天気の子のネタバレを含む感想です。 私はとても良い映画だったと思いました。 「君の名は。」や他の過去作とどうしても比べてしまいますが、前作よりよかったのではないかなぁ、と思いました。 新海さんがインタビューで「君の名は。は災害が無かったことにする映画ではないか?って批判されたんですけど、もっと批判される作品を作ってやろうと懐いました。」って言った結果が災害がなかったことにしない代わりのメリーバッドエンド。新海作品だなぁ、と思わされました。 世界を犠牲にして、陽菜ちゃんを救う決断したの滅茶苦茶好きです。帆高くんは、世界と陽菜ちゃんを天秤にかけて、彼女のほうが重い存在っていうのが滅茶苦茶に好きです。下手にご都合主義で世界のほうもなんとかなるよりも、ちゃんと世界を犠牲にした証が残ってるのがとても良い終わり方でした。 登場人物全員に愛着を持てて、誰一人嫌いなキャラクターがいなかったです。瀧くんと三葉ちゃん出てきたってことは、あの世界は言の葉の庭の世界とも繋がってるし、5,6年前とかに彗星落っこちて、んでそのあと東京が水没してるんだよなぁ……と思って新宿御苑沈めてやりました。 帆高くんが再度東京にやってきたときにレインボーブリッジが殆ど沈んでいたので、海面が100mくらい上昇していると思われますが、細かい検証はめんどくさいので、海面の高さは絵が栄える程度にしました。たぶん、本当はもっと沈んでます。 新海さん、海に沈んだ東京が描きたかっただけだと思うんですよね……。 全編に亘って降っている雨の描写もそのときどきで、表情が違うのに感動しました。雨と言っても強い雨、弱い雨、大粒の雨、小粒の雨、風の強さ、時間、そういう混合した要素をちゃんと使い分けて効果的な演出をしているのは素晴らしいと思います。 映画の最後のクレジット部分の演出すごい好みでした。 凪くんのモトカノとイマカノを描きたいなぁ、って思ってます。