前回はこちら

前回はこちら ● 「オラァッ!! その程度か、クソガキっ!!」 「がぁぁっ!!」 大金をはたいてチケットを購入して集った観客が見守る中で、「特別なイベント」が始まる。 アラトはサプリの効果もあって、恐怖のかけらもなくノボルに躍りかかる。……が、やはり、根本的な実力の差はごまかされるものではなく。 ...
●
≪ノボル! とらえたアラトの肉体を、そのパワーで折り曲げていく!
アラト、抵抗しきれずに絶叫っ!!≫
このイベントの為だけに雇われた、高いテンションの解説者のマイクが唸る。
「MAD END」の方式は基本的に放任で、戦いたいファイター同士が自由に試合を組んで試合を魅せあう形式をとっている、だが、こうしたイベントに限っては、利潤を目当てに観客重視の様々な趣向が凝らされる。盛り上げ役の解説者の存在もそのひとつ。
≪晒された性器がひくついている! 観客へのサービスを兼ねた、生意気な年下ファイターへの制裁か!?≫
「オラァッ!! アラト!!」
ギシッ……ミシッ……!
「がああああぁぁぁぁぁっ!!」
解説者の言葉にさらに興奮を感じてか。ノボルは唸り、さらにアラトの足を捻じっていく。
≪あの血気盛んな紛争学園のヤンキーに何もさせない! 圧倒的な筋肉量っ!!
ノボル打倒を目指したアラトだが、力の差を見せつけられながら、されるがままになってしまっている!!!≫
「オラァッ!!」
「がぁぁぁ……ぁぁぁ……」
ビクッ! ビクッ!
「もう終わりか、アラト……折角のイベントだってのによぉ?」
このイベントにアラトを指名したのはノボルだった。このサプリの効果は本物であり、アラトとなら観客が満足するほど苛烈な試合ができるという確信が、アラトとこれまで何度も肉体をぶつけ合ったノボルには存在した。
「まぁ、俺に勝てるワケねぇよなぁ?
ま、今更逃げ場はねぇ。とりあえず、コイツをぶち込んでやるよ……」
次回はこちら

前回はこちら ● グボオオオォォォッ!! ドゴオオオォォォッ!! 「……はっ。そろそろ終わりか? アラト……」 「ぐ、ぅ…………ぅぅ…………」 ノボルの圧倒的な勢いの前に、アラトはすでに満身創痍と化している。悔しげに奥歯を噛みしめるも、立ち上がってもまた叩きのめされるのみ。もうそれを何度も繰り返している。 ...
yukibou
2022-03-28 03:28:39 +0000 UTCミケ空
2022-03-28 03:07:55 +0000 UTCyukibou
2022-03-28 03:04:59 +0000 UTChage
2022-03-28 02:36:37 +0000 UTC