前に描いてたラフが途中だったので今回はヒーロー用に仕上げてみました。
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結界の内側で、ネイビーは歯を食いしばっていた。
灰色の帯が、動こうとするたびに無慈悲に締め上げ、
筋肉の動きを正確に殺してくる。
「・・・っ、くそ・・・!」
身体をひねろうとした瞬間、
背後の空間が、ゆっくりと歪んだ。
「無駄だぜ、ヒーローさんよぉ。」
低く響く声。
次の瞬間、結界の影から、ヴィランがゆっくりと現れた。
「この帯は、抵抗するほど強く締まるんだぜ?」
言葉と同時に帯が、ギュッと音を立てて一段階深く食い込んだ。
「ぐああっ・・・!」
胸を締め付けられ、一瞬息が詰まる。
「ハッ、今の声いいじゃねぇか!ゾクッてきたぜ…」
軽く肩を揺らして笑う。
――ギチ、ギチ……。
帯が鳴る音がやけに大きく響いた。
ネイビーが身を捻る度にその音は何度も繰り返される。
「そうそう、そうやってちゃんと抵抗しろよ。じゃねぇと退屈だ」
帯がもう一本、絡みつく。
「!!!ぐぅうう・・・!」
「ふっ、さぁて今度はどこを責めてやろうか?
おっと・・・そうだイイこと思いついたぜ。」
ヴィランの指先がゆっくりと動く。
――シュルッ。
帯の一本がするりと宙を走り、顔の前に回り込んだ。
「なっ――!?」
次の瞬間、灰色の帯が目にそして口元にぴったりと張り付いてきた。
「――ぐっ!!!」
光が消えた。
何も見えない。
残ったのは――巻き付いた帯に締めつけられる感覚だけーーー。
「ハハ、どうだ?急に世界が狭くなっただろ。」
嘲笑うヴィランは帯が顔を覆ったまま同時に全体を引き絞る。
――ギチギチッ……!
「んんんんんん!!!!!」
「なんだぁ?締め付けられて興奮してんのか?」
耳元で低く囁かれた。否定しようも身体に力が入らない
「なら、お望み通りに遊んでやらねぇと、な!!」
帯をさらに締め上げ。
――ギチギチッ……!
「――っ!!!!!!!!」
「ククッ、いい姿だぜ。じゃあ・・・次のフェーズだな。」
――バチッ!!
「ぐうううう!!!!!」
帯を伝って、鋭い電撃が流れ込んだ。
帯を通じて、電流を細かく刻む。
――バチ、バチ、バチ……!!!
「締めるだけじゃ、生ぬるい」
耳元に顔を近づけ、低く告げる。
「抵抗するヤツには、こうする」
電撃と同時に、帯が締まる。
――ギチ……バチッ!!
「んんんんんん!!!!!」
「なんだぁ?スーツ貫通してイッちまうほど気持ちよかったかぁ??」
「でもな・・・まだ終わらせねぇぞ、ネイビー」
冷えた声でヴィランは言い切る。
そして帯が静かに唸り、次の電撃に備えて再び光を溜め始めていた。