とりあえず開設したし何か更新しとこうと思って
思い付いたのがこの話だったよ
以前からあらゆるところで「イケメンが描けない」と吹聴して回ってて
先日Vtuberの息子が爆☆誕したことでその呪いは無事に解けたんだけど
なんで学生時代から数年間この呪いに苦しめられてたのか
「干物女極めすぎてイケメンを描く自分という構図に耐えられない」
とかいうアホみたいな理由も一つではあるんだけど
もっと根深い所の話をしようと思います
センシティブな病気の話をする& ※non24の事ではない
その病気に対して割とシビアな目線で話すので
人によっては嫌な気分になるおはなしかもしれないので注意
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ある所に乾物ひものという専門学校入りたてのぴちぴちギャル(死語)がいました
ひものは入学後2人の生徒と仲良くなりました
仮にAちゃんBちゃんとしましょう(そらちゃんのご友人ではない)
Aちゃんは明るく人望もあり話もうまくみんなの輪の中心にいるような子でした
Bちゃんは大人しいけどスキルがあってコツコツ努力する真面目なタイプ
そしてひもの
よくある女子グループですね
「3人グループ…あっ察し」ってなった人は勘がいいです
ある日Aちゃんが「3人でサークルを作って同人活動をしたい」と言い出しました
いままでネットの片隅で絵を描いていただけのひものにとって同人活動という響きは甘く魅力的でした
Bちゃんもひものも2つ返事でOKをしましたが、
さあそこからが苦しみの日々でした
Aちゃんは人格障害でした。
「境界性パーソナリティー障害」というやつです。
知らん人は「ボーダー ターゲット」辺りでググってくれ
この障害を持つ人との交流は並大抵の覚悟ではできないのです。
壮絶な人生を経て発症し治療には本人と周りの根気と忍耐が必要になる
そんな事ひものは知らなかった
「私境界性人格障害なの」とカミングアウトされて今までの生い立ちも聞いて
ただただかわいそうだな、大変だったんだな、何か力になりたいな そう思った
(優しいBちゃんも多分同じ)
そうして二人はAちゃんから離れられなくなっていきました。
最初は他の人に対するのと同じように優しく明るく面白かったAちゃん
しかし段々と私たち二人への言葉には攻撃性が増えていきました。
授業や課題に追われて放課後のサークル活動に遅れると
「責任感が無い、意識が足りない」
「そんなんじゃイラストレーターとしてやっていけない」
「やる気があるからやりたいって乗ってきたんだろ」
そうやって延々と強い言葉で罵られました。
学校は3時で終わるけど私たちは毎日8時まで残って作業をしていました。
休日はAちゃんのコスプレのカメラマンとして駆り出されました。
帰ったらLINEで「お説教」の続きが始まります
今考えると本当にちっぽけな事なんだけど
サークルのTwitterアカウントの更新を誰もしない、意識が足らない、やる気あるのか みたいなね
イベントの内容私しか考えてない、お前らにはやる気が足らない、みたいなね
(ひものは考えて却下されちゃったんだけどね)
放課後作戦会議すっぞってファミレスに行くんだけど
そこで何か(些細なこと過ぎて忘れてしまった)にブチ切れて机ダーンてしてそのまま行っちゃったりとかね
でBちゃんは優しいからごめんね私が悪かったよってひたすら謝るんだけど
ひものは短気だからだんだん腹立ってきて
言い返すようになるのよ そんで更に地獄がヒートアップして
Aちゃんは明確にターゲットをひものに定めるようになります。
学校のパソコン室で3人で並んで絵描くんだけど真ん中のAちゃんが明確に
ひものを無視するようになるのね
Bちゃんはひものから遠いから自然と二人だけが会話をする形になって
ひものは完全に作業の輪から外されてしまい
作業内容が分からないからただただPCを見つめてじっとしてるしか出来ず
そして「サボってる」と怒られる みたいなね
毎日ボロボロ泣きながら家帰ってたなぁ
でAちゃんが「その顔」を見せるのはひものとBちゃんの前だけで
他の子の前では明るく面白いAちゃんでしかないからみんなこの事に気付かないのね
ひものが騒いでも「なんかAちゃんにへんないちゃもんつけてる」と思われる
そんな状況が1年の9月くらいまで続いたんだけど、このままじゃメンタルぶっ壊れて
そもそものイラストレーターの夢も潰えてしまう そう思って
イベントまで耐えて耐えて耐えてイベント当日の夜に縁を切りました。
Aちゃんがこうなってしまった原因ってAちゃんの母親にあるんだけど
イベント用にみんなで出し合った資金がその母親に盗られちゃって
いつか返すからと言われたけど
あなたと縁を切れるなら資金も売上金もいりません そう言って縁を切りました
その日から今日までAちゃんとは1度も喋っていません。
同じ学校だったのにそれが出来たのは
ひとえに先生が理解のある方で催し物などのグループ分けに配慮してくれたからです。
毎度学校で泣いてすまんかったなぁホント Vtuberやってるって言ってないけど
色々頑張ってるよとは伝えたいなぁ
ここまで#me tooみたいなこと長々と書いたけど
何故この体験が「イケメンが描けない呪いに繋がるのか?」
それはAちゃんがイケメンを描くのが好きだったからなんですねぇ
ひものは専門学校入る前は男も女も普通に描いていました
(黒歴史動画でも見せた通り大体大野くん描いてた)
ただAちゃんはイケメンを描くことが好きで我々にもイケメンを描くことを強要してきたんですね
イケメンって言うかホモォを描くことを強要してきたんですね
「女は潜在的にみんなFUZYOSHIだ!BLはイベントでもトレンドだ!BLを描け!!」ってね
ひものはホントはオリジナルの女の子のイラスト集が出したかったんだけど
「オリジナルなんて売れない」とあっさり却下
Aちゃんはとにかくお金の流れに敏感でイベントの内容もその時トレンドだった某スポーツアニメの
カップリングを描くことを提案(という名の強要)してきました。
ひものは二次創作をやるつもりなかったからそもそもそのアニメの名前すら知らなくて必死に過去話を
見返してキャラクター名を覚えて…作品に余りにも失礼過ぎて今でも謝りたいです。
元々BLには何の抵抗もなかったんだけどAちゃん憎けりゃ袈裟まで憎いで
そのうちBL(と言ってもひものが描けるのなんてキャラが肩組んでピースしてるくらいのただの仲良しイラストだよ)を描くのが苦痛になり、イケメンを描くのが苦痛になり、
Aちゃんと離れてからもその苦痛はずっとずっと続いてしまったのです。
あんなに大好きだった大野君の絵が描けなくなった
仕事で男性キャラの依頼が来ると地獄だった(複数キャラならなおさら)
ついでにイベントもなんか怖くて出れなくなった
(どっかでイベント出たこと無いって言った気がするけど多分無意識にノーカンにしてたすまね)
そんなこんなで可愛いおにゃのこを描いてばかりいたんですけど
先日どうしてもと頼まれまして男性Vtuberさんのキャラデザを担当することになりました。
とてもお世話になった方だったので頑張ってみよう、そう思って描き始めたら
意外とするする描けて「アレ…?」
苦しんだ学生時代から早〇年、
あの頃より飛躍的に技術があがりそれなりに見える絵を描けるようになりました。
絵って言うのは「描きたいものをイメージ通りに具現化できる」という技術だと思ってて
その技術がイケメンを描くことから離れていた私を助けてくれたんです。
トラウマに技術が打ち勝った瞬間でした。
私は嬉しくて泣きました。
そんなこんなでニューボディの息子君は爆誕いたしました。
今後も何人か男性Vtuberさんの依頼が入ってますが
スッキリした気持ちで描いていけそうです。
男女問わずこれからも喜んでもらえるような作業をし続けたいな
ちなみにBLだけはいまでもどうしてもAちゃんを思い出しちゃって読めないんです。
皆の腐語りなんかは見ても全然大丈夫だから気にしないでね
自分から琴線に触れるかもしれない作品の幅を狭めてて勿体ないなぁと思います。
本当に素晴らしい作品ってぇのは性別なんて軽く凌駕しますからね
私自身それが気にならなくなった時が本当の本当に「呪いが解ける」時なのかもしれません
おしまい
フォレスト
2019-09-17 15:58:08 +0000 UTCやさちい
2019-09-17 14:18:22 +0000 UTCKIKUTAM1000RR
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