サークルロシナンテのFANBOXをご支援いただいている皆さま、いつも誠にありがとうございます!先行公開②を公開した辺りからさらにたくさんの方に支援していただけるようになり、とても励みになっています。また300円プランだけでなく500円プランにも何人かの方に入っていただき、気持ちの面でも支えにさせていただいています。重ね重ね、ありがとうございます。
この間桜が咲いたかと思えばあっという間に散ってあたたかくなり、気がつけばゴールデンウィークに突入、先行公開②も終了間近となりました。ある程度忙しくしていると時間が過ぎるのが本当に早いですね。早過ぎて時候の挨拶でいつものようにボケる暇もありませんでした。
今月はメイキング紹介ということでヒゲメガネエロ上司・佐野の描き方をご紹介しようと思います。ただ描いただけではあまり楽しい絵面にはならなそうなので、部下のおっぱいをわしづかみにしているシーンを例に解説していきます。それでは早速見てみましょう。
①ベースとなる頭部を描く
佐野は基本的に整った顔立ちのためあまり特徴がなくフォーマットはノブとほぼ同じです。違うのは目つきだけで佐野はつり上がった目、ノブはやや目尻が下がった目になっています。時間をかけると硬くなったりリアルになり過ぎてしまう癖があるので、正解が見つかったらあまりこねくり回したりせず速やかに終わらせたい作業です。
②ヒゲと髪の毛の生え際を描く
佐野とノブの違いをはっきり出す役割もあるヒゲを描きます。この通り、これだけで佐野っぽくなってますね。最近はキャラの顔をあまり記号化せず、ちゃんと立体として違和感なく見えるようパーツの位置やバランスが合っているかしっかりチェックするようにしています。特に裸を描く場合ですが、読者が見たときにちゃんと「そこに立体物がある」ように見えることは直感的にエロく感じてもらうためにとても大事なことだと思ってます。
③眼鏡を描く
眼鏡は毎回ゼロから描き起こすと大変なため、事前に用意した設定画から持ってきて顔の角度に合わせて調整し、足りない部分を描き足します。こんな風に寄りのカットだと上からかぶさる前髪と同一レイヤー上に描くことは難しいので必然的に「前髪」・「眼鏡」・「顔」という3つのレイヤー構成で描くことになります。
④前髪を描く
毛の長さに注意しながら、下描き段階では毛束の形よりも毛の流れを追うようにたくさん線を引きます。ここでも顔のパーツと同様に記号化された毛束を描くのではなく、あくまで一本一本の毛の集合体であることを意識して描くようにしています。ハイライトは現状ディフォルメが強めなので、ゆくゆくはもっと繊細でリアルな表現に変えていきたいと思っています。
⑤ペン入れ~仕上げ
シルエットを太めの線で描いてから徐々に細い線を描き足していきます。服のしわや女体は硬く見えないようにペンを気持ち長めに持って抑揚をつけて描きます。逆に背景や人工物などの硬いものはペンを短く持って抑揚をあまりつけずに描きます。ある程度できてきたら画力の高い商業作家先生の原稿を隣に置いて見比べ、可能な限り見劣りしないクオリティまで近づけられるようにブラッシュアップします(遜色ないレベルに描けることはまずないのですが)。最後に、思いつく限りのゲスい台詞を書き足して完成です。
⑥チェック〜再度ブラッシュアップ
完成したら一旦jpgに書き出してAirDropでスマホに送り、読者目線での見え方をチェックします。間違ってもお隣さんのiPhoneに誤爆しないよう注意。納得いく出来に描けたときはしばらくいい気分で眺めたりしますが、忘れた頃に改めて見ると粗が目に付いたりするのでそのときは再度ブラッシュアップします。
いかがでしたか?ここまで書いたところで「よし、じゃあ佐野を描こう!」と思う人はこの世に一人もいないのではという気もしてきましたが、まあいいおっぱいが描けたので細かいことは忘れようと思います。
↓ おまけ①…進めているページの下描きをちょっとだけ公開します。
↓ 縛り方検討用スケッチ。右と左、どっちの方がエッチでしょうかね??
↓ おまけ②…以前お見せした第四話用の表紙絵を微調整して色を変えました。
余談ですが、最近は原稿に向かう時間を割ととれている一方で、ものすごく久しぶりに映画館へアニメを観に行ったりしました。アニメ映画を映画館で観るということは滅多にないんですが、今回はかなり思い入れがある作品が公開されていたためわくわくしながら行ってきました!
「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」は浅野いにおさんのSF漫画で、主人公である女の子の日常が「侵略者」という宇宙人がやってくることで激変し、はじめは「大したことないじゃん」という雰囲気だったのが、だんだんとシャレにならないことになっていく…という流れのストーリーです。ふざけてばかりだった主人公達が抗えない現実を前に感情をぶちまけるシーンは、今思い出しても胸に迫るものがあります。完結済みの原作ストーリーを未読の人にもわかりやすいようにところどころアレンジされていて、全体的に完成度が非常に高い印象でした。作画や音楽も含め、自分的にはここ数年で最高の映画だったと思います。メインキャラクター二人の声が幾田りらさんとあのちゃんということでも話題になった作品ですが、個人的にはすごくハマっていて完璧でしたね。前章・後章の二部構成になっていて、前章はすでに多くの映画館で公開終了していますが、5月下旬に後章が公開されます。今から楽しみです!
それでは皆さま、よいゴールデンウィークを!
ロシナンテ
2024-05-25 19:29:44 +0000 UTCqmfld
2024-05-25 16:10:07 +0000 UTCロシナンテ
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