昴と恋人と愛の話
Added 2022-03-26 03:36:14 +0000 UTCうつ伏せになった恋人のむき出しの尻に、中指をそっと挿入する。
第二関節まで入れたところで一旦指を止め、軽く曲げた。直腸は熱く、その行為だけで彼の体が興奮していることが分かる。う、う、という断続的なうめき声を聞き、間違っても爪が内部を傷つけないよう、指の腹で少し膨らんだしこりを優しく押してやった。
恋人の握りしめた手がシーツを掴み、糊の効いたそれに皺が刻まれる。腰を浮かせて尻を震わせ、昴の恋人は射精せずに達してしまったようだった。
「指だけでメスイキした?」
指だけで、という部分を強調して聞いてやる。昴の恋人は、昔自分がいじめていた男だったから、どうしても態度が高圧的になる。自分が上で彼は下。自分は支配者で彼は非支配者。その姿勢は今更崩せない。昴の性質が変化を拒み、そして恋人もそれを受け入れたのだから何も問題は無いはずだった。
昴の問いかけに顔を伏せたまま恋人は頷き、首筋を赤く染める。口を枕に押しつけたまま荒い呼吸だけが昴の耳へ届いた。
気を良くした昴は中指を挿れたまま、もう一度同じ場所を優しく押してやる。押しながら前後にゆっくり動かすことも忘れない。なぜなら恋人は昴にここをこうされることが大好きだからだ。
「…………っ、……っ!」
声にならない声をあげて恋人は尻を震わせる。直腸は昴の中指をギュウッと締め付け、いやらしく蠕動を繰り返す。
エロいな。
昴は思った。勉強しかしてこなかった地味な優等生が、実はこんなエッチな体をしていることなど、クラスメイトの誰も知りはしない。恋人である昴だけが知りうる姿だった。
そのまま何度もしつこく刺激してやると、やがて恋人は涙を流しながら懇願してくる。もう苦しいから挿れて欲しい、と。
指なら挿れているだろ、と返すと、恋人の顔は可愛く歪んだ。
昴には恋人の言いたいことなどお見通しだったが、黙って恋人の次の言葉を待ってやる。昴は忍耐力のある素晴らしい彼氏なのだ。
恋人はしばらく涙をこぼしたあと、小さく震える声でもう一度懇願した。
「す、昴くんの、おちんちん……僕の中へい、いれて……ください」
「なんで?」
思わず笑顔になってしまうのを抑えきれず、ニヤニヤとしながら聞いてやる。お願いをされるのならば、その理由を聞く権利が自分にはある。苦しそうな呼吸を繰り返す恋人を見下ろしながら、昴は支配者としての優越を覚えていた。
「お……奥、奥まで挿れられるの、す、好きだからっ、ぼ、僕……」
「奥まで挿れられて、ちんぽで突かれたいのかよ?」
恋人には甘く優しい昴は、彼の体が求める欲求を分かりやすく明言してやった。
恋人は昴の言葉を聞いて目を見張り、そして力なく頷く。
「お前、俺のちんぽで奥突かれるの好きなの?」
嘲るような言いかたで聞いても昴の恋人は素直に頷いた。
「昴くんのおちんちん、……お、奥まで届いて気持ち良い……から、す、好き……」
「……ふーん」
気のない返事をしながらも、昴の内心は興奮していた。
従順な恋人は可愛い。過去にいた何人かの恋人よりも、彼は群を抜いて可愛げがあった。そして何より、教えた言葉をそのまま繰り返す真面目さも良い。
「奥まで挿れて、さ……どうして欲しい?」
亀頭をアナルの淵へ擦り付けながら聞いてやる。先走りで滑ったそれは、ローションなど不要なほどに濡れていた。
「結腸までぬ、抜いて、奥で……その、しゃ、射精してほしい」
「良く言えたな♡」
答えは全て昴が教えたものだった。
茶番のようなやり取りだが、それでも彼が言うことで否応なく昴は興奮する。性的なことなど興味がなさそうな唇で、卑猥なことを言わせるのは堪らなく良い。ギャップのせいなのか、昴はそれに酷く劣情を掻き立てられる。
恋人のアナルへ亀頭を挿れ、浅い部分を繰り返し擦ってやる。そうやって彼の体がピクピクと反応するのを楽しみ、それからゆっくりと彼の望む奥までペニスを挿入した。
狭い直腸を押し広げるように体を進めると、彼は背中を反らせて小さく喘ぐ。昴しか知らない体だが、これまで何度も抱いてきたこともあって、抵抗は特に無かった。狭いとは言え、彼の体は昴の形を覚えている。いや、覚えさせたのだ、愛しい恋人だからこそ。
最後までペニスを挿入すると、弾力のある尻が昴の下腹へ当たる。その尻を押し、昴は腹の奥へと亀頭を押し付けてやった。結腸の弁へ向けてグリグリと刺激を繰り返す。以前は固かったそこは、何度もセックスを繰り返すうちに甘く柔く変化している。
誘うように繰り返し昴の亀頭へチュウチュウと吸い付く弁はやがて緩み、中へとペニスを誘い込んだ。
「……挿ったの、分かるか?」
「んんんっ、ん、んぁっ、はぁっ」
恋人が喘ぎ声で必死に答える。抑え込んだ体は小刻みに震え、首筋は真っ赤に染まっていた。甘イキを繰り返すせいで、昴のペニスは直腸の襞に締め付けられる。気持ち良いが、これでは幾分ももたない。苦笑しながら昴は腰を動かした。
「気持ち良いか? 聡司」
「んぅ、ん、うん、き、もちっいいっ」
ストロークを大きく、突き上げるように奥まで挿入する。うつ伏せのまま従順に足を開いた恋人は、甘くいやらしい声を上げながら昴を奥へ奥へと誘い込む。昴はその誘いに逆らわず、直腸から結腸にかけて思う存分恋人の体を犯した。
程なくして昴は恋人の腹の奥へと射精する。
恋人はそれを余すところなく受け止め、それを快感へと変換させて絶頂を繰り返した。
「……好きだぜ、聡司」
背中へと覆いかぶさり、抱きしめながら昴は告げる。
体重をかけ、動けないように押さえつけながら、続けて愛していると言葉を告げた。拒むことは許さない。昴は心から愛しているのだ、恋人の心も、体も。
「……僕も」
息も絶え絶えに、今日も返ってきた同じ言葉に満足する。
こんな毎日は永遠に続くのだ。支配者たる昴が恋人を望み、続ける限り。
Comments
ありがとうございます このシリーズは基本的にセックスシーンで話を進めてるので、えろいといってもらえてうれしいです 自分だけが知っているということで、屋敷の独占欲はますます高まっているんだと思います
煉瓦
2022-03-27 08:04:13 +0000 UTC