皆様ごきげんようございます。リブユウキです。
ブログ形式での記事公開が出来るシステムを利用して、おもむろに初のイラストメイキングをやってみようと思います。ざっくりと。
特別斬新なテクニックを駆使している…というわけではありませんが、
これからイラストを描こうと思っている方々の参考になれば……と思います。
というわけでこちら
「美脚 in ハイテクスニーカー」
久しぶりに"えっち"ではなく"ちょいセクシーだけどオシャレ感を意識したイラスト"を描いたので、今回はこのイラストを使って解説していきます。
以下、メイキング本編です。
※描画ソフトは基本的にCLIP STUDIO PAINT
後半の加工と調整にPhotoshop 2020を使用しています。
※各画像はクリックでデカくなります。
オリジナルイラストを描く際は、初めにコンセプトを決めます。
大事なのは一番描きたいポイント、つまりウリです。
まずはこれが何なのかを自分の心に問いかけます。
今回のメインテーマは「ハイテクスニーカー+生足」でした。
やっぱりえっちじゃないか。
ここから更にイメージを膨らませたところ、私の中のチャラ男くんがノリノリでした
その結果
「ハッピーかつ破壊的なイメージ」
「ストリートファッション」
「ビビットな色遣い」
等の要素を盛り込めることにしました。
まぁ深く考えなくても描きたいものをテキトウに思い浮かべる感じでOKだと思います。
イメージからラフを起こします。
すぐにまとまることもあれば何日も唸ることもあります(参考にならない)。
躍動的なポーズにしたかったのでそんな感じで構図を考えます。
捻りを加えたボディラインが描きたかったので、そんな感じで描いていきます。
(私の場合、基本的にフェチズムが最優先です)
オーバーサイズのアウターの女の子ってかわいいよな~とか思いながら服装を考えます。
クソデカ萌え袖にしてキョンシーっぽいシルエットにするか~とか思いました。
ラフを描き込みます、パーツを整理しつつディテールを詰めていきます。
ミリタリー由来の服にしたかったので、MA-1をベースに魔改造していきます。
腰が描きたいので着丈を異常に短くして、もこもこ感増やす為にフードを付け、
また袖がクソデカいので、思い切って腕にカーゴパンツを縫い付けたようなデザインにしました。
あと襟から伸びるベルトは止血帯的な発想です。
その他、インナーはボディラインに沿わせる、ホットパンツにする等、己のフェチをブチ込みます。
壁を突き破る構図にしようと思ったので、ついでに瓦礫もちりばめておきます。
世界一ペン入れが汚くて苦手だと自負している私ですが、私なりに頑張って清書します。
キャラ線画
今回は肌の部分は細く、服の部分はタッチを出して太めの線で描いてみました。
理由は肌を塗るのは好きだけど、服部分を塗ってる時にモチベーションがなくなってしまう可能性が高いからです。あらかじめ線画で情報量を増やす作戦です。
この辺の塩梅は完全に各人の好みですね……。
スニーカーは実在する私が好きな靴がモデルです。
後ほど色トレス(わからない場合はググってみてください)するのでパーツ毎にある程度レイヤーを分けます。今回はこんな感じ。
背景線画
パースを付けた枠に沿っていい感じにやります。強弱は結構付けたほうが良い感じです。
合わせるとこんな感じです。
絵に命を吹き込みます。
全体のバランスを意識しながら各パーツの色を決めていきます。
補色や同系色などのデザイン的なテク的なアレを意識しながら、自分が気持ちよくなる感じを探ります。
毎回結構悩みます。僕達ハ色彩ノ迷イ人……†
※ヴィジュアル系になってふざけていたら、塗りこむ前のデータを取っておくのを忘れたのでいきなり塗り終ってます。
塗りこみました。今回はビビットな色遣いにしたかったので全体的に派手派手に……
チャラい感じも欲しかったので思い切ってクソ彩度の高い赤~ピンクで照り返しを入れています。勇気を出して飛べ。
また、この世には質感をいい感じにしてくれる素敵なブラシが沢山出回ってるので、
色々試すと世界が広がって良いです。
ただ個人的に最近は一周回って基本的にただのペンと柔らかめエアブラシの二天一流男気スタイルで塗ることが多いです。
作家性が出るので試行錯誤すると楽しいと思います。
私はレイヤーを沢山分けるタイプじゃないですが、こんくらいのパーツ数だとこれくらいにはなります。
多いか少ないかなんとも言えませんね、個人差がデカすぎる。
最近のトレンドで気に入ってるのが、この瞳のフチをエアブラシでぼかすヤツと白目がまつ毛に浸食してるヤツです。ハイライトはパキっとさせるのがポイント。
もっと使いこなせるようになりたい。力が欲しい。
それから画像下部を見るとわかりますが、飛沫系のブラシでなんかちりばめて、服の質感的なサムシングで画面の情報量を増やしています。
ビビットな色遣いのインパクトを出したかったので、今回あえて背景は塗分けのみでシェーディング(影付け)はしていません。
壁の向こうの空間を宇宙にすることでよりイマドキ感が出る様な気がします。
背景がバリクソ派手な色でキャラがちょっと沈んじゃった気がするのでトーンカーブとかでいじり倒します。
完全に感覚でやっているので、ノウハウもへったくれもないけど「頼む…いい感じになってくれ…!」と祈りながらやりました。
05.加工
ここからPhotoshopを使用していきます。
小細工……なんていうと人聞きが悪いですが、よりいい感じにするためにエフェクティブなテクニックを駆使して試行錯誤しながら手を加えていきます。
レイヤーのRGBチャンネルをずらすことで色収差風の効果を出します。
今回はキャラと背景で別々に弄って画面が単調にならないようにしています。
クリスタでも近い効果を再現することができるので「色収差 イラスト やり方」なんかでググるといい感じのTipsが得られます。
色収差加工したレイヤーを複製し、カラーハーフトーンをかけます。
(フィルター>ピクセレート>カラーハーフトーン)
このパラメータはデフォルトで、数字を色々弄ることで色々出来るみたいです。
私は雰囲気で操作しているので仕組みはよくわかっていませんが、とりあえず試してみます。
色収差したままトーン化してるので、ぱっと見モノクロっぽいのによく見ると色ズレが起きてるという効果がでました。成功です。成功とは。
トーン化したレイヤーを使ってテクスチャにします。
レイヤーモード「カラー比較(暗)」不透明度を8%で合成してみました。
肌の部分はツヤ感と生々しさが欲しいので、その部分はトーン化したレイヤーを消しゴムで削っています。
単純にイラストとしては無くても良いのですが、タイポグラフィ等のデザイン的な装飾を施すことでオシャレ感を狙ってみます。
モチーフとキーワードを絡めてロゴを作りました。
ダサいという声もありそうですが、漢字を入れたデザインが好きなので鋼鉄の意思で入れます。(永遠の中二病なので…)
あとはモードストリートっぽい感じにしたくてY-3とか最近のJULIUS(NILøS)的な感じを意識しました。
出来上がったロゴを配置し、バランスを見ながらトライアングル、バーコード、波形などの意味はないけどカッコイイやつを恥ずかしがらずにブッコみます。
悩みに悩んでトリミングしては配置を見直し、納得できるまでいじり倒します。
この時に細々した部分に加筆を加えていきます。
生み出す作品と対話する気持ちでひたすらに向かい合います。
というわけで初のメイキング記事、いかがだったでしょうか。
参考になったりならなかったりしたかもしれませんが、お楽しみ頂けましたら幸いでございます。
ざっくりと……言いつつも、書き始めたら中々のこのボリューム。
こうして文章にまとめる自分の思考プロセスは私にとっても中々有用かもしれません。
反響あれば今後も時折このような形で記事に残していこうかなと思います。
それではここまで読んでいただきありがとうございました。