今回は目にとまりやすい絵を描くためのポイントに関して考察を交えつつ 思う所を述べさせて頂ければと思います! ラノベの挿絵、ゲームのスチルといったストーリーがあって、それに沿って演出込みの絵 として描く場合には使えない、使わない方がいいことも多々ありますが、 自分の場合は何かしらの表紙だったり、ポスターだったり、 人の目を引き付けることに重きが置かれる場合においては とりあえず仕込んでおいたりすることが多いですね。 さて。 視点を集める手法として最もポピュラーで我々が一番目にするものは何でしょうか? 勿論様々なアプローチがあるとは思うのですが自分は 「集中線」 これではないかと考えています。 外側から絵の内側に視線誘導をするためのガイド線を引いている感じですね。 文字通り集中させるための線といった所でしょうか。 さすがに集中線そのものをどんなに絵にでも毎回描きこんでいくのは わざとらしいですし見栄えの観点からみても難しいですが、 「外側から絵の内側に視線誘導をする」 というのは使えそうです。 ということでいくつかアイディアを出したので順に見てみましょう。 ■強めのパースをつける。(図1) せっかくなのでサンプル絵は我々萌え系業界では死ぬほどみる奴にしてみましたw 二次元美少女はいつもこちらに手を差し伸べているのだ( ˘ω˘ ) 画面の手前側に強く手だったり、足だったり、時には顔だったりを 突き出した絵にすることで、奥行きができます。 奥行きができるということは前の別記事で書いたように、 平面ではなく空間として絵を見せやすくなることになり魅力が増します。 それに加えて強いパースをつけると、実際に目には見えませんが 絵を見た人にパース線を印象付けさせることができそれが疑似的に 集中線として同じ働きをするといった具合ですね。 そして実はこれに関してはここからが触れたかった部分になるのですが、 なんで死ぬほど見るやつをあえて取り上げたかと申しますと、 死ぬほど見るのですが、不遜ながら「おしいな…!」と感じる作品が世間で多いので 今回は是非そこについて語りたかったw クローズドな場なので多少こういう形でイキっても許して頂きたいなーと媚びつつw 図②をご覧ください。 図②は図①からむりやり改悪したものなんですけど、 こういう絵がすごく多い!もったいない!! 平面的な絵から手だけが手前にニュっと伸びてる絵。 せっかく手前に手出してるのに奥側を作ってやらないと、 集めた視線がその平面的な絵のところでボヤっとしちゃうんですよね。 ちょっと説明が難しいのでまた図を用意してみました。(図③) キャラがいるところを深度0とした時に、手を前に突き出して手前側に深度1を 作るだけじゃなくて、深度0より後ろ側に引いた手、身体そのものを傾けるなどして 深度-1とでも言うべき奥側を作ってやるのが視線を集める上で大事なんですよ! 実は! これが言いたかった!w こちらの手法使う場合は是非「奥側を作る」これを 試してみてはいかがでしょうか。 ■明度や彩度の高い部分を部分的に作る(図④) 色でのアプローチなのですが、自分は色の分野が大変苦手でしてw やってることや理屈は多分こういうことだな?分かる……! だがうまくできん……!という部類の奴ですw 自作のサンプルなどが拙いことは多めに見て頂きたい……w そんなこんなで図④です。 逆光の絵ということになるのですが、キャラの真後ろから光を当てるわけではなく、 少しずらしてキャラの隙間に光源を作るといったアプローチです。 これにより全体的に明度、再度が低いなかで一か所だけ明るく再度高くなっているので そこにめがけて視線があつまるといった寸法です。 つまり「外側から絵の内側に視線誘導」しているということですね! 分かりやすく差をつけて注釈つけた図を用意しました(図⑤) 理屈はたぶんこれであってるはず! でもその暗い中でもさらに微妙なレベルでの明度彩度の差があったり、 暗いから薄いからといって汚い色にならない色で塗らないといけなかったりで その辺はセンスってかんじですね! できないよ!w(^ω^)センスくれ!w ■エロい部分を作る(図⑥) 驚愕の事実をお伝えしたいのですが、このpixiv fan boxですが、 実は自分、18禁の絵は上げませんという規約で始めておりまして エロい絵貼れないんですw 始めるときによーし絵のノウハウとかコツとか裏技とかそういうのについて触れてくぞー!って 息まいてたからなんですけど。失敗したかー? なのでサンプル絵が微エロなのは申し訳ない限りなんですがw エロい絵は見る人の目をとめやすいというのは、 人間が生物であり性欲がある以上当然の事とご承知だと思うのですが、 それより一段深い所での話ですね。 見せ方として、画面すべてをぐっちゃぐちゃのドロドロの絵にするのではなく、 明確にこの部分をエロく見せたいんだ!というポイントをしぼり、他の部分は あえて必要以上にはエロくしないというのもまた、 概念上での集中線と同じ働きをするといえます。 図⑥だと胸がそんな感じですね。 画面何処見てもエロい、フェティッシュである、大いにいいことです。 冒頭で申し上げた通り、物語や演出があったうえでそういう絵になる 漫画の本文ですとか、同人誌の本文ですとか、そういったものではそっちの方が 魅力的だったり、効果的にエロさを演出できるパターンも勿論あると思いますが こと表紙やポスターといったちらっとその絵を見た方の目を止める場合は そういった緩急があると視線が散らず、その一か所にぐっと惹きつけられて よいのではないかと自分は考えています。