日本のどこかに存在する村の、五穀豊穣と子孫繁栄を祈願する祭― その祭では、老若男女問わずふんどしを締める決まりがあります。 小さな頃から慣れ親しんだ祭でも、自分のお尻を青空にさらけ出すのはなんだか…と、女性として成熟した年齢なりに恥じらう萌衣子(メイコ)。 「萌衣子!どうした。行こうぜ」 村の隅でうつむく萌以子の元へ、鋼一郎が迎えにやって来ます。 「うん…でも…あの、お尻がすーすーしてなんだか…恥ずかしくて」 「何言ってんだ!今日のお前はまるで昼間に出た満月だ。本当にきれいだよ。さあ、一緒に行こうぜ!」 「う…うん…」 鋼一郎の大きな背中に隠れながら、萌衣子は村の中心へ…。 そんな二人に村の皆が声をかけます。 「ハハハ!山からゴリラでも下りて来たんかと思ったら、鋼一郎さんじゃ!ええ男っぷりじゃ!」 「めいちゃん、鋼一郎さんに隠れとったら見えんがな。出ておいで。ええ男にはきれいな女がついとらんと。」 「めいちゃんは本当にきれいになって…。ついこの前まで小さかったのに」 「仲がええよねえ。もう今日でつがいに選ばれて、夫婦になるんじゃろうね」 仲が良い男女は祭の日に「つがい」として村の皆から認められ、その夜に夫婦になるのです。 鋼一郎と萌以子は、今日の祭で結ばれるのでしょうか…。
まのまりの
2023-05-11 11:06:32 +0000 UTCまのまりの
2023-05-11 11:04:49 +0000 UTCvincentey
2023-05-10 15:07:36 +0000 UTC夢腐
2023-05-10 12:25:58 +0000 UTC