あまり立派に長々と語れるわけじゃないのですが、
自分が描いた絵を毎回こちらで解説していったら面白いかなーと。
試しの一回目お付き合いくださいw
今回描いたこちらのキャラクター。
すでに何度か描いたことのある子でした。
小麦色の肌に対比して、白髪(銀髪?)と白一色の服飾というコントラストが
肌を際立たせて艶めかしくみえたら……というコンセプトで出来上がっています。
今までこの子のこういったカバー用の絵を描く際は、
このキャラクターそのものが持っているコントラストを大事にするために、
背景はキャラを引き立たせるために暗めに……。
もしくは単色ぎみにフラットな色合いを乗せることばかりだったのです。
で、今回そこらへんに関して今までとは違う挑戦をしたわけだったのですが。
キャラクターの色合いは、ざっくり言えば赤と白。
そのコントラストで見せていたわけですね。
じゃあそのキャラクター由来の「赤と白のコントラスト」を画面全体に
拡大してみたら面白いのでは?というところが出発点になりました。
幸い、高級感のある赤い布という、このキャラクターとの親和性が高いアイテムがあり
そこに綺麗な白いシーツを足せば、それを叶えることは容易でした。
赤と白という二色が際立つ必要があったため、
普段だったら塗る過程で入れがちな「環境光」「透過光」などですら
今回は必要最低限の所にポイントポイントで挿すにとどめています。
通常、色彩鮮やかなことは多くの場合でメリットとなりますが、
今回のコンセプトでいうとそれは雑味となり、「赤と白の二色」というところがブレてしまうのでは、と考えたからです。
赤と白の部分でコントラストを出したかったので、
同様に影つけの際に、明度でコントラストつけることもできる限り避けました。
赤の中だけでコントラストが発生してたり、白の中だけで同様に~となると、
やはりブレる原因となるのではと考えました。
コントラストつけないよう陰をつけているので、
結果として質感はいつもよりマットな感じになっていると思います。
「赤と白」の二色であることに拘ったことが最も顕著にでている点として挙げられるのは
右上から覗いている植物でしょうか。
床の上にキャラクターが寝ている絵、というのはザ・平面!となりがちです。
キャラクターよりもカメラ寄りにこういったのを横から飛び出させることで空間を立体的に表現することを狙って入れたわけですが。
しかしここで、この植物にいわゆる「緑」を使ってしまうと
今まで組み立ててきたコンセプトが台無しになってしまいます。
そのため、上の方がかなり赤い画面となっていたので、
今回はそこに挿さるように思い切って白で表現をしてみました。
難しい所なのですが、こういうコンセプトでは赤と白の二色であることが大事でありながら、
完全にその2色だけだとそれはそれで寂しくなってしまうので、
赤白だと初見では感じるけれど、よく見ると微妙に色が違うといった所が重要になります。
この植物もそういった理由から白の枠内ではありながらも色相を若干緑にふっています。
ガーターベルトなどの白と、シーツの白の色味を変えているのもそのためです。
さてさて。
それだけ雑味を避けた、と言ってる中で一か所言ってることと違う所あるやんけ、
とお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。
そう、キャラクターの上着だけめちゃくちゃ色使ってるんですね。
今回のコンセプトにおいては雑味オブ雑味です。
なぜこの蛮行を強行したのか……。
実はここは、当初はガーターベルトのようなマットな色合いの白にしておこうと思っていたのです。
で、一通り塗った後にちょっと思ってしまったんですね。
「ちょいと優等生すぎる画面作りでは……?」
よく出来てはいても面白みがなく記憶に残らない絵になるのでは?という予感。
と言い換えてもいいかもしれません。
そこでここにきて、意味のある一か所だけなら逆にカラフルに塗ることで
ケレン味が出るのでは!?という悪戯心が湧きましたw
ロジカルにするなら「赤白」の中に「カラフル」を挿すというロジックです。
思い付きのわりには悪くないかも!!
ということで思い切ってどこかに色を使うことに決めました。
そして白羽の矢が立ったのがキャラクターの上着だったというわけです。
これは昨今エナメルやビニールといった、単色なんだけれど7色を反射するような表現が
流行っていて一度やってみたかったことに加え、
そういった表現をこの露出度で服に挿せば、ちょっと「下品」までいきかねないレベルで
艶めかしくなるとおもったからです。
もしこの絵を見て下さって一瞬でも上着の光彩に目や意識が止まったならば、
ぼくの狙い通りというわけです(^ω^)ふっふっふっ……
さて。
初の試みですがいかがだったでしょうか。
じぶんにとっても描き終わったあとに、どういうつもりでこの絵を描いたのか、
再度順序立てて復習できたのは大変よかったな……と。
不評でなければ、気合入れて絵描くたびに毎回やってもいいのかなと考えています。
ぜひ「よかったよー!」「こういうのは別にいらないかなー」等ご意見いただければと思いますー!
ぱし
2020-06-16 09:47:09 +0000 UTC文。
2020-06-14 13:18:15 +0000 UTCもで
2020-06-14 02:15:19 +0000 UTC