今回は、紛争学園の下級年アラトと、同じく下級年セイタの話です。
入学初日~。アラトとセイタともに、学園での初めてのタイマンの話となっております!(^^)!
・前畑 アラト(https://www.fanbox.cc/@yukibou/posts/1092924)
・諏訪 セイタ(https://yukibou.fanbox.cc/posts/2262212)
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神原軍立学園の入学式から数日、数週間は、しばらく校内が荒れることが典型だ。
野心を友立って集められる新入生、そんな新入りの台頭を警戒する中級年、上級年。
なによりも、互いに上に立とうとする新入生同士の小競り合いは、入学初日が一番火花が散っていた。
己の強さを信じている不良たちが集められ、同じ屋根の下で過ごす。喧嘩盛りの若い猫をむりやり檻に閉じ込めるも同然だった……。
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「けっ! なにガンたれてんだ、コラ」
「は、初日から吹っ掛けてんのはテメェだろうが」
仮の控室にて、額を押し付けるよう、鋭い目つきでにらみ合う。
喧嘩を吹っ掛けあう新入生二人は上半身裸で、以前から喧嘩に明け暮れていた名残か、上半身はすでに鍛え抜かれていた。少年時代からずっと大人の肉体となりつつある彼らが、雄々しく唸りながら威圧しあっている。
自分を煽るような視線に、とがっていた神経が繊細に反応したアラト。同じくナイーブになっており、そして同級に決して舐められたくないセイタも顎を突き出して応戦し、まさに一触即発だった。
「テメェの視線に俺が気づいてないとでも思ったか? ……直感で、気に入らねぇんだろ? 俺もだわ」
喧嘩を止めるものなどいない。むしろリングが提供される。各々生徒は殴りあいながら己の力量と立ち位置をつかんでいくというのが学園の方針だ。
「神原に来た、つーことは。テメェもヤンキーで、覚悟できてんだよなぁ……?」
「……ま。そこらのチンピラに、俺が負けるとは思えねぇが。なぁ?」
唸るアラトに、セイタは鼻を鳴らす。
自分の父親が軍人であり、その父親や仲間の軍人から喧嘩を仕込まれ、そして勝ってきたという自負が、「自分以外の神原の下級年などただのチンピラ」だという印象をセイタに与えていた。
「あ? やんのかテメェ。ボコってハメんぞ」
「上等だ。面かせや、コラァ……!」
浮かぶ筋肉が艶やかな皮膚を押し上げた胸を、圧するように突き出しあう。もはや口先だけで終わらないことは双方が了承済みだ。
リングはある。二人は決着を急いだ。
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「…………オラァッ!!」
ドゴォォォォォオオオッ!
「がっ! ……は、ぁぁ…………っ!!」
ぐったりと力が抜けかかっている四肢。かばいきれない腹に、容赦なく肘が突き刺さる。
入学前より喧嘩慣れしている二人は、躊躇いなどなかった。だが、セイタには悔しくも、地元で暴れてきたアラトの自前の喧嘩術が通用せず……。
(はぁ……はぁ……!
こいつ、マジで、強ぇ……!)
完敗を喫したアラト。セイタは満足そうに、何度もボディブローをねじ込んだアラトの腹筋を肘先で歪ませていく。
「ははは、オラオラァッ!!」
「ぐっ、っおあああ……がああぁぁ…………!」
グリュ! グボッ!
(やっぱ、神原はやべぇ。こんな強ぇヤンキーが下級年にいんのかよ……!)
近い将来、似たような気質から拮抗しあう不良のライバルになる二人も、現在ではセイタが一枚上手だった。粗野な喧嘩と腕っぷしの強さでアラトはこれまで不良として暴れてきたが、セイタはそれをすべて含有し、尚且つ軍式の制圧術をかじっている。
「へっ。アラト、つったな。俺の強さが分かったか?
オメェと俺じゃ、不良の格の差が違ぇんだよ」
「あぁ……ぁぁぁ…………っ!」
ここに入学して、ここまで敗北感を味わったことは初めてだ。
まだ紛争学園での「敗北」に慣れていなかったアラトは、喧嘩前から一転、自分を倒し、追い詰めるセイタに恐怖に顔を歪ませ始める。
「オラ、イけよ。
腹ぁえぐられながら扱かれんの、最高だろ?
もうプライドもクソもねぇだろ。この後、たっぷり犯してやっからよ……」
セイタはニヤつきながら、アラトの性器を乱暴に扱いていく。
何をされれば男として屈辱かをもう理解しており、負ければ「負け犬」だと思い知らされるのが喧嘩だ。
そして、喧嘩で負けたヤツがどんな辱めを受けようがなんとも思わない。すでに二人の間でも非情な「弱肉強食」は始まっていた。
「た……のむ……俺の、負け、だ……、もう、腹……やめて、くれ……っ!!」
ついに、アラトが屈した。自分の実力に自信を漲らせ、やはり俺はこいつよりも強かったのだと自負するセイタは、愉悦からにんまりと笑った。
ビュプ……ッ、ビュルルルルルッ!!
腹部を圧され、突き出された腰。大きくそりたった性器から、ついに白旗代わりの白濁が噴き出ていく。
「どっちが強ぇか、よーくわかっただろ。アラト?」
「はぁ……はぁ……! がぁあ……ぁぁ……」
喧嘩の決着の後も、二人は旺盛な性欲のままに互いの肉体を貪った。
自分を倒した男に押し倒され、紛争学園においてはじめての敗北、それを思い知らされる凌辱の時間は、アラトにとっても苦いものとなる。
「んあぁっ……がぁぁ……、ぁぁ……セイタ……!」
「へへっ、口ほどにもねぇ。弱ぇなぁ、アラト……?」
あてがった手で触れる、筋張った背中。挿入と同時に筋が浮かぶ腹筋。自分をキャンバスに押し付け続ける、逞しい腕。すべて、自分を喧嘩で倒した男のそれだ。
それに抱かれ、その体に縋り付きながら、情けない喘ぎをこぼすしかない。
(はぁ……はぁ……!、覚えて、やがれ……、ぜってぇ、こいつのこのカラダ、めちゃくちゃにブチ犯してやる……っ!!)
……だが、されるがままでいるつもりもない。アラトとセイタの因縁は始まったばかりだ。
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前回はこちら ● 「なぁ、アラト……許してほしいかよ?」 「はぁ……はぁ……!」 すっかり心をくじかれたアラトは、気が付けば、自分を負かしたセイタの引き締まった腿に縋り付いていた。汗がにじむそれには筋肉の線がくっきり浮かんでいる。 勢いのついた性器を突き出し、堂々と見下す様。結果さえ違えば、立場も違っ...
●EngVer
jin
2022-08-01 08:54:27 +0000 UTCyukibou
2022-08-01 01:16:35 +0000 UTCミケ空
2022-08-01 00:32:41 +0000 UTC