こんにちは、ほしです。
たまには絵を描いている方向けの記事でも書いてみようと思います。
最近ツイッターで答えたマシュマロについて掘り下げます。↓
twitter post: 1280761771523928065
回答にある通り、私は大学生の頃にデッサン教室に週1で通っていた時期があります。
イラストレーターを目指し始めた頃、私は4年制の大学に通っていてそこそこ時間に余裕がありました。何をしたらいいのか分からない中とりあえず色々試してみていて、その一環でデッサン教室に通い始めました。
このマシュマロ返答しながら、デッサン教室では絵の考え方的な部分を学んだりできたな~と思い出したので、今回は「私がデッサン教室で学んだ絵の考え方」を、3つ紹介したいと思います。
萌え絵を描いていると、「線画⇒塗り」という工程を踏むことなどから、物体を線で物をとらえてしまいがちです。
「線でとらえる」というのは、物体を見るときに構造を重視して考え、輪郭を抽出して表現することです。ぱっと見て記号的に理解しやすいので、子供向けのシンプルなイラストや説明のための挿絵などでそのような表現が多く使われます。
デッサンでは、面を意識して周りとの明暗差をつけることで描いていきます。例えるならば、ポリゴン数の少ない3Dモデルみたいな感じです。そこから、一つの面ごとにさらに複数の面をとらえて、ポリゴン数を上げるように描き込んでいくことで細かいところを表現していきます。
リンゴで言うと上のようなイメージです。
女の子を描くときも、完全に上のような手順をとるわけではないにしても、面を意識することは非常に有効です。
体を立体(球や立方体)の集合としてとらえて、輪郭の形ばかりに気を取られないように意識することで、破綻を感じさせずに自然な立体感を出すことができます。
これは線画でも塗りでも言えることなので、絵を描く中で常に意識しておくとよいです。
例えば、私の大昔の過去絵を見てみようと思います。
(全体図:https://www.pixiv.net/artworks/37505974)
もちろん人体として狂っているからという部分もありますが、面を意識できていないために平面的すぎる絵になってしまっているポイントが多いです。
逆に、最近の絵について見てみましょう。
(全体図:https://www.pixiv.net/artworks/76435086)
もちろんすべてが完璧っていうわけでもないですが、以前の絵に比べるとかなり面を意識して立体的に描けていると思います。
(最近の絵で少し雰囲気が似ていたのでこの絵を出しました。)
最近流行りの水彩や厚塗り系の絵は、立体感を強く感じられるものが多くなっているように感じるので、流行りっぽい絵が描きたい人はなおのこと面でとらえることの重要度が高い気がします。
※「面でとらえる」、「線でとらえる」というのは私の作った言葉なので他所では通じないのでご了承ください🙇♀️
デッサンでは、まずはシルエットをざっくり描いてから少しずつ解像度を上げて描き込んでいくことで完成形へと近づけていきます。これは萌え絵でも同じように進めるのがいいです。
こうするメリットは、
・全体のバランスを見失いにくいこと
・時間とクオリティのバランスを取りやすいこと
の二つだと思います。詳しく話していきましょう。
全体のバランスを見失いにくいこと:
視野を広く持ちながら進められるので、「部分的に完成度は高いけど全体でみると位置やバランスがおかしい」といったエラーを減らすことができます。
NG例はあえてちょっと大げさに描いてますが、初心者の方のイラストは結構こういった絵になってしまっている方多いです。
萌え絵(というよりは人物イラスト全般)は、完成度の面において、パーツの形よりも位置・大きさのバランスの方が重要だと私は思っています。
昔の私も、目の形とか塗り込みとかにこだわりすぎて全体でみるとアンバランスになっていた、といったことがよくありました。今でもうなりながら描いてるけど…!;;
時間とクオリティのバランスを取りやすいこと:
具体的に言うと、「全体的に徐々に完成度を上げていくことで、どの段階をとってもある程度完成に近い状態になる」ということです。
部分的に描き込んでいってしまうと、その部分の完成度だけが高くて悪目立ちしてしまうので、周りもすべてその完成度まで持っていく必要がでてしまいます。
これは仕事でイラストを描くようになってから特に必要だと感じました。
仕事や同人イベントなど、締め切りの存在するイラストではぜひ意識してみて下さい!
人間は物を見る際に色々と事前情報から勝手に補完しがちです。「この物体はこういう構造だ!」とか。それが役に立つときもありますが、絵を描くということにおいてはできれば脳内補完はやりすぎないほうが良いです。
フラットな目線を持って、とにかくよくものを観察して描くようにすることで表現のクオリティが上がります。コツとしては、周りとの「差」をよく見ることです。どちらがが暗い/明るい、小さい/大きいなど、いったん物への先入観を捨てて差を観察しましょう。
(左全体図:https://www.pixiv.net/artworks/46162839
右全体図:https://www.pixiv.net/artworks/80671757)
私の絵を例に出すと、左の絵の小物(グラス、サクランボ、オレンジ)は資料を見ずに想像で描いているため立体感や質感が全然ありません。
右の絵は結構最近の絵なので、しっかりと資料を見ることを意識しています。この絵の果物は、すべてネット上で写真を検索してよく見てから描きました。左に比べて果物の質感がしっかりと描画できていると思います。
どちらもサクランボを描いているのでピックアップして見てみると、左のサクランボは赤い球体なので球状に赤い影を入れて、あとツヤっぽいしハイライトも適当に入れておく、という感じですね。写真を見ていないのでどのくらい実物と差があるのか分からず、この段階でまぁそれっぽいしいいかなと完成としてしまっています。
対して右のサクランボは、まず写真を見ると思っていたよりも赤黒いことに気づき、ベースを濃い色にしています。なおかつ、影やハイライトの色・形を写真を参考に入れているため左に比べかなりサクランボっぽさが伝わっていると思います。
※必ずしも写真の通りリアルに描くべき、というわけでもありません。時にはデフォルメも必要なので絶対右が正解っていうわけではないのですが、このテーマはまた別の機会に…!
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以上です。くそ長いですが、いかがだったでしょうか。
ちなみにマシュマロで述べた通り、個人的には得るものもあったけど別にデッサン教室に通わなくても大丈夫です。
「こんなに色々学べてるじゃん!」って言われそうですが、これらはデッサン教室でないと得られないことではない上に、通ったからといって必ず得られるわけでもありません。
現に、この記事を読んだらもう知ることができるので、もう通う必要ないですよね!
時間が大量にあって、とりあえず何でも挑戦したい、デッサンに興味がある、とかなら通うのももちろんいいですが、「萌え絵でプロを目指す」ことを最優先に考えるなら、他にやることは死ぬほどあるので優先順位は低いでしょう。
そのうち「萌え絵でプロを目指すならやったほうがいいこと」とかも記事にしてみたいですね。
マシュマロの回答って100文字以内なので、いつも月並みな答えしかできなくてもどかしいんですよね…!
なので、語りたいマシュマロがあったらFANBOXで取り上げていこうと思います。
あとはYoutube配信でマシュマロ回答配信とかしてもいいかもしれないですね。
この記事書くのめっちゃ大変で時間かかったので次があるかがそもそも微妙ですが…😇
※この記事に書いたことはすべて私の考えなのでご了承ください!
人によって向き不向きがあるので、自分が「こうしたほうがいい」と思うならそれを信じたほうがいいことももちろんあります。鵜呑みにはしないでね🙇♀️
二柒
2020-09-09 12:29:16 +0000 UTC일존(一存)ichizon
2020-09-09 11:18:05 +0000 UTCハヤト🍊
2020-09-09 04:42:31 +0000 UTCきゅら
2020-09-09 01:04:03 +0000 UTC青野こる
2020-09-08 23:01:22 +0000 UTC