前回はこちら

前回はこちら ● 「はぁ……はぁ……!」 「あ?」 喧嘩の流れは、その実力差のあまりタクジの気まぐれで進んでいる。無理矢理に立たされたカナメはタクジの打撃を嫌って、タクジに抱き着いた。 「クリンチか、くだらねぇ。負ける喧嘩引き延ばすだけだぞ」 「ぐぅ……!」 「ま、ちょろちょろ逃げられなくてちょうどいいか...
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「はっ、結局こうなんだから、最初から俺に逆らってんじゃねぇぞ」
「ぐぅ……ぅぅ…………!」
ズリュ、グリュッ!
少し息を切らすタクジ。腰をゆっくり、しかし大胆に突き上げ、カナメは喘ぐ。時折喧嘩らしさを出して脇腹を殴ったりしてみれば、それもカナメの性感を強めた。
行為は終わらない。一度火ぶたを切った男同士の喧嘩であり、カナメもまだ諦めきってはいなかった。
「俺に口答えしたけりゃ、俺を納得させるくらい強くなってからにしろや」
「んぁぁ……がぁぁ……っ! ぐ、そ……負け……ねぇ……っ!」
ビクッ! ビクッ!
「無駄だ、カナメ……」
ヌチュ、クリュ、ズチュ!
「んぁぁぁぁ……っ!」
腰を振る感覚とともに振り乱されるカナメの性器。タクジはそれをつかみ、こねくる。カナメの喘ぎ声がひときわ高く、大きくなった。
ズリュ、グリュッ
「はぁ……はぁ……!」
「俺に逆らったらどうなるか、理解できたかよ……? お前が俺に逆らうなんざ、百年早ぇ……」
「んぁぁ……がぁぁぁ……っ!」
ズチュ……ヌチュ……!
突き上げた足は指がそっており、タクジの動きの機微で大きく揺れる。完全に担ぎ上げられている体位では、拳での抵抗など到底叶わない。
喧嘩の中でも、今は男としての格の差、不良の力の差を思い知らせる時間だった。何もできず、ただ犯される。どちらが主人なのかをペットに理解させる……そんな一方的な時間だった。
「ふーっ! ふーっ!」
だが、タクジに余裕があふれているわけではない。性器を握るだけで弱るような相手だとしても、カナメであれば話は別だった。
(本気でヤっちまいてぇが、こっちから無様にイき散らしてたまるかよ……、)
先輩のプライドもあって、それは悩みの種だった。故にカナメを犯していても性器はどこかもどかしく、切ない間隔に縛られている。
早く犯して、悲鳴のような喘ぎを聞きながら殴りつけ、背に手を回して抱き着くコイツを犯しまくりたい。……甘い誘惑が常に付きまとうが、まずは、じっくり「後輩」であるコイツを教育しなおさなければ。
「んぁぁ……ぁぁぁ」
ビクッ! ビクッ!
「……カナメ……、出すぞ、テメェ……!」
ズリュ、グリュッ!
絶頂の時が迫る。最奥を貫き続けるタクジの性器に前立腺はひしゃげ、カナメはピンと腰をそらす。
「んぁぁぁ……ぁぁぁぁぁっ!!」
ビュプ……ッ、ビュルルルルルッ!!
「はぁ……はぁ……」
「ふーっ! ふーっ!」
熱気が満ち、挿入を解かず同じ体位のまま、汗で艶めく肉体を重ね続ける。
ひとしきり射精を落ち着かせた後、あこがれの先輩の熱を億深くで感じながら、カナメはその逞しい胸にそっと頭を預けた。
波打つように上下する大胸筋を後ろに、熱い吐息が重なる。文字通りに息を合わせ、しばし絶頂の余韻を二人は過ごす。
「カナメ……」
「んん……」
図らずも、タクジはカナメを下ろして覆いかぶさり、雰囲気のままにカナメの唇を奪った。
カナメも抵抗しない。舌先を絡ませ、少し強引にカナメの口内まで犯していく。
熱情を確かめ合うように眺めのキスを終えた後、タクジは口を放す。一気に照れが蘇ったようで、ふいとカナメから顔をそらした。
「こんなもんじゃ、すまさねぇぞ……、オラ、タイマンを続けんぞ?」
「ぐぅ……ぅぅ……」
ビクッ! ビクッ!
カナメはすっかりくたびれている。もう口で言えば、自分に逆らう気など起こさないかもしれない。
だから、これは完全にサディストなタクジ側の事情であり、「口実」だった。自分に翻弄されてぐったりとしているカナメを前に、爆発し続ける欲情を堪えることなどできなかった……。
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● 確かな実力差でもって打ち倒したカナメを押し倒し、体位を変えたタクジは、さらにカナメの肉体を激しく貪った。 「あ、ぁぁ……、タク、兄……っ!」 「ふーっ! ふーっ! ……黙ってろ……、カナメ……」 ズチュ……ヌチュ……! 「んぁぁ……ぁぁ……、あっ……」 汗で艶めくカナメの体を、胸から割れた腹筋まで愛撫していく。 ...