せっかくこういう場所があるのだから、自分の仕事がどういうものだったかを発信して行きたいと思いましたので何回かに渡って書いて行きます。
かなりプライベートなことになってしまうので有料にします。
まずゾンビランドサガの仕事が来たのは放送前でした。
アニメの仕事は絵コンテというラフ段階の映像の流れを描いたものが送られて来ますが、ゾンビランドサガの仕事をくれた制作さん(発注主)は企画書等かなりの量の資料を送ってくださいました。
企画全体が良く出来てるのは間違いないのですが、この11話は観た人は分かると思うのですがそれまでの話数とかなり違う雰囲気になっています。
主人公さくらの失敗ばかりの過去が描かれていて、かなりシリアスなのです!
僕は絵コンテを読んだ時に驚いたのと同時に、凄く感動しました。
正直絵コンテで感動するなんてめずらしいのですが、さくらという女の子に自分を重ねてしまう部分もあり、この女の子を正しく表現したいと思ったのです。
何に感動したかったかというと、キャラクターの2面性がちゃんと描かれている事です。
結構アニメのキャラクターというのは、表面上のキャラクター、もしくはそれに反する内面性というのを与えられがちですが、ゾンビランドサガのキャラクターは違います。
さくらやりりィちゃんやその父親が、キャラクターというよりもかなり現実の「人物」と変わらずに悩むのです。
アイドルという「人々に求められる自分を演じる」というものを題材にしながらも、このアニメはそれを演じるそころか、「生前の自分」というものと向き合うのです。
この「本当の意味での自分との向き合い」というのが凄いキャラクターというものの厚みになってます。
なのでアイドルでありアニメキャラクターという虚構でありながら、観てる僕たちと同じように悩み、同じように生活してるという感じが凄い親近感になっています。
こういう仕組みを持ったアニメをちゃんと表現したいと思い、「絵が下手なりに全力でやろう!」「このアニメはやる意味がある!」と思い仕事を受けました!!
今日はここまでですがこれからも有料でこのような記事を投稿して行きたいと思いますので、応援よろしくお願いします!
質問等あったらよろしくお願いします!!
高野トモヒロ
2020-07-06 16:26:25 +0000 UTC