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続きはこちら ● 「へっ、んだよ。ずいぶんと慎重になったじゃねぇか」 すでに何度も、どちらともなくタイマンを申し入れ、殴り合い、互いの肉体を凌辱しあってきた現在。 最初は、新入生として舐められたくない一心から、関係をはっきりさせるための勝負だった。紛争学園では喧嘩の結果がすべて、負ければ犯され、...
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「はぁ……はぁ……! っらぁっ!!」
……ドゴォォォォォオオオッ!
「ぶっ……ぁぁ……」
よろけあい、時に互いの肉体をつかんで支えにする。喧嘩の終幕で、もう双方とも、満足に拳を握る力も残ってはいない。
セイタのアッパーがはじけ、アラトの顎が跳ね上がる。それが、最後の打撃となる
当初に比べたら、動きに鮮明さもなく、ただ勢いだけが乗った一撃。
その一撃がとどめとなるほどの時間、二人は打ち合い、犯しあった。……最後に立っているのは、セイタだった。
「はぁ……はぁ……、てこ、ずらせやがって……アラト……!」
「が、ぁぁ……ぁぁ……!」
「はぁ……はぁ……、オラ……オラ……ァ……!」
ゴッ……、ドゴッ……
セイタはふらつき、アラトに倒れこむように、カラダを重ねる。念入りに、アラトの横腹を殴りつけるも、アラトは呻きすら弱々しく、セイタのそれも、ただ震える拳を当てるだけで、攻撃と呼ぶにはあまりに弱々しいものだった。
お互いに、負けたくない、その一心で戦った結果だった。
リング上には二人きり、止めるものなどいない。死力を尽くし、もはや勝負の理由どころか、勝利や敗北の実感さえ遠いものとなっている。
「はぁ……はぁ……、オラァ……!」
「がぁぁ……ぁぁ……っ!」
ズチュ……ヌチュ……。
セイタが最後に立ったとて、それを証明するものもいない。もはや体を起こしていられなくなったセイタは、アラトとは反対のほうに横たわる。
散々に犯しあった秘部。セイタは、重くなった腕を持ち上げ、アラトの秘部に指を突き入れる。
「アラト……、ギブ、か…………ぁ?」
「ぐ、ぉぉ……がぁぁ……」
ビクッ……ビクッ……
指を動かし、繰り返された凌辱により弛緩した秘部をかき混ぜていく……。アラトのけだるい呻きが、かすれたのどからこぼれていく。
勝負はまだ終わっていない、ならば、アラトより長い時間、責め続けなければ……。自分もアラトも、この喧嘩への手加減は絶対に許さないだろうから。
「はぁ……はぁ……、ギブ、か……、あぁ……??」
「る、せぇ……ノー、だ……っ!」
(お、れ……負けてん、のか……、もう、わけ、わかんね……)
秘部をかき混ぜられ、性器を握られ。散々犯しあった後の頭では、かろうじて単純に状況を憂うのみで、もはや深い思考などできなかった。
(俺、アラトに勝ったのか……、追い詰められすぎて、わけ、わかんねぇ……!)
それは、セイタも同様だった。ただ、まだ勝負の最中であり、自分の勝利のためにはアラトを痛めつけなければならないと、もはや本能に近い部分で動いていた。
大の字で一切抵抗しないアラトを、セイタは残酷に責め続ける。
それは、決着に絶対に必要なことながらも、これまで何度もタイマンで勝負してきたセイタにとって胸をかきむしられるほどに切なく、心苦しいことでもあった。
(コイツ、半端じゃねぇ……、マジで、強かったのか……!)
もはや、打撃も寝技も出し尽くした。セイタからアラトへの、微々たる、だが一方的な攻撃が続く。あれほど自分を追い詰めた男が、今や、何もできず、ただ死にそうな声色で情けなく喘ぐのみ。
秘部をかき混ぜ、アラトはただ少し身をよじり、小さく喘ぐ。セイタにできることはそれだけであり、同時に、アラトからセイタにできることは、もう何もない。
(いや、油断はしねぇ……、最後まで……!
指一本しか動かせなくなっても……、テメェを犯し続けるぜ、アラト……!)
「はぁ……はぁ……! オラ……、オラァ……ッ!!」
ズリュ、グリュッ!
「ん、ぁぁぁ……ぁぁ……」
アラト以上に、俺だって、負けたくない。セイタは心が折れそうになる自分をそう叱責する。
何度も性器で貫いた、アラトの前立腺。セイタは指の間で挟み込み、捩じって回す。
緩慢に、それを何度も繰り返す。時期に指一本動かせなくなるだろう、その時まで……。
ビクッ! ビクッ!
「がっ……、ぁぁぁ……、ま、た……!」
……ビュプ……ッ、ビュルルルルルッ!!
アラトはまた、射精した。体内に残った、最後の子種だった。
カラダはとっくに白旗を上げている。何度も降参する中で、アラトはまだ口にはしていない。もはやこの二人の勝負を決着するのは、他方がギブアップを明言するのみ。
「う、ぁぁ……ぁぁ……」
「アラト……もう、負け、認めろ……っ!」
アラトは完全に商機を失った。そんなアラトの秘部をかきませながら、セイタが苦しそうに言う。
懇願のようにも響く、悲痛な声で、秘部への責めは止めず、アラトに訴えかける。
「もう、何度もタイマンはって……、お前のこと、もう、他人とは思えねぇんだよ……!」
「あ、がぁぁ……ぁぁ……」
ビクッ! ビクッ!
「ライバルが……、マジで尊敬できる奴を、ぶっ壊すの……したくねぇんだ……だから……!」
ただ一言、それだけでいい。アラトが降参してくれたなら……。極限状態まで追い詰められているのもあり、セイタは一筋、こみ上げた涙を頬に垂らす。
ここまで自分に奮闘した、見たことのないような「好敵手」への感動の涙であり、それを、ここで潰してしまうことを強く惜しむ涙でもあった。このままアラトを責め続ければ……射精できないアラトをそれでも何度も絶頂させ続ければどうなるのか。ライバルの哀れな最期なんて、考えたくもない。
「お前の言い分、聞いてやる……、だから、もう……!」
「……っ……」
降参しないなら、潰すしかない。若いヤンキー同士のプライドのすれ違いのはずが、二人の勝負は、もうそこまでの境地にたどり着いている。
セイタの吐露に、アラトは腕で目を覆い、その陰に悔し涙を隠す。
……ずいぶん早い段階で、本当はわかり切っていた。自分は、セイタに負けたのだと。
無残に敗北し、未だ子供のように駄々をこねてまで、勝利にしがみつこうとする。そんな自分を恥じ、アラトは小さく、口を開く。
「ギブ、だ……セイタ……」
セイタの責めが止まる。
喧嘩にとプライド生きる不良にとって、死力を尽くして戦える強い男の存在は、喜ばしいことでもある。
アラトは、自分より強い男に倒されたことへの満足を感じながらも……、気を失う手前、どうしても御しきれない悔しさばかりが最後に残り、一筋の涙をキャンバスまで垂らした。
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2022-09-27 15:09:47 +0000 UTC