前に販売させていただきました「全裸ボクシング」の続き、みたいなものを描いてみましたので、ここで公開させていただきます( *´艸`)
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「おらぁっ!!」
「ごはぁっ!!」
抱え込まれたかと思えば、ロープに叩きつけられる。少し煤の目立った照明の下で、どちらともなく汗がしぶく。
二人きりの地下のリングでは、掴み合う男たちの威勢のいい声と衝撃音ばかりが絶えなく響いていた。
「おいおい……、ガキがプロレスごっこで挑むなんざ……、分が悪いんじゃねぇのか? こちとら往年のプロレスファンだぜ?」
「はぁ……はぁ……! ごっこじゃ、ねぇっ!!」
見た目の筋肉量は変わらないように見える。しかし、その密度や鍛錬ぶりが段違いであるのは、実際に打ち合い、抱え込んだりしてきたアラトは理解していた。
年齢は一回りも上のはずが、リングの上で暴れてもシロウの余裕は消えない。現場作業で培ったその底知れない体力は健在のようだ。
そして……、シロウの溢れんばかりの怪力から繰り出されるプロレス技。それに振り回されるようになっているアラトは、必死に食らいつきながら、唸るように吠えて返す。
ガラの悪いこの地域では、出合頭の男たちが一触即発になることは珍しくはない。喧嘩に敗北し、凌辱の憂き目に遭う。アラトもまた、目の前の男……、作業員の40半ばの男を相手に苦い思い出を作っている。
年上なら勝てて当たり前、金ではなく喧嘩の勝利と凌辱を目的にした「オヤジ狩り」を日常的にこなしていたアラトにとって、シロウへの敗北はまさに喧嘩好きの不良としてのプライドが粉々に打ち砕かれた瞬間であった。
その因縁の相手が、ついに現れた。アラトは掴みかかり、アラトを思い出した相手が嘲笑を浮かべたのを皮切りに、まずアラトの一撃が相手の腹に捻じ込まれた。
そして、すぐに相手からも返ってくる。そこからは早かった。前と同じ場所、同じ全裸という状況で、向かい合っている。
前と一つ違うのは……、基本の形式がボクシングではなくなったこと。
「悪いなぁ……、こっちも仕事の都合でな
打撃は今回はなしだ。手段がなんだろうと、相手を犯すのに問題ないだろ?」
「いいぜ、なんだってなぁ……。今日は絶対に俺が勝つ!!」
そうして始まった二人の勝負だったが……、相変わらず経験の差を埋めることはできなかった。皮の固い大きな手で首を掴まれ、胸にチョップが響く。プロレス好きだというのは伊達ではないらしく、喧嘩の腕前と合わせてシロウの勢いは最初から止まらなかった。
そして……、怯んだアラトはそのままシロウに抱きつかれ、手足を絡められた。筋肉隆々の肉体に迫られ、汗で滑らかになりながらも密着は次第に強くなる。
シロウの腕や足がひと際隆起し、筋肉の筋がより浮き上がった。シロウの肉体の中で筋骨ごと全身を砕かれ始め……首から下、すべてを圧迫されていく苦しさに、アラトは悶絶する。
「くそ、がぁぁ……!」
(やっぱ、強ぇ……、まず体がやべぇ……! ガテンやってたらこんなに変わんのかよ……!?)
キャンバスの上を転がったうえで、抱きつぶされていく。さも格の違いを刷り込んでくるような時間……されど逃げ場はなく、ただシロウの全身全霊の怪力を受け続ける羽目になり、アラトは未だ何もできない悔しさで身を震わせた。
(クソ……、前と同じオチなんざ、絶対に受け入れねぇ……!! 今日こそは、このオッサンをぶちのめすんだよ……っ!!)
だが、まだまだ負ける気などはなく。シロウの細かい擦り傷の多い肌に指を食い込ませ、抵抗を続ける。
堅牢ながら弾力があり、厚い息遣いとともに収縮していくシロウの肉体に包まれながら……、アラトは鼻息荒く、闘志を燃やし続けた。
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jin
2021-02-13 08:52:50 +0000 UTCyukibou
2020-10-29 06:23:53 +0000 UTCyshbs177
2020-10-29 04:03:08 +0000 UTCyukibou
2020-10-28 07:04:15 +0000 UTCyukibou
2020-10-28 07:03:13 +0000 UTCyshbs177
2020-10-28 06:48:11 +0000 UTC