ナナシビト♡俺に「開拓」の力とやらを見せてくれ♡」

「コ、コラボ...スタート...?♡」

頷くギャラガーの身体に無遠慮に飛びつく開拓者を迎え入れるギャラガーは低く囁く。

「気をつけろ....美しい夢にハマりすぎないようにな♡」



調和の音楽に導かれて夢の中に入ると、シロップとソーダが喉を潤してくれる。

暗い夜は、まだ始まったばかりだ。

ギャ〇ガー ギャ〇ガー ギャ〇ガー ギャ〇ガー ギャ〇ガー ギャ〇ガー

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